東員自転車工房の作業日誌

自転車のパーツ取付、オーバーホールなど作業を募集してます。詳しくは東員自転車工房HP→http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html


テーマ:
ルイガノのアルミエントリーモデル、LGS-CTRのオーバーホールです。
けっこう凝った造形をしたアルミフレームにカーボンフォーク、コンポはティアグラ、A-CLASSのホイールで完成車10万円ちょいのものだろうか。この業界ではエントリーモデル、いわゆる初級者用と呼ばれるものだが一般的に見れば10万円もするものなのでやはりそれなりにいい造りをしてます。
ティアグラや105、あと安いカップ&コーンベアリングのホイールなんかはオーバーホールすると見違えるように動きが良くなるので僕は好きだな。使えばちゃんとへたれるし。デュラエースなんかはガンガン使っても全くへたれないからさらにガンガン酷使するしかないという悪循環笑。デュラエースをへたれさせた時の達成感は格別だけども。
所有者は学生さん。ブレーキキャリパーをティアグラに変更したり、フロントのみTIOGAの船付シューにしてあったり、チェーンがCN-7701だったりと非常に好ましいパーツ変更がオッサン心をくすぐります。4000Sを買い与えたくてソワソワしてくる。買い与えないんだけど。

さて、今週末は他の用事が重なっていて多忙だったので間の時間をうまく使っての作業となった。24日(金)の深夜に分解洗浄作業を行う。夜の作業のためにイヤーLEDライトを導入してみたが、これがとても好感触。細かい所を覗き込むことが多い自転車の整備では重宝する。日中でも有効だろう。これで東員自転車工房の24時間営業態勢が整った。
フレームはいっちょまえにブレーキケーブル内臓式となっている。しかし出口の穴が大きくなっていて、ピンセットでつまめるくらいなので簡単だ。ただしピンセットは必要。カップをつけて穴を塞ぐ。
4500系の9Sティアグラはクランクが中空のホローテックではないのでなかなか重い。中空でないならクラシカルな細いクランクにすればいいのにねえ。無理矢理上級モデルと同じデザインにしているので無駄に重くなっている印象。上級モデルのクランクが踏襲されるほどのデザインセンスがあるのかという問題は98%くらいの人が感じていることではあるのだが笑
BBはホローテックと呼べばいいのかどうかだけどそんな構造、外観や感触はデュラエースのものと見分けはつかない。シマノのこの構造は軽量性、剛性に関してのCP高し。ホローテックの105やSLXがベストバランスだと思う。ティアグラはディレイラーやキャリパーも優秀ですなあ。洗浄していても楽しい。
フレームは組んだショップがやったのか、出荷状態でそうなのか、BBのフェイシングがしてあった。エントリーモデルながら手厚いサービスだ。
ペダルがめちゃくちゃ固かった。15mmペダルレンチが使えたのでまだ良かったが、それでもかなり苦労した。ネジ部が茶色くさびている。ディグリーザーで洗浄。
チェーンリングボルトを外そうとしたら緩んでいて、よく見ると1個ない。裏をペグスパナで止めて六角レンチで締めるやつなのでやりにくいやつだ。次の日に自転車屋で捜索することにする。
フレームやフォークをフィニッシュラインのShowroom Polish & Protectantで磨き、洗浄したパーツ類はダンボール箱に入れ、フレーム、ホイール、箱の状態にして一旦終了。
土曜日、実家の関に移動するついでにフクイサイクルに寄る。BC-9とボトルのディグリーザーを仕入れ、あとはルイガノ用のケーブル類を揃える。白いフレームに黒いカーボンフォークでちょっとモサい感じなので黄緑を入れるといいよと口車に乗せて切り売りの黄緑のアウターケーブルを選択。インナーワイヤは束売りの1本250円のものにした。ブレーキ用の金属キャップを2個、シフト用の樹脂キャップを6個、これで3360円だ。デュラエースのセットより随分安いうえカスタム感満載だねえ。楽しくなってきた。
チェーンリングボルトはバラ売りがなく、在庫はデュラエースの2400円もするものしかなかったので他の自転車屋に見に行くことにした。バーテープはこの前僕が巻いたばかりなのでなんとかそのまま使ってみよう。
名岐バイパスで岐阜入りし、鵜飼大橋を渡り岐阜のVELOへ。久しぶりだ。大学生の時にバイトした金で初めて自分の自転車を買った店。ふるさとのような所だ。相変わらず岐阜とは思えない品揃えをしている。ビアンキ多し。フクイでもそうだったけど、ビアンキ完成車は大人気だなあ。ここでスギノのボルトを発見。いい在庫してるね。ここで無かったらアクタミサイクルが最後だったので良かった。こういうパーツってバラ売りしてそうに思えるけど、よくよく考えればチェーンリングボルトだけ買う人なんてそんなにいるわけないからバラ売りなんてしないわな。スモールパーツ取り寄せにならなかっただけラッキーだ。本日は一旦終了。
日曜日、朝にハブ分解から再開する。ティアグラのカセットはロー5枚ほどが一体となっている。僕はよくチェーン交換をするので同時にカセットも交換するのだが、19Tを多用するようにしているので数百円程度の19Tを1枚取り寄せるだけでいい。なぜ19Tなのかというと、105のカセットはロー3枚がスパイダーアームで高価、4枚目から1枚ずつで安価だからだ。向かい風であろうと速攻でインナーに落とし、意地でもロー3枚は使わないぜ笑。なのでCS-4500でケチるのは無理がある。その前に9Sのスモールパーツはほぼ絶版状態なので初期投資はかかるがCS-7700にするのがいいだろう。
A-CLASSのホイールはシールドベアリングとなっている。六角レンチでイモネジを緩めオーバーロックナットがわりのスペーサーを外す。どうなっているのか、軸は抜けないのでそのままシールドをはがす。リテーナーが取れないので、その上からレスポチタングリスを盛り、チタンスプレーでぐちゃぐちゃにして何とか奥に浸透させる。動作は問題なかったが、これで幾分か防水性は増したのでもう少し長く使えるだろう。リアは同じ構造だがイモネジを緩めても抜けない。綺麗にしてパッキン周りにデュラエースグリスを塗る。全体をテフロンコートで磨く。
あとは組み付けだ。フォーク、ホイール、BB、クランク、ブレーキ、FD、RD、ケーブル、チェーンの順で組み付けていく。ティアグラは調整が素直でやりやすい。黄緑のケーブルで爽やかになった。キャットアイのワイヤードスピード&ケイデンスメーターを取り付ける。ダウンチューブに3本もタイラップで留めていたのでちょっと工夫してみる。センサーをチェーンステイに付け、BB後ろのハンガーで配線を固定。ピーンと張ってシフトのアウター受けで固定。ダウンチューブのまんなからへんで、ビニールテープを配線に巻き、シフトワイヤに緩く回す。配線がシフトワイヤから離れず、かつシフトワイヤは自由に動くのでこれで配線が暴れるようなことはない。これでダウンチューブのタイラップはなくなり、まるでワイヤレスのようだ。付属品のネジが錆びていたので錆び取り剤できれいにしてみる。これで完成だ。
ちょっと乗ってみた。自分で言うのもなんだけど僕が調整したディレイラーっていい動きするなあ。フロントがうまく決まると気持ちいいね。まあケーブル交換すりゃ当然だけど笑。そんなわけで合間を縫って行ったオーバーホールでした。工具、ケミカル全て揃えても自転車に載せられる程度にしておくといつでもどこでも工房にすることができるので忙しいサラリーマンとしてはなかなか理想に近い態勢となっているのではないだろうか。これも自転車というものが人間サイズにできているからなのかもしれない。

東員自転車工房http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html      

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

タロウ銀輪さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。