東員自転車工房の作業日誌

自転車のパーツ取付、オーバーホールなど作業を募集してます。詳しくは東員自転車工房HP→http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html


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例の鈴鹿8Hエンデューロ覇者よりホイール組のご依頼、ついでにCANNONDALE CAAD10の不具合を点検調整しました。
しかしこの秋は2位だったようで負けたとか何とか言ってたけど十分あちら側の世界の話でよく分かりません。とにかくこんな一般の兄ちゃんが整備した車両が一流レースのトップ集団で走っているのだから自転車競技って怖いなあとつくづく思います。あ、一般人なりに努力はしておりますよ。


さてこのCAAD10、FDがおかしいのであります。
6800の11Sアルテグラで、ポリマーコートワイヤを固定するためにちょっと複雑な構造になっている。内側から入れて外側に出す感じだ。
それはいいんだけども、アームが倒れすぎていて普通にワイヤを固定するとアームを引っ張ることができないのだ。ケーブルガイドもすでに内側にしてある。
試しに内側にワイヤを固定すると何とか引っ張ることができる。もうちょっとFDが内側に行くかチェーンリングが外側に行くとうまくいきそうなのだが。


タイコが変な所に引っかかっているということもない。


クランクを外してみると、左側にスペーサーが入っていた。これを右側に入れればチェーンリングが外側に寄ってうまくいきそうだ。
後から聞いたことだが、BBは入荷待ちの間に店から借りたものだそうで、このままだとクランクが付けられなかったのでホームセンターの水道コーナーで適当なパッキンを買ってきてはさんだのだそうだ。確かにスピンドルが1インチだからインチ規格の配管関係のパーツは使える事が多い。
一応これで苦し紛れに調整することはでき、BBを正常なものにすれば問題なくなるだろう。


さてもうひとつ、パワータップの手組ホイールがふにゃふにゃでビシッとテンション上げて欲しいというものだ。


確かに一般よりかなり緩めに感じる。スプリンターだからなおさらだろう。


振れ取り台に載せてクイックを締めると、なんだかオーバーロックナットがグニっと潰される感触がする。ん?と思い、外して見てみるとフリーボディー側のオーバーロックナットがパッキンによって外側に押し出されている。


これはもしやと思い、クイックで締めてある状態でセンターゲージを当ててみるとリムがかなり右寄りになってしまっている。つまりオーバーロックナットが押し出された状態でセンターを出してしまっている。
右側を適度に張りそれに合わせたので左側がユルンユルンになっている。
さらにこれはパワータップの特徴なんだけども、フリーに伝わった駆動力は左側でトルクを計測してシェルに伝わる構造になっている(と思う)。なのでパワータップのドライブサイドは実は左側なのであって、その左側がユルンユルンという奇跡的に最悪な状態になってしまっていたのだ。


センターを合わせ張力も調整し、これでかなり改善されただろう。

東員自転車工房http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html 

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