昨年後半からのギアを上げた懸命な頑張りを見てきた。
今年2月の終わりに「キャットストリート」という曲が完成披露された。本八幡の箱で初めてその歌詞を聴いた時、吹っ切れ、解放されたなと思った。一段高みに登った。
ここからきっとあーたらしさが躊躇無く全開になるだろう、更に飛躍していくだろうと確信した。
その後の活躍は想像以上。花ポやあーたバンドのメンバーを始め多くの人に支えられ驚くべきスピードで進化を遂げていった。
引出しの数が圧倒的に増え、一本一本のライブが多彩になった。あーた推しのファンが増えていったのもきっと必然の流れ。
 
そんな時に発表されたバンドワンマン、発表されてから当日までが実に待ち遠しかった。悶々とする中、ようやく7月22日がやってきた。
 
オープニングアクトはNakanoまるさん。昨年、あーたさんとの対バンで知り、調布のTSUTAYAであーたさん主催のフリーライブにも呼ばれた時にも聴いた。
しかしこの日聴いたまるさんは、当時受けた印象とまるで別人のように感じた。こんなに素敵な曲を歌うアーティストさんだったとは。激しさも柔らかさも兼ね備えた歌声に圧倒されているうちに出番が終わってしまった。
あーたさんへの感謝、愛が溢れた素晴らしいO.A.だった。「あーたさんに会えてよかった」の一言に実感がこもっていて深かった。
悩み、もがき、人に助けられていたあーたさんが、今や仲間を支える存在になっていた。
 
(O.A.)【Nakanoまる】
①恋をした
②恋
③笑う女の子
④よかった
⑤やさしい
 
そしていよいよあーたさんが登場。最初はバンドで3曲、いきなり会場内に点火し、一気に激アツに燃え上がらせた。このバンドメンバーが醸し出す愛に溢れた音が素晴らしい。弾き語りも好きだけれど、このバンドで聴くと同じ曲も全く異なった味わいになる。
あーたさんもバンドメンバーもファンも、全員が笑顔、楽しくて仕方ない、そんな空気が充満していた。
 
中盤はしっとりと。代表曲、懐かしい曲、更に新曲も2曲披露。ソロ弾き語りから2名、3名、4名と編成を変更。これも絶妙だった。
「Iにうまれて」はすっかり名曲になった。初めて聴いた時はただただ感動したけれど、今では作品として素晴らしい完成度になった。
高音の絶唱が胸に響いた。
 
この日は笑ったり涙したり感動しっ放しだったのだけれど、自分にとって一番心に沁みた瞬間を敢えて思い返すと、「はなみずき」のMCを聴いた時。それと本編ラストの「スノードーム」を涙を堪えながら歌う姿を間近で見た時だろうか。
「はなみずき」の歌詞には当時のあーたさんの心境が綴られている。決意をし一生懸命強がりながら変わろうとしていたが、強がっていないと壊れてしまいそうな脆さがあった。
孤独な不安を抱えていた当時とは違い、今では最高の仲間達に囲まれている。
そんな喜びが溢れだした呟きが耳から離れない。
 本編ラストがスノードームだとアンコールは何を歌うつもりなんだろう??と思ったが、アンコールの事は全く考えてなかったとのことだった。最後のこの曲に全ての想いを込めた熱唱に涙腺が決壊しそうになった。

 アンコールでは再びキャットストリートを披露。会場内が1つになり素晴らしい終演を迎えた。

オールスタンディングの会場がギッシリ満員となり、最高のメンバーと最高の笑顔で歌う光景を見てみたいと願っていた。
思い浮かべていた光景よりずっと素敵な光景がそこにあった。

【あーたBand】
 (Vo./Gt.あーた、Pf.つるうちはな、EB.坪光成樹、Dr.河鰭文成(ふーみん)、EG.安藤力(あんでぃ)5名編成)
①キャットストリート
②You
③ストロボスコープ
 
(Cho.ゲスト Nakanoまる 6名編成)
④Puppy Love
 
(5名編成)
⑤各駅停車
 
(あーたソロ弾き語り)
⑥雨のまほう
⑦夏はコロナをのんで(新曲)
 
(+AG.あんでぃ 2名編成)
⑧Iにうまれて
 
(+Cajon.ふーみん 3名編成)
⑨星のかけら
 
(ハンドマイクあーた 3名編成)
⑩ソーダ水
 
(Vo./Gt.あーた 3名編成)
⑪はなみずき
 
(+EB.坪光成樹 4名編成)
⑫行き止まりの夜に(打ち込みも新曲)
 
(+Pf.つるうちはな  スタートと同じ編成で)
⑬ドラマチック
⑭Pinhole
⑮凸と凹
⑯スノードーム
(encore)
⑰キャットストリート
 
 
 
 
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