24のひとみ

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週刊少年チャンピオンというとここしばらくは

「範馬刃牙」ぐらいしか読んでなかったのだが

最近になって「24のひとみ」の面白さに気付いた。


美人だが嘘つきの女教師・ひとみ先生が嘘をつきまくる事で

周囲の人間を不幸に陥れるという一話完結漫画なのだが

レギュラーキャラの気の弱い教頭とか新任教師とか生徒とか

立場の弱い人間をいびるパターンより

立場が強くて偉そうにしてる奴を嘘で追い込んでいく

勧悪懲悪パターンがなかなか爽快。

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青い花

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ぃょぅ!シノブだよ。

知人に薦められて、「青い花」(志村貴子)という漫画を

読んでみたんだよ。

まず表紙がいいよね。つーかこの画風が凄く好き。

シンプルだけど繊細な感じがして。

なんか俺が理想としてる絵に近いかも。


内容は、それぞれ別の女子高に通う

幼なじみの二人を中心にした淡々とした日常で

ハードレズとまでいかんが同性同士のピュアな恋愛も描かれる。


なんつーか雰囲気がすごく良くて、結構引き込まれる感じ。

それでいて、わりと気軽に読める軽さもある。


まだ1巻ということでもちろん続きがあるのだろうが

作品内の世界の完成度が高いので、

「彼女達の日常はこれからも続いていく…」みたいな感じで

これで完結、と言われても納得してしまいそうだ。

でも続きがあるなら読みたいかな、というそんな魅力がある。


描き手としてはくやしー。こういうの描けたらいいなって思う。

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「失踪日記」TVドラマ化か

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前にも紹介した「失踪日記」であるが

作者の吾妻ひでお氏がTVドラマ化のオファーにOKを出したそうな。


自身のホームレス生活&アル中病棟生活の実体験記という

他に類を見ないインパクト絶大な題材だけに、

映像メディアの作り手が原作として使いたがるのも無理はない。

最近のドラマや映画はオリジナルのネタが枯渇しているのか

ネット発の「電車男」のように、ちょっと面白げなネタにはすぐ飛びつく感がある。


今の創作系業界には、小さな種火があれば大きな炎にできる人材はいるようだが

ゼロから種火を起こせる人材がいないのかもしれない。

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こないだここでも話題にした 吾妻ひでお氏の「失踪日記」が

なんと日本漫画家協会賞を受賞した そうな。

題材はホームレス&アル中体験記という激鬱なものなのに、すげーな。


それにしてもネット上の反応を見ると、

「吾妻氏の画風が好き」っていう人の多さに驚くと同じに嬉しくなった。

手塚治虫が発祥の、藤子不二雄・石ノ森章太郎らにも受け継がれた

正統な丸っこいデフォルメ絵である。

本来私もそういった画風を志向したところからスタートしているのだが

現在大流行中の、女の子の目玉をやたらデカく描く画風を無視できず

そっちとの折衷型の画風になってしまい現在に至る。


でも今回の吾妻氏への世間の支持を見て勇気づけられた。

私も本来目指していた画風でいっちょう何か描いてみようかと。

どうせ何やっても売れないなら同じことだし、やりたいようにやってみるかな…

失踪日記(吾妻ひでお著)

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を読む。これね。「ななこSOS」で有名な漫画家さんの
2度にわたるホームレス体験記とその後のアル中病棟入院体験記が
御本人の手による漫画で描かれている。

結構エグくて鬱になる事も描かれているのだが、
あの「ななこ~」同様の丸っこくてかわいい絵柄と
自身の事なのにどこまでも冷静かつ客観的な視点で
実に淡々描かれている事によって、絶妙に中和されてて
ある意味ファンタジックな作品として読める。

ホームレス編の食料調達とか寝床確保なんかの事細かい描写は
めちゃくちゃリアルで、サバイバルの実用書のようだ。
なんか人間って、結構過酷な状況でも
案外生きてけるもんなんだなと妙に安心というか希望が持ててしまった。
私もこのまま売れずにホームレスに転落してもなんとかなるんじゃねーかと。
(でも吾妻氏の場合は、売れっ子の忙しい状況から逃避したのであって
 決して転落したわけではないのだが)

それにしても、2度目のホームレス経験後なぜか配管工になり
ついた新人が皆逃げ出すほど性格の悪い指導係の先輩の下で
1年以上も耐えて、配管工としてそれなりのポストを得るあたり
やっぱり吾妻氏って基本的に根性あるんだなと思った。
じゃなきゃ最初の段階で漫画家として売れてないものな。

私もまず売れることに根性を費やしてみたい。
つーか逃げたくなるほど売れてみたいぞ。