東員自転車工房の作業日誌

自転車のパーツ取付、オーバーホールなど作業を募集してます。詳しくは東員自転車工房HP→http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html


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えー、前回はディレイラーを洗浄したところでした。


続きは9速XTRのクランク分解だ。
型番でいうとFC-M970になるようだが、専用工具を必要とする。


TL-FC17 アジャストナット工具
TL-FC35 クランク取付工具
アジャストナット工具の方はホローテックタイプでいうところのプラスチックのねじのような役割のものだ。
クランク取付工具はSRAMクランクとかのフィキシングボルトを緩めると当たる板の役割をする。なので取付というより取外しの時に必要となる。
左クランクはフィキシングボルトによる圧入で、左クランクとBBとの隙間にアジャストナットがあって横方向の幅を調節、アジャストナットはネジ締め付けで固定という構造になっている。


4つの突起が付いている方でリングを外す。逆ネジのため右回りで外れる。
これは土などの汚れからネジ山を守るようなものだろうか。

フィキシングボルトが当たる部分は樹脂で滑りやすくなっている。
工具にも示してあるが工具自体は逆ネジでフィキシングボルトは正ネジだ。

アジャストナットはどうなってるんだろうと外してみると、左クランクにネジが付いている。
Qファクターの広いMTBコンポならではの芸当といえよう。
BBは通常のシマノMTB用BBと共通のようだ。スペーサーも左1枚右2枚となっている。
錆のように見えるのはグリスの色で錆ではないのだが、水が結構溜まっている。
いろんな角度にするとどこからか水がポタポタと出てくる。チェーンステーの穴などからエアーで吹き出してみる。


BBが全然回らない感じだったので開けてみるとこれは錆だ。
ディグリーザーを吹いてコンプレッサーエアーで吹き出し、グリスを入れるとまた錆がにじみ出てくる。もう一度吹き出し、再度グリスを入れると何とかスムーズに回るようになった。


クリスキングのヘッドパーツはみっちりと隙間が無いというか、本当に素晴らしいとしか言えない。


FC-M970を取り付ける。
アジャストナットは一旦クランクの方に付けておいて、左クランクを圧入する。
アジャストナットをよく締めて右クランクがピッタリと入っている状態にして一回緩め、軽くピタッと付くところでネジを締めて位置を固定するといいだろう。

Vブレーキを取り付けてシューの交換をするのだが、ついでにスペーサーを入れ替える。
Vブレーキシューは角度を自由に設定できるように4枚のスペーサーをかませてある。
初期状態では幅の広いスペーサーが内側にきているのでアームが大きく広がっている。
ファットタイヤに対応するためだろうけど、フレームより広がっているくらいなので普通は狭めても問題ない。


アームが狭まって少しスマートになったような気がする。


ケーブル類を交換する。
シフトケーブルにはXTRロゴの入ったインジケーターが前後付いている。インジケーターの中身が白くなってほとんど見えなくなっているのでフタを外して綺麗にした。
ここでSP41グリスを塗ってからインジケーターを入れようものなら再び真っ白になってしまうので順番に注意する。
FDはトップスイングでダウンプルなのでくるっと回して止める。
RDは初めて見たがローノーマルだ。無負荷でローに位置し、ワイヤを引くとトップに移動する。
Vブレーキバナナはライナを交換する。ワイヤの末端処理は短く切ってタイラップでアームに固定するか、長めに残して絡ませるかといったところだろう。
Vブレーキはトラベル量が大きく、アジャスターだけでは足りないことがありボルトの所で直接調節するようなイメージがあるので長め派かなあ。


前輪はscottオリジナルで後輪はリッチーのシールドベアリングハブのホイールに交換してある。
前輪は逆イタリアン組で後輪は逆JIS組という珍しい組み方をしている。
後輪はスポークホールがオフセットされており、リムテープからちょっとはみ出たりしている。このままだとずらしても癖が付いていてまた戻ってしまうので、裏返してみるとうまく設置することができた。


チェーンを取り付ける。
チェーン長さはカンパニョーロ式でインナー×トップでプーリーに干渉しない長さにしてみたが、何とアウター×ローに入らない!どうやらRDのトータルキャパシティーが足りていないようだ。
チェーンが短い場合はアウター×ローを使わなければいいが、間違えて入れようとするとグエッとなってダメージを与える可能性があるのでどちらかというと長く余らせる方が安全だ。
ミッシングリンクを外し、ギリギリアウター×ローに入る長さ分だけチェーンを継ぎ足す。


アウター×トップだとだいぶテンションプーリーが後ろ気味、インナー×トップでは完全にタルンタルンである。まあキャパシティーが足りてなくても特に問題はないということだ。


FDはミドルに入れた状態で後ろをトップからローに変速しても干渉しないような位置にして、アウターとインナーの調節ネジを設定すればOKだ。


完成しました。

東員自転車工房http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html



今日新工房の骨組みだけ仮組してみました。
下のブロックをモルタルで固めるために支柱を通しておくのが目的で筋交いなどはなくグニャングニャンだけど凄く進んだような気分だ笑

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