東員自転車工房の作業日誌

自転車のパーツ取付、オーバーホールなど作業を募集してます。詳しくは東員自転車工房HP→http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html


テーマ:
2012 CANNONDALE SUPERSIX5 105 オーバーホールです。

フレーム:2012 CANNONDALE SUPERSIX5
コンポ:shimano 105 5700
ホイール:MAVIC R-SYS

今回はお預かりではなく、久々に最初から最後までご一緒してオーバーホールするプランだ。
普段から時間はあまり気にしない性格なのだが、この方式は1日で終わりたいというのもあり多少は気にしているところもある。
だいたい9時に来てもらってご挨拶、雑談、点検、バラし、洗浄、くらいで昼、そこからハブ、洗浄続き、組付けってやると17~18時くらい、結構いい時間になる。これがなかなか、今日は凄く早くできたなって記憶がない。おかしいなー15時くらいに終わるような感覚なんだけど。見積もりがどんぶり勘定すぎるんだろうな笑。おかげでどれだけ上達してもこれだけは時間がかかるという限界のようなものが見えてきたような気がする。やってる事は同じだもんねー。

いやしかし自転車乗りと一緒に自転車をバラしているというシチュエーションで話に夢中になってしまっていることは否定できないわけで、このオーナーもご多分に漏れず謎すぎる人物で絶対に何かしら余計に時間がかかっていたはずだ。だってさー、maruveloのメンバーからの噂によると五十過ぎで自転車歴2年でこないだの鈴鹿の2Hサイクルマラソンで2人チームで16位だっていうからどんな人だと思ったら年相応の立派なおじさまでゆっくりした動きで穏やかな口調で、まあ何というか全然速そうじゃないのよ笑。一体この自転車が何を引き出しているのか、不思議でしようがない。
自転車はメタボ対策がきっかけで始められて、通勤等で使い始めて90kgあった体重はみるみると60kg台に、長身なのでこの体重は凄い。元々エネルギーを蓄積するキャパシティーは大きかったのだから瞬発力、持久力が濃縮され人並み外れているとしてもおかしくはない。なおかつ今じゃ通勤が楽しくて仕事しに行ってるのか自転車乗りに行ってるのか分からないという自転車依存症に特有の症状が出てしまっているようで、いずれにせよ病気は免れなかったのかな、と僕は同情することしかできずただ無力感に打ちひしがれるしかなかったのである。

ハッ!すいませんcannondaleに興味のある方はここからどうぞ!
そんなわけで写真を見返すといきなりバラされています。


supersixはどういう位置付けかはよく分からないけど、フルカーボンフレームで105完成車が25万円ほどの相場のモデルのようだ。パーツでコストを落としてミドルグレードに食い込ませている印象で、フレームが潜在能力を持っていそうだ。こういったモデルはきちんとパーツの効果を引き出してくれるのでカスタムして育てる楽しみもありそう。皮肉にも病気と付き合っていく上で最適な相棒を選んでしまったとも言える。

BBはお得意のBB30で、FSAのBB30専用アルミクランクとなっている。ベアリングはCリングで留めてそこまで圧入されているものだ。今回はまだ問題なかったが、このベアリングは太径スピンドルの強大な力を受けているので痛みやすい部分だ。クランクはSRAMと同じく圧入具合で幅が決まるタイプとなっている。なのでBBにゴニョゴニョと力がかかって幅が潰れたりするとクランクをしっかり保持できなくなり、よく報告されている異音等の原因になっていそうだなあという気がする。SRAMでBBを交換したらすんなりと治ったりしたことがあったので、BB30なら特にベアリングを怪しむべきかもしれない。目立った不具合なくても1万kmくらいで交換した方がいいんじゃないかなあ。このへんメーカー推奨期間とかないだろうか。


ヘッドのベアリングは錆のような跡が付いている。動きは問題なし。


STIレバーのレバー部が結構錆びている。あまりここが錆びているのは見たことがない。ディグリーザーを付けてワイヤブラシでこすると割ときれいになった。ステムのボルトも錆び始めていたのでワイヤブラシでこする。ディグリーザーで小さいパーツを洗浄するような作業は挟む部分がプラスチックのプライヤーを使うようになった。これなら軍手をしたまま細かい作業ができるので怪我防止にもなるし、暑さに対しては(これは9/7真夏の作業)ゴム手袋よりはマシだ。それに意外にも素手でやるよりプライヤー使った方が扱いやすい。


クランクは左側がフィキシングボルトで圧入されており、フィキシングボルトを緩めれば外れるようになっている。以前締めすぎて破断してしまったやつだ。締めすぎてっていってもそんなに締めてないけど。恐る恐る、しかしクランクなので出来るだけ強く締める。左側に波型ワッシャを挟む。


R-SYSは後輪ハブ軸がかなり緩んでいて後輪全体がグラグラするほどだった。分解してみたがベアリング、軸ともに異常はなくて良かった。コスミックのハブと構造は同じだがシールドベアリングの規格は後輪左側が違うようだ。R-SYSの方が小さいものを使っている。


あっ、写真がここで終わってる。完成の写真が無いなんて前代未聞だ笑。
チェーンは伸びチェッカーが完全にはまる(伸びていないと引っかかる)ほど伸びていた。新品を用意して頂いていたので交換する。ミッシングリンクも用意していたので使おうと思ったが、全然はまらない。ひとりがリヤブレーキを思い切りかけてひとりがクランクに荷重して引っ張ってもはまらない。外すプライヤーはあるが、開く方に力を加えるものがなく、仕方なくピンで接続した。後で調べてみると、最近のものは取り付け、外し兼用になっているようだ。ミッシングリンクも外れにくいようになったのかもしれない。

ケーブル取り付けに関しては、シフトのアウター受けに調節機能が無いので中間にアジャスターを挟むくらいで外装の取り回しなので特に変わったところはない。アジャスターは以前付いていたものを再利用した。

怒涛のオーバーホールラッシュでbc-9にディグリーザーにビニールテープまでもギリギリの状態だった。この在庫はよく管理しておかなくては。

バーテープを巻いて完成しました。写真はご本人のLEGON日記より拝借するとしましょう。
2日後に開田高原-高山-郡上八幡と回ったようです。こんな五十過ぎオヤジになれたらいいなあ。



東員自転車工房http://toincyclefactory.web.fc2.com/

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