芋キントンを作っていた母が、驚いていたのだ。
「この芋、アクが全くでない。こんなこと今までにないよ。」
それは近所の直売所で、25年間農薬を使っていない農家Aさんの芋だったのだ。

早速実験してみたのだ。
4人の自然農家( A, B, C, D)さんの芋を手に入れて、実験してみたのだ。(左から1、2は同じ人Aさんで品種が違う。3、4、5は人が違う。(3:Bさん、 4:Cさん、 5:Dさんとする。)

href="http://stat.ameba.jp/user_images/20151223/12/tohokei5kazu/9e/85/j/o0800037413519256524.jpg">

なんと5つ中3つもアクが出ないのだ。びっくりしている母。普段使っている芋は必ずアクが出ていたという。サツマイモはアクが出るものだと思い込んでいたのだと言うのだ。
なるほど、アクガ出るサツマイモは切り口の皮から数ミリのところに黒くアクが浮き出てくるのだ。

同じ人でも品種で違うのも興味深い。

色づけもいつもはクチナシを使うけど、これは色付けなくても自然に色づいていると言ってびっくりしている母。


3分レンジでチンしてみたのだ。



面白いのだ。②はアクが出ても焦げないのだ。Aさんなのだ。
3分チンして焦げないサツマイモ。
この指標は面白い。

果たして慣行(農薬・化学肥料を使用する)農家さんのサツマイモの焦げ率は?
有機農家、自然農家さんのサツマイモの焦げ率は?

みんなで実験して結果を持ち寄ってもらったら、我が家の家計は助かるのだ。
慣行農家さんでも焦げない人のやり方は?
自然農家さんでも焦げる人のやり方は?

面白い視点を身に付けて進んで行くのだ。
焦げないサツマイモは、外からの見た目でわかるだろうか。

サツマイモの種類による違いはあるのだろうか。

3分チンして焦げないサツマイモ、アクの出ないサツマイモ。
こんなシンクロでも興味の結果は積み重なって僕の味となってゆくのだ。