2007-05-19 01:08:19

本が好き!プロジェクト第十四弾レビュー!

テーマ:本が好き!プロジェクト(書評)

小さな愛の物語 スンホとリナ
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livedoor BOOKS
書評 /エンタメ・タレント



国一つ違えば文化も相違。


アジアが一つになるのは何時(いつ)のことやら。


しかし、中には、国境を越えて結ばれるカップルも存在する。


私は、土地には土地神がいて、その土地に住む者を守護してくれると考える人間だが、愛が国境を越える場合は、その二人は生まれながらに、異国の者と結ばれるよう運命付けられていた。そんな風にも考えられる人間だ。


本書は、韓国人留学生スンホと、日本人OLリナの国境を越えた愛の物語であるが、これが意外と当たりであった!


まず、留学生スンホが、男気があり、自身のスタンス、考え方など、どこか筋が通っていて、思考も深く、とにかく魅力的なのだ(私の主観ではあるが)。


リナの方は、ちょっとおっちょこちょいで、可愛らしいOLさんという印象だが、この凸凹コンビの生態は、本書を通して観察させていただいているだけでもなかなか面白く、読み応えがあった。


その意図の根幹は、一言でいえば、文化の相違であろうか。


その相違点が、面白味を醸し出しているのだ。


何故なら、文化のギャップを互いが実感した瞬間。目にするもの、聞くもの、その全てにサプライズが発生するからだ。


そう、「発見」が発生する瞬間である!


人間は、国の宗教、思想、伝統、風習などに根ざして、教育され、国民は成人していく。


それゆえに、国の違うパートナーとの恋愛とは、文化の衝突であり、融合に違いないのだ。


時に喧嘩し、時に互いの文化を褒めあい、そして、どうしても納得のいかない点は、互い譲歩していく。


そう、それが国際カップルの生活なのであろう。


今後の二人の愛の行方に、心配もありつつも、その行方を温かく見守ってあげたいと思わせられた、どことなく心が優しくなれる一冊!


スンホ、リナ。


ヒムネラーッ!(頑張れーっ)


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