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 ロンドン・オリンピックも終わり、今年も甲子園では高校野球、そして福岡ではVanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント40回記念大会と、夏の行事がすべて終わりました。毎年こういうことがあるたびに季節を感じ、またその都度昔はこうたったと比べるのは長く生きてきた証でしょう。四年に一度――昔はうるう年がオリンピックの年、そして西暦の4で割り切れる年がオリンピックがある年だと学校で教えられました。今の学生はどうやって教えられているのでしょうね。
 今から48年前の東京オリンピックには「東洋の魔女」という強いバレーボールの女子日本代表チームがいました。彼女たちのプレーは安心して観ることができましたが、いつの頃からかバレーボールの中心も日本から外国へ移っていってしまいました。個人・団体を合わせて金メダル7個、銀メダル14個、銅メダル17個、総獲得メダル数は史上最高の38個だった今回のロンドン・オリンピック。「東洋の魔女」の代わりといってはおかしいけれど、今回はサッカーのなでしこジャパンや福原愛ちゃんがリーダーとしてチーム引っ張った女子卓球代表の活躍が一際目を惹きました。特に日本女性の活躍が目立ったオリンピックでしたね。


「戦後、女性とストッキングが強くなった」と言われてから早67年近くなります。確かに男性よりも女性の方が逞しくなったのは時代の流れでしょう。アメリカのキャリア・ウーマンという言葉にあこがれた日本女性も、そこを目指して外見から、キャリア・ウーマン風にスーツに身を包み、営業にも出かけ、男性顔負けの仕事をこなす女性も増えてきました。今では出張で店にいらした方たちの中に、不思議と女性の方、それも40代のいかにもキャリア・ウーマン風の方がお越しになられます。男性の方も、その方には一目置くような感じは私にもよくわかります。
 時代は変化しています。学歴社会だった日本も、アメリカのように実力社会に変わりつつあります。大学(学歴)は飾りとしてはいいけれども、給料を払う側としてはやはり学歴よりも実力の方がどんなに判断しやすいか。小さな店をしていると、大きな会社の気持ちもよくわかります。
 今年11月、アメリカでは国民が直接自分たちの代表者を選ぶ大統領選挙が行われます。その一方で、今進むべき道を無くしている日本。日本脱出をしようとしている人たちが、日本に生まれ日本に骨を埋めたいと思うような素晴らしい国になるのはいつの日のことになるのでしょうか。日本で直接選挙による首相公選制について書かれた松沢成文さん(元神奈川県知事、現在筑波大学客員教授ほか)と林雄介さん(作家・評論家)の『もしも国民が首相を選んだら~憲法改正なしで首相公選は実現できる~』(マガジンランド)という本が出るのも、そんな時代の流れがあるのかもしれません。

 変化の時代にはなかなか変化に対応できず苦しむ人たちも出てくることでしょう。しかし戦後の子である私は、苦しい時代の方が人の温かみに触れることができる気がします。お金で買えない大切なものを今の人間はどこかに置き去りにしている――そんな風に思うことが時々あります。(2012年8月31日)


中洲ママ40年 藤堂和子の“中洲通信” 「博多で待っとぉよ。この指とまれ!」
松沢成文/林雄介・著『もしも国民が首相を選んだら

~憲法改正なしで首相公選は実現できる~』 (¥1,300/マガジンランド) 


首相公選制でこんなに日本は変わる!?をテーマに2院制改革、

道州制にも触れながら、松沢氏が「あるべき未来の日本の姿」

を描く。

松沢氏は吉本興業グループに所属しながら地域振興にも

取り組んでいるそうです。

しかしジャケットといいタイトルといい、「もしドラ」ですね。

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