東員自転車工房の作業日誌

自転車のパーツ取付、オーバーホールなど作業を募集してます。詳しくは東員自転車工房HP→http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html


テーマ:
KUOTA KEBEL 2012 オーバーホールです。
今回はコンポ換装、しかもULTEGRA 6800シリーズへの変更も同時に行う。
話題の新作をこんなに早く触ることができるなんて嬉しい限りであります。

フレーム:KUOTA KEBEL 2012
コンポ:105 5700→ultegra 6800
ホイール:WH-7900-C50-CL 、EASTON EA90

6800といえば11速化、それに対しホイールは2組とも10速仕様であり、事前にパーツ選定について相談を行った。
EASTONはシマノ11速対応のフリーボディーを出している。
Cassette-Body-R4 シマノ11s用フリーボディ(サイクルベースあさひ)
EA90、EC90に使えるとのことだ。
問題はWH-7900-C50-CLだ。これも9000のフリーボディーを7900ハブに付ければいけるんじゃないかと思ったが、どうやら取り付け部の形状が全く違うらしい。シマノ以外はほぼ対応してあげているというのに本家がこれじゃあなあ。
しかし救世主は現れた。
RECON(レーコン)シマノ11速カセットスプロケット
10速フリーボディーに11枚ねじ込むという男前なカセットであります。
値段が凄いし一体どこで取り扱っているのかも不明だけど気合で入手して頂きました。


施工前の状態。控えめなモノクロカラーながら戦闘的な形状がディープリムホイールにお似合いであります。こういうフレームはパーツのカラーアクセントが際立って楽しめるのでいいですねー。
ケーブルはブレーキ、シフトとも内装だが、BB下にフタが付いていてガバっと開けることができる。これのおかげで電動の内装も使えるらしい。しかしブレーキの方はライナーが無いのでちょっとやりにくい。

シートクランプは従来のフレームを締めこむものではなく、シートポストにクランプを固定することで落ち込まないようにしているようだ。翼断面形状で縦剛性はかなり強いので確かに有効な手段といえる。BMCの斜ウスにもビビったが色々考えるなあ。


BBは68mmJIS規格でアルミシェルが埋め込まれている。このネジ部は乗り込むごとに黒くなっていくが、これは外から来たものではなく材料同士が擦れ合って削れた金属粉だろうと思う。40~50Nmもの高トルクで付けられてペダリングの度にいじめられているんだから自転車の中でも最もタマラナイ部分だろう。こういう所を見ることができるのもオーバーホールの醍醐味と言えよう。


ヘッド部は異径コラムで下側が大きいベアリングになっている。


ヘッドベアリング受け部は写真ではアルミっぽく見えるけど確かカーボン素地だったと思う。



6800シリーズ御開帳。右下がレーコンのカセットだ。ultegra11SカセットはEASTONに付ける。


BBが一回り小さくなっている。付属のアダプターを介すことで従来の工具で締め付けを行うことができる。


4アームクランク


ブレーキこれ9000と同じ左右対称のやつだ。一応ダブルピボットらしいけど動きが複雑すぎてどこがピボットなのか分からない笑。


5700に比べると少しアームが短いようだ。アウターの長さも僅かに長くなる。っとそういえばカーボンハンドルに変更だった。ケーブル長は更新だ。ハンドル角、STIレバー位置を調整するため仮にホイールを付ける。


まっ、こんなもんかな。いえいえ前付いていたステム、ハンドルに出来るだけ近づけた位置になっております。ここはなかなか好みが激しい部分でもあるからなるべくならいじりたくない。でもアナトミックから丸ハンドルなのでブラケットの位置が同じようにはならない。
僕はブレーキレバーが地面と垂直になるくらいが好みなので試しにそうしてみたらやはりダントツにかっこいい。結局は僕好みにしてしまいましたすいません笑。丸ハンだと少し位置が下がるうえ、ステムも角度がきついのに変更したのでけっこうブラケット位置が下がったかもしれない。

ここでいつもならケーブル張りになるが、ホイールの11速化が気になるので先にホイールのオーバーホールを行う。まずはWH-7900-C50-CLから。


7900ハブは以前やったばかりなので写真のみで割愛。


なかなか使い込んだ感はあるがパーツとしては無傷だ。こんなにいいハブを作っておいて11速になったら使えないなんてもったいない話だ。
ではレーコンのカセットを取り付けてみましょう。


驚くべきことにアルミを削りだして作っている。REDのアルミバージョンだ。そしておもちゃみたいに軽い。怪しい金色も相まってプラスチックにメッキしたような触感だ。


薄いスペーサーが付属している。シマノのロングフリーボディーにはこれを入れろと書いてある。ロックリングのネジ部が10Sのものより少し長いような気がする。


完成。すごい色だな。
次はEASTON EA90いきます。


これはシールドベアリングだ。六角レンチで軸を固定して17mmハブスパナでオーバーロックナットの当たり具合を調節する。このネジ部に緩み止めが塗ってあって、当たりを調節した部分で動かないようにしているのでむやみに開けたりしない方がいい。


フリーボディーを外し11速対応フリーボディーに交換する。EASTONのフリーボディーロックナットは正ねじだった。両方に六角レンチを差し左回りで外れる。


形状としてはカンパ系と同じだ。


このフリーボディーは11Sに対応しているが、10S他も使えるようだ。2mm程度のスペーサーを外すと11Sになる。


9000もそうだったけどCS-6800もスパイダーアームがカーボンだ。これ、1枚抜いてロースペーサーを2枚入れれば10速カセットとして使えるらしいから、その「理由づけ」くらいにはなりそうだな。
ホイールの11速化が成功して安心したところでケーブルを張ってみよう。
何とインナーケーブルが茶色い。まさかと思ったがやはりポリマーコートのようだ。9000になって最も変わったのはインナーケーブルと言われるほど改良されており、滑りすぎて旧コンポでの使用はできないとされているほどだ。確かに、FDやRDのケーブル固定部が9000みたいにややこしい感じになっている。


アウターケーブルは変わらないようだ。SP41と表記されているものは、だいたいロゴの所にSP41グリスが封入してある。グリスを持っていなくてもこのロゴの方から入れればグリスが塗られるというわけだ。ポリマーコートがしてあるとはいえグリスは塗ってくださいということだな。


装着時にケーブルにストレスがかからないよう、外側から内側にまっすぐ入れるようになっている。どれだけケーブルに気合入れてるんだと思うがそれ以上に9000と6800の違いがほとんど無いのに驚愕。


内装ケーブルは開口部から2本出るわけだが、フロントとリアを間違えないのはもちろん、中でねじれていないかも確認する。引っ張ると手応えで分かる。


チェーンを張る前にホイールを取り付けてRDの稼働範囲を調節する。トップ側は変わらず、ギア板厚も変わらないらしい、ということはそのままローが1枚増えたということか。ガイドプーリーをローの下に持ってくるともうスポークギリギリである。試しに調節ネジを緩めてみたらすぐスポークに当たってしまった。これは怖い。
よく分からず調節ネジをいじってしまったり、あと右側に倒してエンドが内側に曲った場合、RDが後輪に巻き込まれて後輪はおろか下手するとエンドを伝ってフレームも逝ってしまうような気がするんだが。
10速の時も十分危ないと思っていたが、どうやら内側に侵入した幅は1.85mmということだ。ここの1.85mmは大きい。

あっ、上の写真もうチェーン付いてますね。
トップ


レーコンのカセットも全く調節なしではまった。


バーテープを巻いて


完成しました。


この日(8/10)は3時に起きて犬の散歩してボーっとして5時ごろ作業を始めて15時にお渡し、自転車で天白区のスタジオに移動して18時からバンド練習という1日でした。

東員自転車工房http://toincyclefactory.web.fc2.com/

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