1 | 2 | 3 |最初 次ページ >> ▼ /
December 28, 2010

報告 数点

テーマ:ブログ
12/28 今年もあと僅かですね。寒いですけどヨコハマ快晴です。

数点の報告がありますね。
まず港区のMさんのカスタムストラトですが、完成間近でしたがカラーリングがホワイトでしたので燻煙での黄化が進んだ為に一旦バラして表面をひと膜落として再仕上げしています。

燻煙処理を行うtmpで最も困難なカラーリングが真白なんですね。カスタムは数度に渡る燻煙処理の後に完成させますのでどうしても黄化して、まっさらなホワイトが若干クリーム寄りに変化してしまうのでホワイトに見えるところまで黄化した面を落としていかねばならず最も手間が掛かるカラーリングなんです。
新年作業再開早々に再度セットアップしてお届けする段取りとなっていますのでご了承下さいませ。

写真のレスポールは滋賀のHさんご依頼のチューンナップ作業でして本日バラしてのお見積もりとなります。この個体はエピフォン製のLP-Stdとなりますが、弦長設定がギブソンとは異なり12F/314ミリ設定の楽器ですのでそれを前提にした作業となります。幸いにもペグロケーションは1/6弦のポスト位置が1ミリづつ広がっていますが、その他の弦は現状でOK。1・6弦も何とかこのままでも大丈夫ですからヘッド部はノータッチと決めました。後は燻煙処理とピックアップの深過ぎる座グリを埋木加工。(座グリの内側も加工精度が悪いので一旦フラットに削り直してからの埋木加工)
その他ではブリッジ位置修正とブリッジ自体をtmp仕様に変更。アッセンブリー系は現状のまま。
大まかには以上のチューン内容です。
結果、お見積もり金額は工賃合計/税別:¥100.500となっています。
Hさん、弦の指定をお願いしますね。

CCRの写真は完成ショットです。
ここ数日工房を訪ねて来た方が皆さん欲しがってしまう極上なサウンドです。

また先日完成したばかりのストラト用のブロックサドルのサウンドも非常に高評価です。
自分はロッカーである、と自負されているストラト弾きには絶対的にお薦めのアイテムです。
70’s以降のストラトの代表的なサウンドをより太くタイトにソリッドながらも色っぽいトーンで聴かせますよ。1セット/¥8.000+TAX 限定製作品の為に残り8セットのみです。
*このブログアップ後に追加オーダーを頂きまして残り6セットとなりました。

明日は大掃除です。実質的な仕事納めとなります。予定していた手術もとうとう行えませんでしたが無事に年を越せる事自体ありがたいですね。

あらためまして本年度も皆様にご愛顧頂きましたことを御礼申し上げます。
新年度は1/5からスタートです。それでは皆さん良いお年をお迎え下さいませ。(^ ^)/



$tmpブログ
$tmpブログ
いいね!した人  |  リブログ(0)
December 25, 2010

作業ストップ

テーマ:ブログ
12/25 今日も冷えてますねえ。

本日は来客の連続。常に工房内に人が居る状態でして最後のお客さんも先ほど帰られたばかり。
経理の締めもあって結局作業に集中出来ず中断の1日でした。
こんな日はあれやこれやで手が何本あっても足りません。阿修羅像がうらやましい。(-。-;)

セットアップは気を抜いたらオシマイ。最後の最後にミスったらいけませんから人の出入りが頻繁に有るうちは集中力を要する仕事はやらない方が賢明。

明日の日曜を返上して集中します。


$tmpブログ
いいね!した人  |  リブログ(0)
December 24, 2010

お知らせ

テーマ:ブログ
12/24 イブのヨコハマは快晴。でも冷えますね。

写真は本日や~っと到着した特製のブロックサドルです。
写真で見たら既製品と変わらなく見えちゃいますが、出音は段違い。従来の同タイプは音のフォーカスが甘くベチャッ!と潰れ易い特色でしたが、今回の変更でがっちりした腰の強いサウンドが得られる様になってます。

これで明日からカスタム・ストラト系の作業が進行出来ますのでお待ちの皆さんはもう暫くお時間を頂きます。よいクリスマスを。

$tmpブログ


@お知らせ:
以前に試奏器として単品製作したtmpの5弦ベース・TB-5/JJ(ゼブラトップ/バスウッドバック)が貸し出し試奏から戻って参ります。ツアー持ち出しされて予定よりも返却が大幅に遅れていた物で、この個体はもうユーズド品扱するしかありませんので大赤字処分販売致します。
 現状渡し:ケース/税無し価格 ¥260.000 メール申し込みは早い方に決定します。

@12/25 上記のTB-5はベーシストJKさんにご売約と成りました。
いいね!した人  |  リブログ(0)
December 22, 2010

終了報告

テーマ:ブログ
12/22 びみょーな天候の一日でした。

作業を終了した個体の報告です。今回は特注製作中のストラト用のブロックサドルがまだ到着していない関係でカスタム製作品3本が保留状態となった為に予定より前倒しで今回の作業が早まりました。

YさんのギブソンB-25無事完了です。
今回は指板修正&リフレットは行っておりませんので指板は波打ち状態のままです。それをフレット上面の擦り合わせでトラブルを回避してありますが次回は全ての修正を行いましょうね。仕込みが付いてしまっている関係でブリッジ高はまだ高めのです。指板修正を行えば現状から2ミリ程下がります。

仮に一般のリペアーショップに持ち込んだ場合、このままの仕込み角が与えられた状態のままで指板修正とリフレットだけを行われてしまいますので、それでは根本問題解決になりませんからワタクシがまだこの仕事を続けているうちにお持ち込みください。

また今回は前傾していたブリッジ台座をフラット状態に削り直しを行っております。本来このフローティング・ブリッジ方式の楽器のブリッジ台座には段差加工を行う必要は有りません。
しかしブリッジの裏に(本体内部)接ぎ木加工を行いトップ補強と浅過ぎるボールエンド位置の修正を兼ねた処理を行っています。
写真は左右のパールのドットインレイを取り外して中に仕込まれた固定用のボルト&ナットを一旦抜き去ったところです。裏面に接ぎ木をした上で再度リセットします。(写真1)

今回の作業により、トップ隆起を低めてブリッジ傾斜も最小限に留める事に成功していますのでオクターブもこのモデルとしてはかなりまともです。

今回の作業は燻煙処理(トップ・プレス架けでの燻煙処理)ブリッジ台座作り替え、フレットファイリング、牛骨ナット作製などで工賃合計¥135.000+TAXとなっております。
これと同じ作業はtmp以外では困難でしょうから同じ様なモデル(J-45/50・B-25)でトップ浮きブリッジ前傾のトラブルでお悩みの方は今回の記事を参考にされて下さい。

受け取りのご予定連絡をお待ちしております。


$tmpブログ
$tmpブログ
$tmpブログ
いいね!した人  |  リブログ(0)
December 21, 2010

個別報告 ギターのYさん

テーマ:ブログ
12/21 今日は冷え込んでます。年末恒例の無休状態と連続の燻煙処理で少々バテ気味。

写真はYさん持ち込みのチューンナップ作業でギブソンのB-25。
今回の作業はいつも以上に手の込んだ作業が余儀なくされてます。その一番の原因はトップの隆起変形です。作業前には6弦側で5ミリオーバー/1弦側が3ミリ程の数値で変形してトップがフロートしていました。
(写真1)

@今回のこのB-25のチュ-ンに関してはブログ内でなくHPでの解説でもう少しだけ詳しい掲載をする予定でいます。たまにゃーHPの方も更新しなくちゃね。

取り敢えず、このブログでは大ざっぱな報告のみでご勘弁を。

とにかく設計から半世紀も経てば、その設計に問題点の有る無しがはっきり出て来ます。基本的なアコースティックギターの一番の問題点はブリッジ台座周辺の構造設定に大きな不備が在る点です。簡単に言えば、トップがめくれ上がっても仕方が無い構造が未だに継承され続けている事です。まあ、そこらへんはHPに別記載しておきます。

原因要因はその別解説でお読み頂くとして、要するにこの個体はアンバランスにトップが隆起変形している点を少しでも解消しない限り、湿度の高いこのアジア圏ではより変形は進行しブリッジ台座はトップ変形と共にますます前倒し状態に置かれ、オクターブは完全にズレます。更にこうした個体は弦高も上がってしまい、その為にサドルをペタペタに低くしなければならなくなります。

またtmp設定の様に段差加工設定を施されていないアコギ達はサドルと同じ台座トップ位置から出て来る弦の圧力でサドルは更に手前に押し倒す方向で負荷を架け続けられています。その為に更にブリッジ台座の前傾は進行してしまうのです。サドルが前倒し状態ですから音はデッドにしか響かず、オクターブもぜんぜん合わなくなります。
要するに設計当初の位置にサドルも居ないしトップの平坦さも保たれていない、正に規格外の状態と言う事です。

当然変形したままのトップ材は響き方にも歪みを生じてしまいますので最初は鳴っていた個体ですら製造から5年程経過した後あたりからトップの変形が進行するにつれデッドな鳴り方に成ってしまいがちです。本来、トップ材はなるべく水平を保ち、弦の圧力もサドルを垂直方向に押し付ける方向により架るべきで、そうしなければ音の腰は生まれず分離も低下し本体全体を鳴らす力が損なわれるからです。

要するに従来のブリッジ台座周辺構造は欠陥とも言える構造のままなんですね。

今回は単なる燻煙処理だけでなく隆起したトップに圧を加えながらの長時間処理を行って少しでもトップ浮きを押え、これ以上の隆起を起こさない様に処理してあります。(写真2)
同時に本体内部のブリッジ台座の裏側にあたる部分に接ぎ木をして裏からも変形を押える構造に変えてあります。と同時に弦を張った場合のボールエンドの留まる位置も修正してあります。

従来のアコギの場合、簡単に言えばボールエンドが留まる位置がトップ材に近過ぎるのです。
その為に充分な音の腰が元々得られない状態であり、トップ材を裏からめくり上げる力が働き易くなってもいます。要するに従来のアコギの設定ではダブルで問題を抱えている構造が採用されていると言う事です。

今回はそうした原因で生み出されたトップ変形の修正と補強、そして張力設定の変更がテーマとなった作業です。結果的には最初6弦側で5ミリ以上も変形していたものが3ミリ程度に、3ミリ変形していた1弦側では2ミリ以下まで変形が収まっています。(写真3)たぶんこれが修正限界でしょうね。
燻煙効果によりこの状態で木部は安定化して行きます。ここまで修正が出来て良かったです。

Yさん、このように既に一番の問題点は解消済みです。今週末には完成出来る予定です。

$tmpブログ
$tmpブログ
$tmpブログ
いいね!した人  |  リブログ(0)
December 20, 2010

もうすぐ完成

テーマ:ブログ
12/20 いや~今年の仕事も実質この1週間で終了です。今年も過ぎ行く日々は早かったなあ。

写真は完成直前の段階でのCCR-BW/WHのショットです。超シンプルでしょ。

ド派手な木目のソフトメイプル材の製品より、ワタクシは素の木が好きですね。こー言う楽器は派手さは無くても長~く飽きの来ない付き合いが出来るもんです。楽器は一生付き合えるかどうかで選ばなくちゃ。

サウンドはCCRファンが居るくらいですからお墨付きと言っていいでしょう。このモデルは濃厚なナチュラル・トーンが売りですからガチャガチャ弾きまくるタイプではなく、感情移入して弾き込むタイプのプレイヤーさんには生涯の親友になれるでしょう。

トグルSWの下のノブがLCV(ローカット・ヴォリューム)です。これを絞れば、ハンバッカーでありながらコイルタップのようなか細いサウンドではなくアンサンブル中でしっかり存在してくれるシングルPUと遜色無いサウンドもメイク可能です。
最近は以前に製作したCCR所有の方々から、この回路への変更依頼も寄せられています。広く皆さんにお薦め致します。

いつもながら「ギター弾きで良かった」そう思わせてくれる1本に仕上げてあります。


$tmpブログ
いいね!した人  |  リブログ(0)
December 18, 2010

ご報告

テーマ:ブログ
12/18 ヨコハマ冷えますが晴れの土曜日。休暇ムードの近隣に配慮して静か~に作業してます。

写真は特別販売品のカスタムストラトで本日売約済みとなりましたのでご報告しておきます。
検討中だった方々、誠に残念!また次回に。m(u_u)m

$tmpブログ
いいね!した人  |  リブログ(0)
December 17, 2010

個別報告 川崎のHさん

テーマ:ブログ
12/17 ヨコハマ快晴。でも冷えます。

写真はHさんのペグロケーション変更を終えたギブソンSGです。同時にスロープヘッド化と偏芯サドル交換を終えたCCRも全ての作業を無事終了しています。どちらも予定通りの結果が得られていますよ。

このSGも最初の状態と終了後のサウンドを比較したら別物の鳴りを示しています。恐らく誰も元の状態の鳴り方がいいとは言わないでしょう。少しぐらいの差ではありません。明らかにアフターの方がいいです。ご安心を。

こうした微妙な設定差から起こるサウンドのクオリティの違いを体験すると初めて楽器と言うモノが単なるモノではないことが所有者ご自身も理解出来る様になります。
実際には楽器設計には自由度は驚く程少ないんです。
オリジナルと称して製作者が自由に作り上げたものも含めてそれらは一般的には楽器の扱いを受けてはいますが、実際にはやはり音楽を生み出す道具として積み上げられた裏付け在る技術やノウハウの元で製作された物しか本物の楽器とは呼べないと思いますね。

こうした作業を行う度にその微妙なる世界に技術屋として居る事を実感します。

Hさん、直接受け取り/発送、いずれかをご指定下さいね。ご連絡お待ちしています。

$tmpブログ
いいね!した人  |  リブログ(0)
December 16, 2010

報告&出荷案内

テーマ:ブログ
12/16 今日も冷えてます。

ギタリストのYさんのCCRのスロープヘッド化+偏芯サドル交換作業無事終了しております。たいへんお待たせを致しました。お仕事には間に合わせましたからね。受け取り日程をご連絡下さいませ。

Nさんご購入のTELESA-EAも本日出荷させて頂きました。完成以来、連日の試奏もひとまず終了致しましたのでNさんのご要望にお応えしての特別販売です。また次のを仕込まなくちゃねえ~。

あと半月で今年も終わりですね。来年となりますとワタクシの予定では製作期間がまた1年終了に近づくわけですからね。大切に日々過ごしたいです。絶えず進化させる努力も惜しまないつもりです。それがプロの基本姿勢ですし、これでいい、と思った時点で成長は止まりますから。

死ぬまでは進化する!(^ ^)/

$tmpブログ
$tmpブログ
いいね!した人  |  リブログ(0)
December 15, 2010

追加写真

テーマ:ブログ
12/15 今日は快晴。でもさすがに冷えます。

昨日は来客が連続でありまして作業が進められなかったので今日に持ち越し。頑張りました。
蔵前のHさんの調整2本も本日無事に完成。明日以降の発送となりますので今暫くお待ち下さい。

ちなみに試奏品のTELESA-EAですが、試奏に見えた方の強い要望になぎ倒され売却決定しました。(*v.v)。

写真はチューンしたアコギで売却用の1本。前回写真がありませんでしたので本日公開。
SUZUKI ヴァイオリン製のなんちゃってD-45タイプ。まだ塗装の乾き待ち状態ですが、例によってそこかしこ作り替えちゃってますから鳴りますよ~ 
今回の処分品とは言えチューン後の出音に対して実際にこれらと張り合える製品となると最低でも30万クラスからでしょう。チェックに来られた方々もそこは共通で納得されてる点です。

ギター弾きならいいアコギは 必ず持ってなくちゃね。(^O^)

$tmpブログ
いいね!した人  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 |最初 次ページ >> ▼ /