東員自転車工房の作業日誌

自転車のパーツ取付、オーバーホールなど作業を募集してます。詳しくは東員自転車工房HP→http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html


テーマ:
フルクラムレーシング3 2-Way Fit オーバーホールです。

今回は遠方からのご依頼で、段ボールに梱包して郵送、作業を行い着払いで返送という手段を使わせて頂きました。
余裕で工賃より送料の方が高くついちゃってるんだけどいいのかな?私の方はこれだけ実戦作業が経験できれば工具を仕入れる資金くらいで大満足であります。
しかし正体は一端のサラリーマン、過信は禁物ですぞ。ある意味需要と供給がバランスとれてるというか笑。

まずは全体を触ってみると、スポークは完組らしくかなりの張力で張られている。後輪が2to1、前輪はラジアルでチューブレス対応リムの割に軽く仕上がっている印象だ。
ハブ軸をコロコロしてみると滑らかさがあり痛みはない模様。しかし後輪の軸が少しガタガタする。うむむ。この構造のハブはいくつか見てきているけど、ざっと半数くらいはガタついていたような気がする。これはほぼ確実に玉当たり調節ナットの固定力が弱いと言えると思う。
コストを抑えて性能を維持したいのなら、ここはやはり共締めナットが一番だろう。コスト無視ならデュラエースの構造だな。このへんの自由度が小さいのが完組の難点だ。

まあしかし心配は御無用だ。ここの調節はバラさなくてもすぐできる。


この小さいネジを緩めて黒い調節ナットを回し、また小さいネジを締めるだけだ。
これ、はじめもの凄い強さでネジが締まっていたけど当たっちゃってるから調節ナット自体は締まってないんだよね。ちょっと隙間を開けたら今度は締めすぎて壊してしまいそうだ。色々考えてこの形に収まったのだろう。

いつものように分解していきましょう。
フリーボディーを固定するネジを緩める。逆ネジなので右回りで緩む。17mmハブスパナを使用。反対側は5mm六角レンチで押さえる。


フリーボディーが外れる。これ分解時とは思えないほどグリスが綺麗。


左側オーバーロックナットを外す。こちらは正ねじ。かなり強く締まっている場合が多い。左回りで緩むので思い切りよく。


小さいネジを緩めて黒い玉当たり調節ナットを外す。


左側のシムと玉押しを外すとフリーボディー側からシャフトを抜くことができる。
白いパッキンの奥にリテーナー付きのボールがある。これはボールも受けもステンレス製だ。



デュラエースグリスっぽい色だ。全くもって痛みなし、程度は上々だ。レスポチタングリスを封入して元に戻す。このグリスも在庫が半分くらいになってきたから次はジャバラのでも使ってみようかなあ。


フロントはカンパバターが使われていた。こちらも程度は良く回転が軽い。
シャフトの向きは一応後輪と合わせて左側に調節ナットがくるようにしている。


フルクラムは正面から見て字が読める向きにロゴが付いている。シマノとは逆だ。


そうそう、フロントはベアリングの奥にグリス止めみたいなプラスチックのスリーブが入っているのでこれも外して古いグリスを拭い取った。取り付け向きは外側に向かって出る方向だ。

タイヤを外してセンターゲージをあてる。


ビッタシだ。振れも無いと言える範囲だがちょっとだけ調節した。ニップルはパークツールの0番、DT swissと同じようだ。フロントも同様。

できました。チューブレスタイヤもいいですよ。パンク修理もできるし、走りも経済面も高い次元で両立していると思います。



東員自転車工房http://toincyclefactory.web.fc2.com/

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