知財の震災法律相談Q&A【骨董通り法律事務所】 | 被災地支援情報【能登半島・熊本地震 東日本大震災】

知財の震災法律相談Q&A【骨董通り法律事務所】

東日本大震災の被災地を支援している、しもまゆです☆



東日本大震災 被災地支援ボランティア情報-骨董通り法律事務所


弁護士・福井健策 先生の「骨董通り法律事務所 」では、

アーティスト・文化団体・知財の震災法律相談

Q&Aを、ネット上で、無料公開しています。


実際に受けた相談内容を盛りこんでいて、

とても実践的かつ具体的な内容です。


例えば、こんな質問が。。


<イベント中止・キャンセル関係>

Q1.当社は、舞台公演などのライブイベントの主催事業者です。災害の影響でイベントを中止した(あるいは、中止したいと考えている)のですが、その場合、前売券の払い戻しをする必要はあるのでしょうか。また、前売券を購入してくださっていた方々への対処について、他に留意すべき点はあるでしょうか。
Q2.当社は、海外アーティストの来日公演の主催事業者です。災害の影響で、当社の判断で公演を中止しました。この場合、アーティストにギャラを支払う義務はあるのでしょうか。

<倒産・未払いへの対処>

Q3.アーティスト・文化団体ですが、出演先が出演料を支払う前に災害後の経営難で倒産してしまいました。どうすれば良いでしょうか。
Q4.上記Q3のケースで結局未払いになった場合、何か補償を受けられる制度はないのでしょうか。

<著作権の相続・行方不明者の作品利用>

Q5.災害により作品の著作権者が亡くなりました。作品の著作権は、著作権者の死亡により消滅するのでしょうか。それとも、誰かが引き継ぐのでしょうか。
Q6.作家・実演家が災害で行方不明になってしまいました。作品を利用するには、どうすればよいでしょうか。
Q7.災害により、父が行方不明の間に、父の作品を出版したい(又はWEB上で公開したい)という方から連絡がありました。著作権者が行方不明の間、著作権の管理はどのように行えばよいでしょうか。

<チャリティと著作権・その他知財関係>

Q8.被災地や避難者の方々を対象に、持ち寄られた書籍・音楽CDの貸し出しサービスをおこないたいのですが、どんな許可を取ればいいのでしょうか。
Q9.チャリティイベントや避難所でBGMとして市販の音楽CDを流したいのですが、構わないのでしょうか。
Q10.チャリティイベントや避難所のコンサートで、既成の曲を演奏したり人の作品を朗読したいのですが、どこで許可を取れば良いでしょうか。
Q11.東日本大震災の被災地で飲食店・ホテル・カラオケボックス・CDレンタル店などを営んでいますが、JASRACの使用料などが免除になるというのは本当でしょうか。
Q12.震災により、特許や商標などの手続の期間が延長になったと聞きました。延長を受けられるのはどのような場合ですか。どのくらいの期間延長されるのですか。

<労働関係>

Q13.イベント出演や作品制作への参加中、地震などの災害が起きて怪我をしてしまいました。労災として、治療費など支払われるのでしょうか。
Q14.参加予定の作品制作や出演予定のイベントが震災の影響で中止となってしまいました。何らかの補償が支払われるのでしょうか。

<チャリティオークション・その他イベント運営>

Q15.公園で、仮設の舞台を組み立ててチャリティイベントをおこないたいと思います。どんな許可が必要でしょうか。会社や個人の敷地内のスペースを使ったイベントの場合はどうでしょうか。
Q16.チャリティオークションをおこないたいと思います。何か許可は必要でしょうか。
Q17.チャリティイベントで食事や飲み物を提供する予定です。何か手続は必要でしょうか。

<保険関係>

Q18.イベント総合保険では、地震・津波・その後の停電の場合どこまでの損害が補償されるのでしょうか。

<その他のQ&A・被災支援一般>

Q19.被災したアーティスト・文化団体です。施設再建・活動再建のための支援制度にはどのようなものがあるのでしょうか。


弁護士・福井健策 先生の「骨董通り法律事務所 」は、

アートや文化関係に特化した、法律事務所です。


福井健策 先生ご自身、アート全般を愛しておられ、

美術や演劇、映画など、よく鑑賞しておられます。


福井健策 先生ご自身も、もともと

演劇をやっておられたんだそうです)


被災地復興のためには、心の回復も、大切。


また、チャリティイベントなどを

企画なさっている方も、多いと思います。


感動する心は、人間性を回復し、

音楽などの表現は、心を癒してくれます。


得意な専門分野を生かしたQ&Aを公開することで、

文化活動を支援しているのは、素敵な試み。


被災なさった方が失ったものに関しても、

被災地を支援する企画を考えている人にも、

とても役に立つ内容のQ&Aとなっています。



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