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August 31, 2013

 8月ラスト

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8/31 ヨコハマ快晴 暑い!

8月も終わりですね~ 早いなあ。

今日はチューンナップ途中だったヤマハのFG のフレット打ちを行っていました。
まずは指板修正から始まってのフレット打ち込み。
写真1が打ち込み後、写真2はフレット擦り合わせ/整形後のショット。

この指板整形作業で重要なのに見過ごされがちな段取りがあります。
それは指板を単に平らにするだけではダメなんだと言う点です。なぜなら指板修正もフレット打ちも弦の張力負荷が架かっていない状態での作業だからです。

要するに重要なのは平らにした指板も実際には弦が張られて張力負荷を受けるので、その分トラスロッドを閉め込んでの調整となります。要は弦を張ったら平らな状態のままじゃ居られないってのが実情ってことです。
ですからフレット打ちの前の指板修正の段階で大事なのは、弦を張った場合に閉め込むであろう状態にロッドを一旦閉め込んでネックを逆ゾリさせて、その状態でラウンド状に指板上面修正を掛けることが非常に重要なんです。

なぜなら、多くの製品が一旦指板面が平らに整った状態であってもロッド閉め込んだとたんに捩じれたり波打ったりする個体が多々あるからなんです。意外と思われる方も多いでしょうが、事実ロッドを閉め込むと、波打つなどのクセのある動き方をするネックの方が多いのです。
ですから必ず一旦ロッドを閉め込んだ状態で暴れクセを出して、その状態で指板上面のクセを無くしてあげることが重要なんです。

その意味でも既にフレットがプレスインされた指板をネックに後貼りする現代の製作法ではこのような理想的な指板修正/フレット打ちが行えないのです。

この際ですからぶっちゃけますと、
下請けさんで指板を作成させる段階で既にフレットをプレスインさせて、その状態で工場に納入させてネックに接着させるという分業製造は既に1970年代から量産メーカーでは普通に行われています。ですから昔からネックトラブルは多いんです。

参考までに申し上げておきますと、楽器製作で最も難しい作業のひとつが、キレイに補正が架けられる様にトラスロッドを仕込む作業なんです。殆どのメーカーさんがこの点で難が出てますね。
結果、ロッドを閉めると波打つネックの方が多い、と言っても過言では無いです。

40年近いキャリアの中で、500本を超える指板修正&リフレットを行って来ていますのでこのデータは身を以て体験したものです。

ちなみにですが、写真の個体もロッドを閉めると波打つ暴れが出ていました。
勿論、フレットを打つ前にキレイに修正済みです。この違いはサウンドに如実に現れます。

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August 29, 2013

嫁ぐことになりそうです。

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8/29 ヨコハマ 晴れ

夏休みももうすぐ終わりですね。
子供の頃のこの時期と言ったら夏自体も休みも終わりということで、寂しいやら何やらで複雑な想いだったことを覚えています。
今じゃ、夏休み自体が無いワタシの人生ですが、子供達の気持ちは察するに余ります。
がんばれ、ガキんちょ!(^~^)

写真はどうやら明日、嫁に行くことが決まりそうな Retrocity です。
試奏器として製作したモデルで、ここを訪れた皆さんにもファンが沢山いた個体でした。
弦も張り替えてピカピカに磨いてあげました。

なんだか まるで夏休みの終わりを寂しがる子供みたいな気分です。とかげ

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話しは変わりますが、
有能なミュージシャンがうようよ居るアメリカに対して呆れるわ、って話しなんですが、サミー・ヘイガーのバンドにビック・ジョンソンっていう黒人のギタリストが居るんですけどね、まあ~この人がね、ギターがバカうまなんだけど、未だに有名じゃないしアルバム1枚出ていない。
いったい どーなってんだろね。 PRS であの音出すんだからホント凄い。
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August 28, 2013

経過報告  Mさんの FRT-TELESA

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8/28 ヨコハマ 快晴

少し夏に戻った様な夏日。少し嬉しい。

写真はセットアップ前の行程での水研ぎ研磨を行ったMさんのFRT-TELESA ですが、10日間程の塗膜乾燥後の研磨でしたが、まーだミクロン単位の目痩せが見受けられるので、本日再度追加コーティングしました。

燻煙処理で通常の数倍のスピードで材乾燥が進んでいますので、塗装の乾燥期間中にも材乾燥は進行する為に結果的に目痩せが起こります。特にバック材のマホに目痩せが出易いのです。

燻煙処理を行うながらの製作上、これは仕方ないんですけどね。Mさんには申し訳ないです。
また2週間程お待ち頂きます。

我ながら独自の製作手法とは言え、まるで試練を味わっているみたいな気分にさせられます。
燻煙処理の効果は絶大ですが、こう手間暇を掛けさせられると心が折れそうになります。
でも心を奮い立たせて、またやり直します。

もう1枚の写真はドイツ製のガットギターで取引のあるドイツの業者さんからお付き合い感覚で購入したチョイ傷有りの個体。ほぼチューンナップが終了し、弦を張って様子を見ているところ。
フレットファイリングを追加作業で行うつもりでいます。

バリバリのクラッシックの演奏をしないのであれば、この個体の様にサイドバックやネックがマホ材の構成の楽器はボサノバなどブルージーなトーンが必要な音楽にピッタリのサウンドなのでお薦めです。
チューンの成果で音量もレスポンスもあり音のコシも強いです。バランス良く鳴ってくれるので弾いていて楽しい個体です。

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August 27, 2013

終了報告 大田区Yさん

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8/27 ヨコハマ 晴れ

なんだか秋っぽさが感じられる日です。 う~ん、夏よ 行ってしまうのか・・(´0`:)

写真は急ぎで作業を進めたYさんの2本。09年製STELA-Custom と以前チューンしたギブソンSG。
今回はどちらもWBHナット交換とメンテナンスで無事に終了致しております。

2本共、ゴキゲンに鳴りまくってますが、このt.m.p チューンしたSGを弾いたら通常のSGは弾く気が起こらなくなるんじゃないかな? たぶん 誰しも。

オリジナルのままが一番!って思ってる方にこそ、是非弾いて頂きたいですね。
オリジナルってことは量産品ですからパートタイマーの工員さんが流れ作業で作った製品、って事ですからね。そこんとこをブランドへの思い入れで勘違いしちゃいけませんよ。

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August 26, 2013

経過報告 2件

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8/26 ヨコハマ 薄曇り空

夏も終わってしまうんですね。気温が明らかに下がって来ています。
ワタシは夏が去る時に一番寂しさを感じてしまいます。秋よりもね。

ちなみに、ドイツにいる知人からの情報ですが、今ドイツは異常気象で8月なのに吹雪なんですって。
(ノ゚ο゚)ノ台風

写真は今週中にセットアップを完了する予定のFRT-TELESA のピックアップ・サーキットです。
本日は t.m.p 独自のクライオ・フラットケーブルを作成するところからスタートし回路配線まで終了しております。

もう1本はYさんの09年製のSTELA-Custom で、今回はWBH ナットへの交換とメンテナンスでしたが、指板やフレットの腐食が進んでおりましたのでフレットファイリングだけでなく、指板側面を再研磨してクリアーコーティングを施しております。

人によって汗や皮脂の成分が異なるからなんでしょうね、フレットや指板の痛み具合は人様々です。
このYさんは他にも何本も t.m.p 製の楽器を所有されている方ですが、とにかく腐食が速いんです、他の方と比較して。
先日この個体よりももっと以前に製作した楽器がメンテナンスで持ち込まれましたが、その古い個体よりも明らかにこの個体の方が痛みが大きいんですね。

このYさんとは付き合いが長いので、
「いったいどんな成分してるっちゅーねん!この溶解人間 ◯◯◯」ってふざけて呼んでます。
(^ε^)


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August 24, 2013

 確認 FRT-TELESA のMさん

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8/24 ヨコハマ 晴れたり曇ったり

最近は突然嵐の如くに天候が急変しますので、塗膜乾燥の為に外で干したいのですが、アブナくて出来ませんねえ。
まあ、室内の作業場もクーラーかけていても30度はありますから内干しでもいいんですけどね。
汗だく作業には変わりありません。

写真は依頼者ご本人から視認したいとの要望で、シングルPU のマイクカバーを白の時と黒の時の違いを確認して頂く為だけに写した仮ショットです。
本体はまだ仕上げ研磨前ですから吹きっぱなしの状態です。Mさん、結論が出ましたら連絡して下さいませ。来週から仕上げ研磨~セットアップへと進めます。

もう1枚の写真は在庫品のドイツ製のガットギターでして、元がレフティー仕様でしたので、ブリッジサドル溝を一旦埋木して右用に加工し直す為の作業です。
勿論、WBH ナット&サドル仕様で来週中に仕上げます。


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August 23, 2013

終了報告 地元の I さん

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8/23 ヨコハマ 晴れたり曇ったり、突然の激しい雨など、
めまぐるしく天候が変化した1日でした。そんな天候の中、仕上げたばかりの L-7を受け取りに来られたMさん、ご苦労様でした。
その仕上がり具合にたいへんお喜び頂けたので良かったです。ご依頼ありがとうございました。

写真は I さんのt.m.p製ストラトで、WBH ナット交換、LCV回路への変更、及びメンテナンス作業無事に終了致しました。
工房にいらした際に試奏する I さんのサウンドを聴いた上でのお話しですが、サドルは現状のプレスサドルよりもブロックサドルが向いている様に感じています。

取り敢えずは今回はご指定通りナットをWBH ナットとLCV回路化に変更するのみに留めてありますが、追加作業として劣化気味のマスター・ヴォリュームポットのみを今回新しい物に変更してあります。
結果、お見積もりよりも ¥2.000 UP となっております。
 お受け取りのご予定を連絡お待ちしております。

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追伸:ヒッキー ガンバレ
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August 22, 2013

終了報告 Mさんのギブソン L-7

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8/22 横浜 曇りのち晴れ

写真は作業全てが終了したMさんのギブソンL-7です。
燻煙処理、ヘッド作り替え&再塗装、フレットファイリング、WBH ナット交換、ブリッジ台座加工(ボディアーチとの接地面精度出し)などが主な内要です。

問題のあるくさび形状のヘッド構造から均一厚のヘッドに作り替えた結果、それまで痩せていたミッドレンジがぐっと厚みを増してバランス良いサウンドに生まれ変わっています。

ヴィンテージファンの方々からすれば、オリジナルを作り替えてしまうなんて・・って、お考えでしょうねえ。
でも純粋に楽器を楽器としてみた場合、オリジナルであるが故の問題点はオリジナル仕様最優先であった場合、問題点もそのままなわけですからね。
楽器のクオリティ面から見つめ直せば、いかにプレミアムな楽器であっても「使えない楽器」って場合が多々あります。

オールド楽器を物珍しい貴重品として扱うか、あくまで演奏の為の楽器として扱うかの差ですね。

現に、今回のこのL-7程にバランス良く鳴る楽器はオリジナル仕様では有り得ません。
世界中のどのL-7よりもグイレードの高いサウンドを誇ってますからね。

それに、そもそもギブソン社自体がこのくさび状のヘッド構造を他の自社製品に採用してません。また、L-7は著名プレイヤーからメイン楽器として使用されなかった要因としてミッドが薄い点が考えられます。

とは言え、こうした点はヴィンテージファンとは討論の余地は無いでしょう。
観点がそもそも異なるのですから。

Mさん、長らくお待ち頂きましてありがとうございました。
この個体は今回、指板修正&リフレットは行っておりませんので次回ビシッとさせましょうね。
お受け取りの日程連絡をお待ち致しております。

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August 21, 2013

終了報告 H I さんのリッケン

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8/21 ヨコハマ 薄曇り

夏も もう終るんだな~と言う雰囲気の中、そもそも休みが殆ど無いワタシはセミかっ!( ̄ー ̄;

写真のリッケンの作業が先程終了致しました。あらためてリッケンの張力バランス設定はあまりにも独特です。まるでセオリーなど存在しないかの如くの自由さです。
それも個性とするならば、後はこのベースは指板の波打ち修正&リフレットするくらいで宜しいのではないかと思います。

もう1本はギブソンのL-7。本日塗装の磨きを行いましたので、明日にはセットアップさせる予定です。
いっきに仕上げる予定でしたが、先日の指の怪我で指先に力を加えると、傷口がパッカリと割れてしまうので思う様に仕事が出来ないので、今日のところは傷口付近に力を加えない様にするしか手は無さそうです。

どっちみち病院に行ったところでパックリと刃物で2分割された爪ごと指先の肉を縫うわけにはいかないでしょうしねえ。 だからバンドエイド貼り付けるだけで治しちゃいます。かに座

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August 20, 2013

 経過報告 & ブッ刺し抜く

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8/20 ヨコハマ 晴れのち薄曇り

だんだん雲行きが怪しくなって来ました。

写真1枚目はFRT-TELESA の後ろ姿。かなりしぶいでしょ。

そして他の2枚は白金の I さんのリッケンベース。
前所有者がかなり強引な改造を行ってあったモノに手を入れ直しての作り替え。

ピックガードをホワイトパールにしてポット&SWを交換、再配線。リヤーPU 位置も本来の位置に変更、ノブもウッドノブに変更。そして勿論 WBH ナット。今日はここまでで作業休止。


実は昨日、不覚にも汗で手元を滑らせ、刃物を左手親指にぶっ刺して
(マキシマム ザ ホルモン風)みごとに爪もパックリ貫通。 
久しぶり~に濃い血の臭いを嗅ぎましたわ。(^o^;)

指を使うと傷口がパクパクしてしまうので、今日の作業はここまででオシマイ。
な~にワタシ、傷の治りが異常に速いので明日にはフツーに作業出来るでしょう。ご心配なく。

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