本が好き!プロジェクト第十二弾レビュー! 「大人の恋」をたしなむマナー
テーマ:本が好き!プロジェクト(書評)
「大人の恋」をたしなむマナー
- OKWave「恋の悩み」サイトのカウンセラーたち (著), 石原 壮一郎 (編集)
- 青春出版社
- 1365円
四十二の質問状。
本書は、Q&Aサイト「OKWave」のカウンセラー達による知的格闘の足跡だ。
迷う恋。ヤバイ恋。不倫。問題の多い相手との付き合い方。
掲示板に記載された人の告白を受けて、熱心に取り組むカウンセラー達の一文一文に、愛。
そして、時には文才を感じた私は、文章とは奥深いものと、再確認した。
そう、確かに思考力あってこそ、アドバイスというものは、できるのだが、やはりそれだけでは何かが足りない。
そこで鍵となってくるのが、文章レトリックだ。
自身の思考を活字にする際、やはり口当たりがよかったり、相手に気付かさせられるような表現、言い回し等を使えるか否かで、相手の心に届く度合いにも差が生じてくる。
そう思うだけに、カウンセラーとは、レトリックの研究にも懸念が無いと、私は察した。
美しい日本語。
心の持ちようで、それは実現されることだろうと思うし、反対に、不純ならば言葉はおろか、行動もやがて荒んでいく。
そこで、心の持ち方に、ある程度、筋を持ってみてはいかがだろう?
さすれば、あなた自身の日本語も美しくなっていく。
そう私は思うのである。
本書の、質問者側以上に、回答者達の言葉を読んでいて、何故だろうか、私の脳裏にそんな言葉が浮かんだ。
人は回答者に回ると、美しい日本語を実践できる法則のようなものが潜んでいるのかもしれない。
最後に、私の胸に留まった回答者達の回答を一部紹介することによって、本書評を終えたい。
ご清聴、ありがとうございました!
今のあなたは、不倫特有のラリ状態で、周りが見えない時期。
不倫は最初は楽しいけれど、孤独や寂しさとの戦い。
中絶した過去を相手に打ち明けたことで、自分はホッとするかもしれません。
でもその分相手の方が背負うことになると思うんです。






