東員自転車工房の作業日誌

自転車のパーツ取付、オーバーホールなど作業を募集してます。詳しくは東員自転車工房HP→http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html


テーマ:
BMC RaceMaster SLX01 2010
SRAM RED 初代
WH-7850-C24-CL

オーバーホールのご依頼です!ありがとうございます!
依頼主はLEGON仲間のJimmyBさん。
いやはや、鶴見辰吾御方には何らかの形でお礼をしなくてはならんなあ。
色々な自転車をいじることができ嬉しい限りであります。

はじめに言っておくと、組み付けにかなり苦戦した。
シフトケーブルのフレーム内臓部と、SRAM REDの全部笑
フレーム内臓用に釣り糸でも用意しとかないかんなあ。
SRAMは、システムがブッとんでいるため常人の頭で理解するのに時間がかかった。でもようやく理解したので次からは大丈夫でしょう。


今回は双方の休日が合わないためお預かりの作業となった。
チェーンを洗って外し、バーテープを剥がし、ケーブルを抜き、ディレイラーを外し、ブレーキを外し、クランクを抜き、BBを外し、ホイールを外し、ステムを外してフォークを抜く。
BMCはBB強度に重点を置き、ダウンチューブ、シートチューブ、チェーンステイがアルミとなっていて、ヘッドチューブ、トップチューブ、シートステイ、フォークがカーボン。それにしても軽い。
シートポストはスレッドステムみたいにウスがついていて、サドル下のボルトを緩めると解除される仕組みとなっている。固着していて引っ張っても抜けないので、ちょっとサドルを叩いてやると動く。ゴムの蓋が付いているけどけっこう水が入るらしく、ビニールテープでさらに防水加工されていた。

フォークの固定はマルチプレッシャープラグのように見えるが、トップキャップを緩めても抜けない。トップキャップを外して中を見てみると、六角レンチで回せるようになっている。ほほう、カーボン用スターファングルナットのようなものだな。これはいい考えだ。これは通常時に緩めるとストーンと下に落ちてしまうので、外す時はフォークだけにした方がいい。外す必要はないけど、面白い機構だったので外してみた。フォークは異径ヘッドのフルカーボンコラムでこれも超軽量だ。ストレートのブレード状で3Tみたいでかっこいい。



REDクランクは左側を8mm六角レンチで緩める。オクタリンクみたいだな。てことは、圧入・・・されているのか?BBを挟んで圧入していき、適正トルクを確保しつつガタがなくBBベアリングに負荷がかからない絶妙な位置で圧入を止めるというわけかな?そうかな?まあ、そうだな笑
BBシェル幅は68mmとか70mmで決まっているとはいえ、自社でコントロールできない寸法をシビアに使ってくるあたりさすがの心意気である。合わなかったらてめえのフレームが公差範囲外で悪いということだ。
受け取り時にクランクのガタがかすかに感じられたのでお預かりしたBBに交換しようとしていたが、セラミックベアリングのBBは全く問題なく、恐らくは圧入具合によるものなのでBBの交換はせず、BBのグリスアップにしておいた。どうやら説明書には、1000kmごとにBBのグリスを補充してくださいとあるらしい。確かにシール性は無さそうな構造だが、JimmyBさんの走行をもってしてもまだグリスは残っていたので1000kmは言いすぎだろう。組み付けの時のことだが、左クランクの圧入ってものすごいトルクをかけたんだけどあのトルクを1000kmごとにかけるのかな?そうかな?まあ、そうだな笑
しかしそれでもやはり、SRAM REDはかっけーのでアリです。



全バラが済んだらWH-7850-C24-CLのグリスアップだ。
アルミ、カーボンコンポジットで重量は前後で1380g。78世代なので僕の7801SLとハブは同じだと思っていたら全然違っていた。シャフトの美しさや共締めナットは同じだが、大きく違うのはフリーボディが分解できないところ。先日分解したXTと同じく、フリーボディーはカセット式で動きが悪くなったらごそっと取り替えるしかない。しかもちょっと回りが重いような気がする。デュラにしてはラチェット音が大きいし。12mm程度の六角レンチで外したが、水の浸入を防ぐためにグリスを塗った程度で戻すしかなかった。ベアリングにはレスポチタングリスを封入して組み付けた。



パーツを洗浄して組み付けにはいる。フォークを差しハンドルを付け、このタイミングでリアブレーキを付けるといい。ナットが回しにくいのでキャリパーを回す感じだ。それからホイールを付け、BB、クランクを取り付ける。クランクは30cmくらいのレンチを使って思い切り締めこむが、それでも少しガタがある。さらによいとこらせとトルクをかけるとようやくガタがなくなった。回転もスムーズ。
チェーンリングに合わせてFDを取り付け、RDも付ける。さてシフトワイヤでも通そっかなフンフンフン♪しかしフンフンフンでは通りません。ここが通しにくいとは聞いていたが、あまりにも通らないのでまたクランクとBBを外し、BBからライトで覗きながらピンセットでワイヤをつかまえて穴があるはずのところに通す。リア側はそれもめんどくさくなったので地道に何度もトントンして何とか通した。ちょっと出口にテーパーかけといてくれたらいいだけなのになあ。中には確実に不可能なのもあるので内蔵ものは糸が必須のようだ。ブレーキはガイドあり。

シフトワイヤを張り、ブレーキワイヤを張り、チェーンを張る前にディレイラーの動きを確認してみる。ようやくダブルタップにも慣れてきてブレーキレバーを倒そうとすることがなくなった笑
FDは稼動範囲が大きく、調節ネジを緩めていけばどこまでも動いていく。ワイヤは少し張り気味じゃないとアウターに移動しないので、調節ネジを緩めてからワイヤを固定し、調節ネジを締めるというのを何度か繰り返しニュートラル位置を決める。リアも同じくニュートラル位置を決めてローのほうに移動していくと、何故か11Sまで行ってしまう。早くも次世代11Sに対応か?と思いきや、スポークに当たっているのでそれはありえない。いろいろやってみたが、やはり一番緩んだ状態がトップ、1クリックで2枚目に入るということでいいようだ。
チェーンを張り、実際に変速調整をしてみる。チェーンがあるとRDが仮想11Sに入ろうとはせず、ローの状態でレバーを倒すと解除しかできないのでOKだ。フロントもニュートラル位置さえ決まれば問題ない。
あとはバーテープ。フィジークの皮風テープだが、これは今までやった中でも超級の難しさだ。伸縮性があまりないのでコーナーは均一にけっこう重ねて進める。REDのラバーは横に突起物があり、隠しテープをあまり長く残すことができないので完全に隠すのに苦労した。長さもギリギリだし。

そして完成!苦戦した甲斐あってかなりの充実感であります。これでようやくスラマーの仲間入りだ。カンパも工具揃えてできるようになりたいなあ。
また、今日は前半を例のインターン生が見物に来ていたんだけど、そのまま車両を置いていった。またもオーバーホールのご依頼だ。

東員自転車工房http://toincyclefactory.web.fc2.com/index.html     

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