教えられてないからできないなら、きっとできないままだ。 | 石黒ブログ「縁の下の力持ち」

石黒ブログ「縁の下の力持ち」

所属する組織とは一切関係のない、個人が思う所感を気の向くままに記載しています。変わった考え方もあるんだな程度に読んでいただければ幸いです。

石黒です。
毎週木曜日と少し更新しています。




採用をしていると、


「社会保険労務士になりたいので、勉強がしたいです。」という


応募者に会うことがあります。






絶対にダメではないですが、履歴書にこんなことを書いてきた時点で


滅多なことがない限りは落とします。




勉強は自宅でしてほしいからです。


仕事は人の役に立ってお金を稼ぐ場なのです。


勉強をするところではないのです。



確かに実務を行うので、勉強にはなります。


しかし勉強をしたいから仕事をするわけではないのです。




日本では仕事も勉強もなんでもそうなのですが、


学ぶということに対して受動的な人が多いように思います。


新入社員は教えてもらっていないからできない。


公的制度は教えてもらってないからわからない。


確かに複雑ですし、難しいのでわからないのはかまわないと思うのですが、


知りも知ろうとしないで文句ばかり言うのは間違っていると思うのです。




勉強は本来自分でするものなのです。




日本は教育が身近にありすぎて、



ありがたみもなく、



教えてもらうことに慣れてしまっているように感じます。



教育という言葉が一般化してしまっているように思います。



教育では「教える」から「育つ」のです。




あくまでも上から目線で、教える側が主役なのです。



本来は


自ら学び、育たなければいけないと思うのです。







そうは言っても自分で勝手に育てというのは


時代に合っていないような気もしますし、


それぞれのペースに合わせていたら、当社の成長速度にはついてこれないので、


結局は教育するのですが…



しかし本当に伸びる人は自ら学ぶのです。


早く帰っても自分で勉強をするのです。


隙間時間を使って勉強をしているのです。


もし、自分が後発組だとか人よりも才能がないと思うのであれば、


不断の努力によって補うしかないのです。




決して遊ぶな、リフレッシュもするな、という意味ではなく、


遊ぶ時は遊ぶ。


リフレッシュするときはする。


それでいいのですが、


その時も誰かは努力していることを理解して、


いつ逆転するための努力をするのかを意識しながら


全力で遊べばいいと思うのです。





たいてい、自分で勉強する人は遊びに対しても主体的で全力ですが…


そんなこんなでまだまだ人を募集しています。


大変な道のりですが、きっと楽しいはずです。