2007-12-17 04:55:31

本が好き!プロジェクト第三十一弾レビュー!

テーマ:本が好き!プロジェクト(書評)

秘伝すごい会議

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書評 /ビジネス




 「秘伝すごい会議」 

 私は本書を読後、「潔い凝縮」。

 それが本書の本質だと解釈した。

 効率を極限まで突き詰める現代社会の象徴的な一冊であり、確かにここに記載されている方法を実践すれば、確実に成果は上がると思う。

 ただ、それは過去言われてきた「努力」と「ど根性」

 それと同質の原理ではないだろうか?


 ~正確には、頭脳的努力。頭脳的ど根性ではあるが~


 無論、濡れ手で粟といったお得なことばかりは、人生には転がってはいない。

 しかし、私が本書を読書中「君の努力と根性を見せろや」

 そう背中を突付かれている心地が抜けなかったのだから、よほどのスパルタ式ではないだろうか?

 売り上げが低迷中の企業ならば、必ずやってみるとよいとは思う。

 しかし、常々この会議を継続していくと、人間、ガスが溜まりすぎてパンクしちゃう気がしてしまうのも確か。

 何故ならば人間には、陰陽のバランス。生活と仕事の調和が欠かせぬと思うから。

 効率を上げるために、休日まで会社の企画成功を考えねばならないなら(この会議を実践するなら、確実にそうなると思うゆえ)、溜まったガスは、どこかで爆発する?

 そう思えて、仕方がない。

 理論的に、ここに書かれた理論には、私も同意だ。

 しかし、人間として、自身の動物的本能と、この体が、この効率第一の会議の方向性に、ついていけない感覚を覚えてしまった。

 民主主義の中で行われる会議ではある。が、どこか会社主義を促進させる会議という一面も持っているから、啓蒙感を私は覚えてしまうのだ。

 それはお前、言いすぎだろう。

 確かに、この書評は、私の一面的な意見に過ぎない。

 ただ作家が、読者を恐れ、読者の気持ちを察して物を書くように、私は読者として、本書の持つどこか効率主義的思想の加速感に、違和感を覚えてしまったのは事実だ。

 ただ本を享受するだけの読者なら、そこまでは思わないかもしれない?

 しかし、私が鋭い読者であるのか、そこに気付いてしまった?

 まとめ。

 効率という視点からはスペシャルな一冊!

 ただし、私のように社会の落ちこぼれ人間にしてみると、やや重荷な主張の述べられてある堅い一冊。

 しかし、社運を賭けて再起を図る会社の社長ならば、必読の一冊であることは言うまでもないだろう!

 そう、書物とは、一面だけで評せないものであるから。

 今の私の状況において、さほど必要な秘伝ではなかったものの、(方法論に)貧している会社にとっては、救済をもたらす可能性の高い優れた一冊!

 

 心当たりのある経営者ならば、必読の一冊!(08/12)

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