東員自転車工房の作業日誌

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第三段、シャマルの分解グリスアップとパーツ洗浄組付けは済んでケーブルとチェーンが届いたのでそれらを組付けよう。
まずはケーブル、カンパニョーロ純正品はケーブルセットという単位でしかなくて、この中にブレーキ及びシフトの一式が入っている。これで一般的に5000円程度で手に入る。意外とシマノのミドルグレードくらいだ。
構造としては一般的なものと同じく、ステンレスのインナーワイヤでブレーキのアウターはコイル状、シフトのアウターは線状で双方樹脂製のチューブが内臓されている。
ここは樹脂×ステンレスの組み合わせになるので、使うグリスとしてはシリコン系となる。と、ちゃんとした自転車屋さんで仕入れて組み付け方まで聞いた。いつも通りシフトはSP41でブレーキはレスポチタンスプレーで組み付ける。
タイコの形状はブレーキがロード用共通で、シフトが小さめだ。

これ、アウターがだいたいの長さで切られていて、ブレーキが前用後用、シフトがレバー~ダウンチューブの2本、RDになっている。切り口が整えられている部分を多く使えるのはいいが失敗できんなあ。インナーワイヤも前後で長さが違うので間違えると届かないことになる。
アウターキャップは金属製のシフト用が4個とシクロクロス向けのブッシュ付きシフト用が1個あるのみで、ブレーキ用は付いてなくてエンドキャップもない。カンパニョーロ様を触るんだからそれくらい持ってるだろ?と言われているようだ。それともハンダ処理が一般的なのだろうか。

ブレーキはレバーを握るとタイコ受けが見える。表裏があるので注意しよう。それより注意するのは、エルゴレバーにアウターを入れる時だ。エルゴレバーの入口が鋭利になっているのでケーブルの表皮がむけてしまいそうだ。そーっと、コツンと当たるまで入れる。シマノみたいにブレーキかけてえーいと嵌めようとすると多分よろしくない。写真は以前付いていたもので、表皮がむけてコイルが見えている。ブレーキかけてヒクヒクするだけでこうなってしまうのだろうか。


リヤブレーキはトップチューブ内臓となっているので、通しておいた針金を連結してインナーワイヤを通す。それでも出口がうまく通らないのでやはりガイドらしきものは一切無いようだ。内臓部はケーブルライナーがあったので、新車時はライナーでも通してあるのだろうか。そういえば、ライナーを通しておくという方法もアリだな。いやむしろこっちの方が断然スマートじゃないか。今度からそうしよう。


ブレーキのアウターキャップは付属していないが、フレームに専用のものが付いているので必要は無かった。ピナレロはカンパを付けるように設計されているのだろう。というかそれ以外の事を考えていないのだろう笑。

シフトは外側の下らへんから通し、上部でハンドルバーの前を通すか後ろを通すか分けることができる。後ろに出して下を這わせてあったので同じようなラインにする。
出てきたケーブルを細い六角レンチ等の棒でグイッと曲げて通す。まだ前側の方が通しやすそうだが、一応後ろに出すのが推奨だと聞いたことがある。でもけっこう無理しているような気がする。
FDへはブリッジの穴を通す。ライナーを交換する。


さて、カンパニョーロ最大の難関、チェーン取り付けだ。
何が難関って、カンパニョーロが絶対にこの工具を使えと言う純正チェーン工具が2万円くらいするのだ。そんなものは買えないので何かいいものはないかと探していたらなかなか良さそうなものを見つけた。

HOZAN C-371 チェーン切り
http://www.hozan.co.jp/cycle/catalog/_chain.html

BMXや一般車・電動アシスト車からシマノ®製HG/IG/UGやカンパニョーロ®製11S用などのスポーツ車まで、市場のほとんどの自転車に使用されているチェーンに対応。
可動式のガイド部を採用し、チェーンの種類ごとに工具の設定を変更することなく、作業が可能です。

だって。値段は1万円と安くはないが、チェーンを固定するガイドが動くのでどんな幅でもいける。シマノの6~11S、一般車、で付属のアダプタを付ければカンパのカシメ作業もできるのでカンパ11Sもいけるわけだ。カンパ10Sはダメなようだけど。
加えて非常にゴツい造りだし、替矢もあるし、その価値はありそうだ。

アテナのチェーンはコーラスと共用となっている。6000円もする。ピンが1個だけ付いている。


ああ、そういえば古いチェーンはシマノのチェーンカッターで抜いた。確かに普通のチェーンに比べると抜けにくいので頑丈なカッターを使う必要がある。
アウタープレートにタグが付いていて、ここでチェーン繋げよ、とか向きだとかの説明書きがしてある。向きというのは、タグが付いてある側からプーリー、カセット、クランクと通していく側だ。何となくタグを付けたままやりたいのでRDを通せず、いつもとは逆向きに通していく。


どうして決まっているのかというと、チェーンは長さを調節するため切る必要がある。その時にピンを抜くわけだが、抜いた所はアウタープレートがグニっとなり、インナープレートは無傷だ。なので、タグが付いた無傷のアウタープレートと無傷のインナープレートを合わせ、そこにピンを差して繋げたいためだ。
そしてピンを差した部分が一番脆いと考えて、クランクから引っ張る場合にアウタープレートの後側の方が広がる向きに力がかかりやすいので、アウタープレートの前側で連結するのがより安全、という考えだ。

インナー×トップを通してチェーンとガイドプーリーとの間が8~15mmとなる所でチェーンを切り、ピンをホイール側から差し込む。


これがかなり固い。頑丈な矢でまっすぐであることを確認しながら押したが、それでも少し不安になるくらいだ。ちなみにカンパ純正工具だと上にピンを通しチェーンをガッチリ固定するので多少は不安が和らぎそうだ。
ピンのガイド部はポキっというよりフサっと取れる。差し込み時に下手するとガイドが取れて700円のピンが一瞬でパアということも容易に考えられる。折れた部分は精巧な造りになっていて、いかにもカシメて下さいという感じだ。


チェーン工具の取っ手のキャップを外すと替矢とアダプターが内臓されている。メイドインジャパンらしいギミックだ。
アダプターでピンが通る穴を塞ぎ、矢でピンの折った部分を押してカシメるというわけだ。
ちなみに純正はここにプレートを入れるというだけで、方法は同じだ。


しかし手放しで褒められるようなものでもない。矢の先端が平面がちであるため、いい具合にカシメられない。やすりで矢の先端を整形して(尖らせて)仕上げた。ちょっと平面で押した部分が残ってあまり綺麗にはいかなかった。


あとはグニグニとして連結部がスムーズに曲るようになればOKだ。


まあしかし、これもローに入れるとスポークギリギリだな。
ローギヤとガイドプーリーの隙間が狭いと思ったら、奥様仕様にする際に29か30Tか大きいローギヤのカセットに変更し、その時にRDも何か対処してあるらしい。何だろう?バネ調節だけではなくRD全体を下に下げるような工作ができるのだろうか。

バーテープを巻いて完成です。
アルミクランクいいっすなあ。



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