東員自転車工房の作業日誌

自転車のパーツ取付、オーバーホールなど作業を募集してます。詳しくは東員自転車工房HP→http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html


テーマ:
カーボンディープリムを使ってオリジナルホイールを組みました。

F:38mm中華カーボンリム(20H)、Novatec A291SB(20H) ラジアル
R:60mm中華カーボンリム(24H)、Novatec F162SB(32H) 2to1

リムとハブは通販や郵送で送付先を当工房にしてもらって計測、スポーク長を算出してまた送付してもらうという遠隔操作組にて対応した。
送られてきたリムとハブを眺めてああでもないこうでもないとメールでやりとりしながら仕様を決めていくというのはなかなか面白い工程だ。手組ホイールというのはリム、ハブ、スポーク、ニップル、そしてスポークパターンと組み合わせが自由に決められて見た目にも大きいのでとてもオリジナル感が強く魅力的だ。


中華カーボンリムを国内通販を通して送ってもらったものだが、この形・・・FFWDだな笑。
後輪用リムは2to1ができるようにスポークホールが左右に振っていない仕様になっている。
ハブの寸法はNovatecのサイトで見られるようだが、実物があるので実測しよう。
リムのERDを測ろうとニップルを入れると通常の12mmニップルでは頭がギリギリくらいしか出ない。カーボンなので肉厚になっているのだろうか。ニップルは16mmロングニップルとする。

組み方は前輪はラジアルとして、後輪は2to1で考える。
24Hリム×32Hハブを使い、左8本右16本の計24本にするわけだ。
ってこれどうやってスポーク長計算するんだ、と紙面上に絵を描いて三角関数で求めてやろうとアップしていたらこんなサイトを教えてもらった。
http://dl.dropboxusercontent.com/u/2221891/spokecalc/index.html
ここの使い方のヒントというところに、まさに今やろうとしている事が書いてある。すごいな。


これは多分標準っぽい。


これは交差っぷりが少なめな感じだが3本のセットがラジアルっぽく並んでいて綺麗だ。見た感じ、スポークホールPCDが変わらないと駆動力を考えてもそう変わらないような気がするのでこれにしよう。


ほい到着。スポークプレップを塗る。
白いセミエアロスポークで値段はDT aeroliteの1/3ほどらしい。確かに、切り口が錆びてきそうな素材で重量もけっこうある。でも見た目のインパクトがあっていいな。ニップルは赤いアルミロングニップルだ。


リムに矢印が記してある。オフセットしているようなこともなく、自転車は右側が正面だと言うし、何となく矢印を右側に向けて組んでみよう。


前輪はラジアルでこんな感じ。

後輪はやっぱりよく分からなくなったので、またスポーク計算表に数値を入れて図を見ながらスポークを通していく。
右2本が隣り合って間に左1本と変則的になり、まともに組めるのか心配していたが意外とあっさり振れ取りができた。また、従来のオチョコのように右側をパンパンに張って左側ゆるゆるっていうこともなく、むしろ普通のホイールより組みやすいくらいだった。


エアロスポークを張ろうとすると捻じれてくるので止めておかなければならないわけだが、僕はこの樹脂パッド付きプライヤーで支持している。特にこのスポークは塗装が剥がれそうなので、ニップルを回すよりスポークを支持する方が神経を使うくらいだ。このようにしっかりと挟んでいればずれてダメージを与えるということもなくやりやすかった。
ニップル回しは4面支持で安定しているので左手でも簡単に回すことができる。
誰もが言うが、やはりアルミニップルなら4面支持は必須だろう。


次に、32Hハブのオーバーロックナットが黒色で前輪と合わないので赤と入れ替えることができないかやってみる。


非常に簡単な構造のハブだ。

シャフト径、構造、ベアリング規格まで全て違って入れ替えすることはできなかった。


分解したついでにナスカグリスに入れ替える。

試乗OKということでミヤタのチューブラーテープとヴィットリアのコルサも一緒におくってもらった。

チューブラーはセメント式もそうだけど、接着面としては縁の方しか期待できないのでテープはなるべく伸ばさないでリムいっぱいに貼っていくのがコツだ。
このカーボンリムは縫い目の所がへこんでいる。空気を入れれば多少は中心部も接着するかもしれないが、ほとんどは縁だろう。
テープのタイヤ側は端だけ折り曲げて、タイヤを設置してからスライドして抜く。


バルブを延長する。バルブコアを外して延長、延長アダプターにバルブコアを付けるタイプだ。バルブコアが外れないといけないのでラリー等のチューブラータイヤには使えない。


タイヤはCORSA CXで回転方向が決まっている。


ある程度空気を入れ、タイヤの位置を調節してからシートを抜く。


ブレーキシューがカーボン用ではないので後輪だけ試乗してみる。
うーん、まあ特に気になる所はないのでOK。
変則パターンを感じさせない至って普通の仕上がりだ。しなやかな乗り心地は多分タイヤのせいだと思う。
手組の楽しさを存分に堪能した1組でした。

東員自転車工房http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html

AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

タロウ銀輪さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。