2007-05-19 01:33:52

本が好き!プロジェクト第十五弾レビュー!

テーマ:本が好き!プロジェクト(書評)

ビジネスの論理―私はいつも限界に向き合い、格闘し、限界を超えて生きてきた。

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書評 /ルポルタージュ




 火のように熱い男という人がいる。


 おそらくは、火の神「アグニ」を守護神に持つ稀有な人物。
 その一人が、本書の著者斎藤博明氏だ。


 斎藤氏の肩書きは、資格専門学校TACの創業者であるが、私は本書を読み、資格専門学校と彼の哲学とは、一つのライン上にあるのではなく、むしろこの経済社会に疑問を抱き、真理を求めてインドへと旅立った若かりし日の氏あってこそ、今日があるのではないかと、膝を打った。


 しかも氏は、東北大学時代に禅を始め、山にこもって断食修行までしたそうだ。
 生死の境まで自身を追い込み、そこで彼は人間として格段に成長したのであろう。


 もしも東洋哲学を素通りして、社長というエリート・コースをたどっていった殿様タイプならば、精神世界の高さは、おそらくはある程度止まりだと思う。


 しかし氏は、自身の中で悟りの境地に達したのではないのか?


 インドへ行き帰国後、今度は正式にインドへ留学する道を選択。


 しかし、そこで大きな障害に遭い、氏は断念するが、その程度の挫折ではこの大人物はへこたれない。


 おそらくは人の何倍も勉強し、自分のルールを死守していく。


 大学時代には、公民館を借りて、塾を経営。
 ベンチャー経営者の魁を行いながら、精神世界をも求め、禅を続けていた斎藤氏。


 一体、この方は、いつ休むのだろう?

 読んでいる方が心配になるぐらい、猛烈に勉強し、働くことを刻んでいる本書は、まさに斎藤博明の奇跡の書だ。


 普通、エネルギーは補給せねば枯渇していく。


 しかし斎藤氏は、若い時分、食費を削り、キャベツ畑のキャベツを見ながら、それがラーメンに入ったらどれだけいいだろうと、想像しながらラーメンを食べて勉強に専念したという。


 無論、貧しい時代にはそういう風景は珍しくはなかったかもしれない。


 しかし、氏はそれらの苦労をその後に活かし、会社社長として大成していったのだから、やはり本物なのではないだろうか?


≪特に、精神力の強さに、私は感銘した≫


 とにかく、斎藤氏の凄さが、どうだ、私は凄いだろう。エッヘンという調子ではなく、私は負けないために努力して、努力して、努力して、頭を使って使って使ってきたと、とにかく努力の凄まじさを読み手に反響させてくれるパワー・ブック!


 企業戦士の中の企業戦士の生き様が、ここにある!

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