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◎英語による通信文表現-10.
(和訳:
受信文解読編5.)


非常に難解な表現を含む受信文を解読する場合は
例外的に、外注の翻訳サービス会社を使います。
難解な表現を含む場合とは、例えば法律的な専門
用語やある業界における高度の専門用語を含む場
合のことです。或いは、大きなクレームがあり、
高度の交渉術を要する場合です。


このようなケースでは既存の翻訳ソフトでの翻訳
では解読しきれないでしょう。また、その返答を
する場合も簡単ではありません。そのような場合
のみ、外注の翻訳サービス会社を使います。


1)法律関係用語が多い文章の翻訳
契約書類、総代理店契約、投資貸付金契約


2)高度専門用語が多い文章の翻訳
特殊な設備や薬品など化学的用語が多い文章


3)高度の交渉術を要する文の翻訳
クレーム内容が非常に複雑で文章の裏や行間
を読まないと理解できないような文章


上記の3つのケースでは、通常の翻訳ソフトでは
対処できないでしょう。特に3)のような行間を
読むことは人間でも困難な場合が多いのですから。


1)では、理解できるかどうかの問題ではなく、
国際裁判や仲裁で勝てるかどうかの要素を含んで
います。単なる契約文章として解釈するのでは、
不足です。その先まで考える必要があります。


2)では、まだその用語そのものが特殊であり、
該当する業界人にしか理解できないものが多くあ
るからです。新語の場合、日本語に翻訳するのは
不可能な場合もあります。そのまま英語をカタカ
ナ表記して注釈をつけるしかありません。


3)では、元となる英文を出発点としてこれに対
する返答文を前提とした翻訳文が必要かもしれま
せん。相手の真の意図が分かる翻訳文であるべき
であるということです。


そのような事例があります。


上記の1)2)3)すべてが絡まったケースです。
これは筆者が実際に遭遇したケースでも未だに、
完全な解決に至らず交渉中の案件です。
公開できる範囲で事例としてご紹介します。


筆者の15年来の友人、というより仕事を通じて
知り合った人のケースです。筆者が転職を繰り返
していたのでその知人とは15年ぶりの再会でし
た。場所は日本の国際空港でした。偶然同じ外国
に行く空港カウンターで再開しました。ビジネス
クラスのためすぐにお互いに顔を合わせることが
できました。


その時に、すでにこの知人Aは1)2)3)の絡
まった案件を抱えていました。そこで相談にのる
ことになったのです。


その内容とは...


・およそ3年前に数千万以上の金額をある外国の
知人に貸し付けたが返済されていません。
その人物Bはビジネスコンサルタントです。


・知人Aから借金した人物はある別の会社の社長
Cに新規事業を提案しました。そしてその新規
事業に必要な設備を知人Aから購入することを
提案してきたのです。即ち、知人Aはその設備
を社長Cに販売することで、人物Bの借金を回
収することになったのです。


..ここからは話しが少し複雑になるので仮名を使
いその詳しい背景の説明をします。

1.
筆者の名前はニックネームで「赤間」です。
知人Aの名前は、「北野」で日本である商社を
経営している社長です。二人は日本人です。

2.
人物Bのコンサルタントはミャンマー人で女性
「ナン」と言います。北野は長年取引があるの
で北野はナンを信用していました。
そして、その人物Bの知り合いの社長Cはやは
りミャンマー人での女性で「タン」と言います。
タンはナンの顧客の一人です。

3.
ナンは北野に借りたお金がすぐに返せないので
元々面識のあったタンに事業話しを持ち掛けま
した。その事業とは、建築で使う床材の製造で
す。ミャンマーでは床材が製造できる工場がほ
とんどありません。外国からの輸入品が大半で
す。そこで、国内生産すれば独占的にその市場
で稼ぐことができるのです。

4.
但し、その製造設備は現在では日本又は韓国製
のどちらかしか調達できません。また、高価格
製品の場合はその原料も日本又は韓国製しかあ
りません。

5.
結局、タンはナンの話しを受け入れて、北野か
らその設備及び原料を購入することにしました。
北野はタンにその設備を売ることで、ナンに貸
したお金を回収することになったのです。

6.
問題はその支払い条件です。北野から購入した
機械設備が据付と稼働が確認できた時点で、そ
の支払いをするのが当初の契約でした。そして
その設備はすでに輸入されて稼働する寸前まで
きました。据付けは既に完了しています。その
完了時点で半分、稼働確認後に半分を支払って
もらえる契約でした。

7.
ところが、据付け完了してもその半分の金額を
支払ってくれないのです。いろいろな勝手な理
由を付けて支払いを拒んでいる状況です。
もちろん、英語による覚書や発注書でその都度
その証拠となる文書を残しています。


8.
筆者である赤間は北野のために、これらに必要
な1)契約書2)仕様書3)交渉文の翻訳と通
訳を担当しました。いずれも難解なものばかり
でした。但し、すべて中途の段階からです。
私が参加したのは、3年目からです。


1)契約書については国際裁判・仲裁、または
外国現地での訴訟を前提にすべきでしたが
初期の契約書を読むとそのような配慮がさ
れていないものでした。また、そのお国柄
もあります。法律や契約に関する考え方の
問題です。また日本との関係もあります。

北野は元々長年のお付き合いがあるところ
からかなり信頼していました。また、その
ような契約にも慣れていませんでした。
国際裁判、外国での裁判を前提にした契約
までは交わしたことがなかったのです。

北野は長年ある会社に勤務し、平社員から
最後は社長までに上り詰めたやり手の人物
です。そして、数年前に独立しました。
信用があったのと、不動産もあったので、
金融機関から数千万借りることがすぐにで
きました。しかし、その大金をナンに貸付
てしまったのです。


2)建築関係に使う床材の製造に関する設備や
化学原料は非常に特殊で専門的な分野です。
特に原料についてはメーカーの機密事項と
なっているものもあります。従って、この分野の

専門用語は日本の辞書では不足です。
英語の辞書を元にしか翻訳不可能なものも
あります。


3)高度の交渉術が必要とする翻訳には、相手
の真意をつかむことが必要です。例えば、
今回のケースでは本当にタンが北野に対し
て支払いをする意思があるのでしょうか?
それが大きな問題です。実は最初からその
意思がなかったとしたら、この回収は何年
たってもできないでしょう。


しかし、タンの言葉とおりで支払いの意思
がはっきりとある場合はどうでしょうか?
現時点では判断が難しいところです。


実際、私が関与し始めてから既に10ヶ月
目となりました。最初支払いされるべきお
金は既に数ヶ月以上遅れています。
北野は非常に困っています。直接の当事者
である相手であるタンが支払いを拒んでい
るからです。いろいろな理由をつけて。


一旦、北野は赤間に相談することを保留し
ていました。しかし、つい最近のことです
が、再度相談したいとの連絡が入りました。
解決できていないからであり、その見込み
お少ないからです。このようなケースでは
その道の専門家しか解決できないでしょう。


現状での私の北野に対するアドバイスは、
下記のとおりです。下記の二つの案を前
提にして今後は進めて行く予定です。

 

a)
国際裁判・仲裁或いは外国現地での訴訟を
前提にした再契約や行動の準備をすること。
単なる書面と署名だけの契約や覚書を交わ
さない。法的にすぐに執行が可能または立
証が簡単にできるようなやり方に変更する。
日本で言うと公証人付きの契約。現地と日
本の両方に事務所のある国際弁護士に相談
すること。現地の国と日本での訴訟に関す
る通商条約などを調べること。例えばISD
条項(投資家ー国家間訴訟)などが適用で
きるかどうか。この部分は筆者の専門では
ありませんので、専門家に相談することで
す。契約は相手を信用しない前提で交わす

ものであることを忘れずに。

 

b)
北野が待てる最長期限と受諾できる最低の
和解条件を決めること。それを前提にこれ
以上無駄な交渉は行わないこと。見切りと
覚悟を決めること。これが前提です。
筆者の印象では、かなりその足元をみられ
ているからです。即ち、回収できるとみせ
かけての要求が非常に多いのがその根拠で
す。そして、相手を見極める判断基準を自
分で決めることです。期限だけではなくて
対抗要件です。支払いの意思を確かめるた
め例え10%だけでも支払いをさせる、又は
期限超えた分の罰金条項のついた契約をす
るなど、相手の本気度を確認できる対抗条
件をできるだけ多くするということです。

 

 

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