東員自転車工房の作業日誌

自転車のパーツ取付、オーバーホールなど作業を募集してます。詳しくは東員自転車工房HP→http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html


テーマ:
cannondale synapse オーバーホールのご依頼です。
今度は町内!
7700のデュラエースハブの手組ホイール前後と7801SLホイール前後計4輪付き。こんなにデュラハブに囲まれるのは初めてだ。
オーバーホールは置いといてFH-7700から順にいきましょう。


もう7700になるとアルミの質感や表面処理が現代のものと見分けが付かない。それでいてこのフランジの細さ、芸術品と呼ぶにふさわしい逸品である。
構造は一般的なカップ&コーンベアリングハブと同じで、まずは左側の共締めナットを外す。
ここが13mmと14mmになっていて、同種類のハブスパナを2個用意する必要がなくなかなか気が利いている。
玉押しのキャップとフランジの間は精巧なトラップがあり、組み付ける時にここをグリスで埋めればほぼ浸水はない。防水性の低いハブは中身がグリスでいっぱいになっているものだが、デュラエースになるとこのトラップ部とベアリングにグリスを塗るだけで十分だ。
キャップを抜くと右側からシャフトを抜くことができるので、途中まで抜き左側のボールをピンセット等でつまみだし、右側のボールはシャフトを抜いてウエスの上にバラバラと落とす。
分解前でも回転は非常に良かったが、右側はけっこう茶色くなっていた。色からしてデュラエースグリスだと推測される。


左側の黒いブッシュ(フロントは両方)やフリーボディーのカバーは外すことで掃除がしやすくなる。これははめ込んであるだけだ。しかしフリーボディー側の防水性は未だに改善されないなあ。カセット付けたままスプレー吹いたりディグリーザーでガシガシやったりする人もいるだろうからもうちょっと頑張ってほしいところなんだけども。
フリーボディーは10mmか12mmあたりの六角レンチで外す。これ分解したいんだけど、ベアリングプーラーがあったらできるだろうか。と思いながら元に戻す。

ボール、玉あたり面ともに異常なし。レスポチタングリスを封入し元に戻す。


「リアの変速がうまくいかない」とのことで、何だろうと思っていたらロースペーサー(10速カセットに付いているリング)が入ってなかった。かたや7801SLにも入っていない。
このロースペーサーは10速専用フリーボディーの場合のみいらないというものであり、10速専用フリーというのは78世代のデュラハブに限る。なので7801SLの場合は正当な位置なのに7700の場合は少し内側になってしまい、ホイールを交換するとリア変速がうまくいかなくなるというわけだ。
僕は7801SLとFH-7800を使っていてロースペーサーは余っているのでそれを付けておいた。これでOKだ。


軸を回してみると、うーんあまり変わらん。デュラハブはあまりに精度がいいのでこんなもんです。


東員自転車工房 http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html   


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

タロウ銀輪さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。