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March 31, 2016

最後の最後に

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0331  ヨコハマ 晴れ

今日はカスタム最後の1本の仕上げ作業でした。

がっ!最後の最後にネックとボディを接合し弦を張って弦溝を切り、そして最終調整と言う段階で、
ネックセットビスの1本がハズレに当たったらしく、スクリューの頭がポッキリ折れてしまい、抜けなくなってしまいました。

信じられない光景にしばし呆然。
ネジを抜き去り、埋木して、再加工してからボディ裏面の再塗装が必要となりました。

最後の最後に初めての経験をさせて頂きました。依頼者のRK氏に誠に申し訳ない。m(_ _ )m

外の作業場の撤去作業は一旦中止して、もう一度塗装が行なえる様に再準備を行ないます。

その他、別の作業をお待ちの方々に:
こんなワケで作業にかなリの遅れが出ます事をお詫び致します。お許し下さい。m(_ _ )m

さすがに凹みます。終了直前でアウト!って言うのは。
世の中何が起こるかホントわからん。今日はもう何もする気が起きませんわ。

とは言いつつも、起こってしまった事は仕方が無いので、
今回の事だって、まだまだ成長しなさい、と言うメッセージだと捉えて
この局面も乗り越えましょう。


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March 30, 2016

もうすぐ完成させます。

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0329  ヨコハマ 晴れ

桜もそろそろ咲き始めている様子ですね。

最後のカスタム品ももうすぐ完成です。本日はピックアップの準備とコントロール部の配線処理を済ませております。明日からピックアップをマウントしてWBH ナットを取付けたら弦溝切りと調整作業となります。

桜の真っ盛りにこちらも一花咲かせましょう。


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March 29, 2016

経過報告 ベーシストRKさん

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0328  ヨコハマ 晴れ

本日からRK氏の t.m.p 5弦ベースの作業の続きです。
まずはペグの取り付けからブリッジサドル加工とピックアップのカバー作成。

徐々に最後のカスタム作業が終わりに近づいて参りました。ちょい寂しい感じだね。
もうすぐ外の作業場も解体です。ごくろーさんでした。


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March 28, 2016

作業をお待ちの皆様へ

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0328  ヨコハマ 曇り

少し不安定な天候みたいですね今日は。

メンテナンス作業でお待ちの皆さん、時間が掛かっておりまして申し訳ありません。m(_ _ )m

本日は段取りの都合上、工房の整理や一部解体を行なっておりまして、明日からカスタム品から作業を再開致します。もう暫くお待ち下さい。

先程、心臓が止まるかと思う出来事がひとつありました。
企業さん向けのスピーカー試作品は現在塗装出ししているのですが、あまりに多くの試作を行なっていた為に不採用になった設定のデータの始末や正規仕様の整理を行なっておりました際に、その試作品の1タイプの方の設定が間違ってボツ設定にした内容で試作を上げてしまったと勘違いしまして思わず青ざめた次第。
えっ!まさか、ベスト設定じゃない方で試作を仕上げてたのか・・
まあ、結局勘違いでした。
間違いなくベスト設定で試作を終えていたことがその後再確認出来て心からホッとしました。
あ~疲れた 心臓止まるかと思ったわヽ(;´ω`)ノ 
たまにあるんです。メーカーさん試作の時にも様々な試験を行っている際にデータが混乱していつの間にか誤った設定で試作を進めていて、途中でそれに気付いたりしてね。
あっぶね~あぶねー間違えるとこだったわー ( ̄ー ̄;
過去にもそんな夢を見てハッと夜中に飛び起きたりしたこともありました。

この設計開発者としての心情はあまりこれまでにお話しした事は無かったと思いますが、試作でイイ結果が出せなかった場合、関係スタッフからの信頼を失う事になり兼ねないのです。

まずは製品化の前に身内のスタッフ達に試作段階で「やっぱ スゲー」って思わせるだけの結果を出さないと開発に流れと言うかノリが出なくなるんです。
「ホントにこのまま任せて大丈夫?」って身内に思われたらダメなんですね。
その後の自信を持っての製造や販売が出来なくなるからです。
ですから設計試作段階で、まず身内をうならせないと。

「やっぱこの人ただモンじゃない」
そうなった場合とそうじゃない場合ではその後のノリが違って来るんです。
みんな人間ですからね「これならいい、絶対にイケる」って思って貰えるのと、そうじゃないのではその後の信頼感がぜんぜん違うのです。
先日の秋田での樹脂加工の専門工場でプレゼンしたのもそう言った理由があるからです。

最初の段階では、ホントにこの人の設計したモノって信じていいのだろうか?と思ってるであろう人々に実際に試作品を聴かせて「これは素晴らしい」って言う確信を持って頂く為にわざわざ秋田まで足を運んでアンプも持ち込んで実際に再生音を聴いて頂いたわけです。

ワタシのスピーカーが人に感動を与えられるかどうかは、全て設計に掛かっています。
そのスピーカー設計時の鉛筆1本分の容積設定のズレでバランスが崩れ出します。実音と再生音にズレが生じて来るのです。
しかも誰もコレまでに作った事の無い構造を備えたスピーカーですから誰も助けてはくれません。ですからワタシの受けるプレッシャーを理解出来る方は基本的に周囲には居ないと言うのが実情です。でもそれでいいのです。それがワタシの仕事であり、最も得意とする部分ですから。

まずワタシが自分自身を信じなくちゃね。 大丈夫、自分にはその力があるんだからと。
そう思えるところまでこれまでやって来たかどうか、自信を持てる持てないは全てそこから生まれますからね。

開発中に尽き、今日もお見せ出来る写真はございましぇん。( ゜ρ゜)
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March 25, 2016

個体も空間も

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0318  ヨコハマ 曇り

冬の寒さが少し戻った様な感じですね。

最近またブログ掲載していなかったら友人が「ブログアップされてない」って連絡が来ました。
ワタシとしたら「本人だものそんなのわかってるっちゅーに」(^ε^)

前にもお話しした様に t.m.p の最終構造を備えたスピーカーのプレゼン用試作を行なっているので今は見せられないのです。
スピーカーに関しても質問を頂いたりするのですが、明かしてもいい時期が来るまでは明かせないのですよ。

ただ、思いついたままにオリジナルと称して何かを作り出すのは簡単な事ですが、それが目的に対しての最良の解決策であるか否か、その検証には非常に時間とお金も掛かるのです。
新たなモデルも特許申請を済ませたのでやっとカタチにする事が出来る様になったワケで、それまでに数え切れない数の試作と検証を繰り返して来ました。

消火栓みたいな独特のフォルムの t.m.p スピーカーですが、あれだって理由があるからああしてるワケです。新たなモデルではそれを更に進化させています。

なぜストレートな塩ビ管のスピーカーは作らないのですか?って質問に対してですが、
単純に塩ビ管の断面にユニットを取付けたって音は出るわけで、その方がぜんぜん作るのも簡単ですから加工賃も安いもんですが、それをしないのもちゃんとした物理的な理由が音響面であるからです。簡単に作れてもやらない理由、それは目的が音源に対する忠実な再生にあるからです。

ストレートな塩ビ管をスピーカーにしたら内部で共鳴管現象が起きて特定な周波数が強調されたり勝手に変化を加えてしまうのでとても採用するわけにはいかないのです。
もしそれがベストであるなら世界中のメーカーがやってます。やるべきじゃないことが分かってるからやらないだけです。
仮にその構造の音をいいと感じてる方がいらしたなら、それは原音に対する忠実性でなく、単に好みの音かどうかで聴いているだけでしょう。それは趣味の世界ですから、どうぞご自由に、って話です。

音の世界はそんなに甘いもんじゃないことだけは申し上げておきます。
原音を勝手にスピーカーが変えてしまう事がワタシが最も嫌う事です。
スピーカーとしては最低ですから、◯◯サウンド、なんてね。


ところで、
秋田杉は根元から上までかなりストレートな形状をしてますので、どこの部分を叩いても似た様な響き方をしますが、広葉樹系では根っこが太くて上にいく程に徐々に径が細くなっていますから場所によって響き方がどんどん変わっています。
その特性を楽器の求める音に合わせて使用する部分を選ぶわけです。そうした製作家ならではの感性が長年の経験から我が身には染み付いています。
それがスピーカー開発でも非常に役立っています。例えば、どこをどうしたら共鳴管現象を抑えられるか、それも数々のノウハウの中のひとつです。

現在、ひっそりと長年溜め込んだノウハウを形にしていますが、それは今までの t.m.p スピーカーとも異なる内容です。ユニットの背面動波をいち早く移動させ、ユニットに戻さないことによる無帰還構造がその最大の目的です。ユニット振動を阻害させないエンクロージャー構造、それが原音忠実再生に最も重要なファクターであり、それが成功したので今、形にしています。

ワタシが楽器製作家でなかったら生まれて来なかったのが、新しい t.m.p のスピーカーです。

まあ、今のところはこれくらいで勘弁してね。



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March 19, 2016

終焉間近

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0319  ヨコハマ 雨

明日は晴れるそうですが今日は雨が降ったり止んだりしてます。

t.m.p の最後のカスタム製作品 Retro City Bass5 のセットアップを進めています。
最後の1本がベーシストRK氏に依頼された5弦と言うのも何か縁を感じますね。

何となく、ゆっくり作業したい気分です。が、実際にはスピーカーのプレゼンを来月初旬に控え、まだ完成出来ていない試作2本の生地仕上げ作業も来週ありますので、少し緊張しますね。

ずっと昔、32年前?かな、当時殆ど存在しなかった5弦ローB 仕様のベースを作った当時では「ルーツミュージックに存在しなかった楽器は必要ないよ」と何人かのアメリカ人プレーヤーに言われた事がありました。

ワタシは将来、ベーシストは4弦メインであっても5弦ローB を必要とする時代が来ると思う、と考えていましたので5弦は重要視し続けて参りました。振り返れば正解でした。

同じく当時発案したシングルPUのトリプル構成のピックアップ・システムは未だに見当たりませけどね。
昔からベースと言ったら、ジャズベやプレベがメインの業界ですが、ワタシの様な絶えず新しい物を生み出すタイプのエンジニアには人の真似を上手に出来ると評価が高いと言う実情がとてもやるせなかったですね。ワタシにすれば人真似であり、無断コピー製作は犯罪ですからね。

多くのプレイヤーさんから、出来と見栄えのいいレスポールが欲しい、ストラト、テレキャスター、ジャズベ,プレベが欲しい、と言われ続けて参りましたが、遂にそんなフラストレーションンからも解放される時が来た様です。
それにオリジナルでやれる事を大方やり切った感がワタシにはあるので終える事に悔いは無いです。終了間近のここ数日、さっぱりした爽快な気分を味わい始めています。(* ̄Oノ ̄*)

音楽そのものに自らのノウハウを提供出来るスピーカー製作こそ、ワタシの飛ぶべき空の様に感じています。
もう人の真似を上手に出来きた方が評価が上がる世界は遥か眼下に霞んでいます。



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March 18, 2016

最後のカスタム品

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0318  ヨコハマ 晴れ

晴れてましたが風が強かったですね。
最後のチューンナップ2本も本日ご本人に引き渡し大満足で帰られホッと致しました。

そして本日からは最後のカスタム製作品である t.m.p の5弦ベースのセットアップです。
コレが終われば本当に最後の楽器製作になりますね。

じっくり仕上げたいと思います。この作業が終わったらプレゼンを控えた特許申請した特殊構造の t.m.p スピーカーの試作品2機種の追い込みとなる予定です。

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March 17, 2016

終了報告 ギタリストのTさん

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0317  ヨコハマ 快晴

暖かな日です。春が来るんですね。

本日 T さんのギブソン335の作業すべてを終了させました。
今回ピックアップは現状のギブソンを流用させる仕様でしたので t.m.p 製のピックアップの準備を行なう必要が無く、結果予定より1日早く仕上がりました。

元の個体は父上が息子である T さんにプレゼントされた335でしたが、サウンド面で弾く気になれなくてご本人も辛い思いをされていた様子でしたので、そこはマツシタの頑張りどころ。

このギターで演奏したいと自然に手が伸びる魅力敵な335に生まれ変わらせました。
これならCS製に全く引けを取りませんから。それどころか、完全にソレ以上の鳴りですしね。
以前とは全く別物に生まれたと言ってもイイでしょうね。これこそがチューンナップの価値です。

これでお父様の思いも演奏に取り込める事でしょう。
ご本人も気持ち良く鳴りまくる335のサウンドをたっぷり味わって下さい。
 ご依頼ありがとうございました。

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March 16, 2016

終了報告 ギタリストのTさん

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0316  ヨコハマ 曇り

本日Tさんのギブソン J-45 の作業が終了致しました。

今回は指坂修正&リフレットは行なわず、フレットファイリングだけで済ませております。
それでも各設定変更の成果でナチュラルなバランスとトーンを備えた楽器に生まれ変わり、オリジナルの J-45 の味わいも加わっております。
明日から同じくT さんのギブソン335 のセットアップを2日掛かりで行ないます。


現代は街に楽器が溢れかえっていながら、それらの多くが中国産、韓国産の量産品クオリティのまままですから、こうしたチューンナップこそ楽器の本当の魅力や資源を大切に生かす為にも重要な作業だと言えるのですが、ワタシの引退後、誰がそれを引き継いでくれるのかを楽しみに致しております。

毎日数万本の楽器が生まれていますが、その分、世界中で木材が切り倒され続けているのです。
素材を生かすチューンナップこそが一番重要視されるべき手法かと思います。

若きエンジニア達には勇気を持って難しさと手を加えた責任を恐れずに挑んで欲しいと思います。
最も技術とノウハウを必要とする作業だからこそ、挑んだ人間は成長出来ます。ガンバレ!

ワタシは何年も以前から申しております様にこの仕事は還暦までで終了です。
昨年で楽器の作業から引退しております。
現在行なっておりますのは昨年終了出来なかった作業のみです。ご了承下さいませ。

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March 15, 2016

経過報告 ギタリストTさん

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0315  ヨコハマ 快晴

久しぶりに快晴でしたね。

本日、お隣に引っ越して来られたご家族が挨拶に見えました。
工房だと知って驚かれてました。でしょーね。 もうすぐ片付けますので。

写真はTさんのギブソン2本で、本日は全体の艶だし研磨とJ-45はフレット擦り合わせとピエゾ回路にグランドアース線を結線しました。これでジーノイズも全く出ませんのでご安心を。

これでやっと2本共セットアップ準備が整いました。まいどの事ですが、ここまで来るのがなかなかの仕事です。でもこうしたチューン作業も取り敢えずは今回が最後になりますね。




スピーカーの開発は楽器関係の仕事を終えてから深夜に進めています。
試作品はまだ塗装にも入っていません。相次ぐ設定変更の繰り返しで、本日やっと2タイプの本体設定が決まりました。
これも生産が決まったら、またアレンジを加えての再設定で進める事になります。

と言うのも、t.m.p スピーカーに採用して来た塩ビ素材に鉛が若干混入している為に、このままでは海外の輸入規制に引っかかって輸出が出来ない事が判明したので急遽鉛を含有していない別のタイプ素材で設定を全てやり直した為です。まさか2タイプの設計に4ヶ月も掛かるとは予想外でした。

とは言え、こうした難題も結果的にとても勉強になりましたね。
このスタイルでのスピーカー製作に於いては完全に独走態勢に入ったと言う事ですから。
小保方さんの一件を見習って検証に検証を重ねて最良の設計を導き出しましたし。

残念なのが、こうした独自の構造設計から得られる効果を実験でデータ化するには専門の音響試験所に依頼して第三者機関の実験結果として立証する必要が有ります。
@自社計測データは信憑性を疑われるからです。
問題なのはその費用が100万を越えるんですね。

明らかに従来のスピーカーとは次元の異なる結果を得られているわけですが、第三者機関の試験結果としてそのデータを添付出来ないのが資金に乏しい個人開発者の辛いところです。

サークルフレッティングの場合もそうでしたが、従来に無いものを生み出す場合、なんだかんだで費用が300万以上は掛かりますね~ マツシタが裕福でない理由はそこにあります。( ̄ー ̄;
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