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July 30, 2010

個別報告2件

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7/30 今日は降り止んだ雨の影響で高湿な一日でした。

写真左は大阪のIさんのハーフチューン品で本日ボディ部分のチューンを全て終了した時点でのショット。

ネックの仕込みも4点止めに変更し最初とは比べものにならない設定精度で仕上がっています。その他、ピックアップ以外全てtmp仕様化、錆び付いたパーツ洗浄したトレモロも再設定してあります。更に塗膜ファイリングも終了してますから鳴る要素を充分に備えてます。
後はペグのリロケーションしたネックの塗装修正が済めばセットアップを残すばかりです。

もう1本は先日処分販売する事にしたFJ製のTL・カスタムのボディです。

ネックの仕込み部はボトム面だけでなく隙間があった6弦側側面壁もアルダー材を接ぎ木して再加工し密着精度と指板高/角度設定も終了。同じくネックも変形状態だったものを修正し精度の出し直しをしてあげています。量産品は規格通りにネックが取り付けられていればOKですが、製作家の仕事ではそれだけでは評価の対象外です。最良の設定が施されていて実際に良く鳴り響く状態になるまで何時間掛かろうが終われません。結果こそが全てなのです。そこが市販品との大きな差ですね。

市販品のままの状態で所有されている方は、お手持ちの楽器に関して半分程度のポテンシャル状態で所有されていると考えて大方間違いありません。出来るならもっと愛情を掛けてあげるべきでしょうね。

このテレキャスターは前回紹介した様に燻煙処理と肝心な部分だけツボを押えて仕上げてオシマイ。でもCS製にりっぱに対抗出来ますよ。それどころか勝っちゃうでしょうね、たぶん。
@この個体は本日、ギタリストのOさんご売約となりました。

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July 29, 2010

経過報告 大阪のIさん

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7/29 今日のヨコハマは久しぶりに小雨が降ったりして少し涼しい感じもあり。
昨日は飛び込みの調整作業が重なって届きまして、作業段取りが変更となり大忙し。ブログもお休みしました。

写真は大阪のIさんのハーフチューン作業中の70's/フェンダー・ストラト。ネックの仕込み設定の変更、ネック本体の精度出し、ネックの4点止めに変更、ペグ・ロケーション変更など本体の肝心要の部分に手を入れましたから、基本的にはもう振動系設定に関してはこれでOK。仮にこの時点で組み上げても既に鳴りは別格に成っている筈です。
格段にダイナミクスは向上し腰のしっかりしたサウンドで木部が響く様に作り替えてますからね。

この様なモデルの市販品をオリジナルのまま所有している方々が殆どだと思いますが、分かり易く言えばその楽器の素材が備えるポテンシャルの半分程度の状態で所有されている、とも言い換えられますね。

現在、木部加工を施した各所をタッチアップ修正中ですのでそれらが済み次第、リセットアップします。とは言え、そこまでに10日~2週間程は時間を要します。Iさんお楽しみにお待ち下さい。



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July 27, 2010

個別報告 大阪のIさん

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7/27 あらあら7月も終わりが近づいて来ましたねえ。

写真は大阪のIさんご依頼のチューンアップ作業品で70'Sのフェンダー・ストラトです。
左の写真は1回目の燻煙処理時点でバラした時のショット。

ここでポイントなのが70'sからいっきに量産体制に入ったフェンダー社は工場人員共に拡張させ大幅な生産アップを図りましたが、その象徴的とも言えるのが、ネック・ポケットとネック端末双方に金属製のアジャスターを設けて3点絞めでのネックジョイント方式です。

これは分厚い塗装もそのままでネックが仕込めて角度調整を可能とさせて生産性の向上を図ったものでしょう。このことで塗料の溜まりをキレイに省き精度を高める面倒な作業がパスされレンチを差し込んで回せばネックの仕込み角度が調整出来る様にする事で製造上の時間を短縮する事が可能だからです。

これは量産楽器に於けるデタッチャブル方式ではネックの仕込み精度を出すのが面倒である事の証でもあります。確かに面倒な作業である事は事実ですからね。ましてや、指板高設定、角度設定、密着精度などの微妙な設定出しなどは一般工員さんには到底こなせる作業ではありません。ここで時間を食ったり失敗したりと言った事が多発するからです。

この3点止めシステムは対外的には誰でも簡単にネック仕込み角調整が可能な画期的なシステムとして登場していましたが、実際には本来密着していなければいけないネックとボディの接合面は隙間だらけですから相互の弦振動はここでシャットされてしまい結果ダイナミクスは大きく損失してしまいます。

それを解消するには写真右の様にボディもネックにも取り付けられた丸い金属スペーサーを取り外し、それぞれ埋木加工してから平面精度を出し直して上げて、最終的には4点止めプレート方式に変更してしまいます。その為にボディの方は更に埋木加工を施して仕込み高や角度設定などを最初からやり直して最終的にtmp設定に変更します。
右の写真が、まず丸い金属スペーサーが取り付けられていた円筒溝部分を埋木し、平面精度が全く出ていなかったそれぞれの接合面の精度出しを終えた時点でのショットです。更にネックヘッドもペグ穴を全て埋木加工してあります。当時のペグは精度も悪いですしロケーションも深く響かない設定です。

2回目の燻煙を終了してからペグロケーション変更とペグそのものも変更します。

Iさん、今回の報告はここまでです。
長らく眠ったままだったというこのストラトをチューン終了後には思わず手が伸びてしまう鳴りまくりのストラトに必ず変身させますからね。お楽しみにお待ち下さい。

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July 26, 2010

個別報告 港区のMさん

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7/26 今日も暑さが堪えますねえ。

写真はチューンナップを終了したMさんの某カスタムメイド・レスポール。例の弦長設定がギブソンより長い個体です。

初期報告を読まれてMさんはショックを受けたそうですが、チューンを終了したこのギターを弾いたらもう一度衝撃を受ける事になるでしょうね。
高々数ミリずつのパーツ移動加工中心のチューンでここまでサウンドが変化するのか、たぶん同じ個体だと言う事が信じられないと思われる筈です。

皆さんの中にも「それは信じられない」と思ってる方がいらっしゃるんでしょうね、たぶん。燻煙処理と埋木加工、元のパーツをそのまま流用してそれを数ミリずつ移動しただけでここまで鳴りが変化するなんて素人の方には信じられなくて当然かも知れません。でも技術屋にしてみればその変化は当然の事なんです。それが信じられない事自体が素人さんの証みたいなもんです。でもそれでいいいんです。(^_^)

Mさん、お待ち下さりありがとうございました。受け取りに来られるか、発送して宜しいのか、ご連絡をお待ちしていますね。

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July 24, 2010

追加

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7/24 本日2件目

写真は数年前に入手しておいたFJ製テレキャスター・カスタムのボディ(アルダー)。ネックも同じモデルのローズ指板仕様品です。この個体も当時にこのモデルのフルチューン品の入手希望者が居らしてキープして置いたものですが、その後連絡が来なくなり今日に至っています。こういったのが困るんですねえ~。
ず~っと在庫負担になっちゃうんです。
そんな事もあり現在では依頼者の方の持ち込み品のハーフチューンかフルチューンナップしか行っていないのです。

今回はもうこの個体はキープ無効として処分します。
とは言え、市販品のままではメーカーの量産品仕様ですから、イコールで工場のオジさん、おばさん達が製造した製品ですから楽器のレベルには到底至っていませんので今回は必要最低限のカスタマイズを行って処分販売する事になります。

基本作業は燻煙処理、ネック仕込み変更、PUは現状品のままコントロール部を全てtmp規格品に作り替え(USAパーツ+フラットケーブル配線etc)、フレット擦り合わせ、ネックグリップ修正、テンション・バランスを整える為のペグ変更、などです。その他現状仕様。

写真では深すぎるネック仕込み部に埋木を行い、現在は埋木した部分の塗装タッチアップを処理しているところです。
またネックの端末の断面が接するボディ部分もテレキャスターの量産品はフロントPUの座グリとネック仕込みポケットが共通の深さで通じて同時加工がされている関係でポケット中央断面に木が無い構造ですから結果的にここで振動ダイナミクスが得にくい構造になっています。
少しでも製造工程を減らす為の手段でこうした構造になっているワケですが、ここも埋木加工を行ってネックポケットとPU座グリを分断してネックの端末がしっかりボディ断面と密着する様に再加工してあげてます。
市販品と同じ仕込み設定では線の細い鳴りしか得られませんから再設定が重要です。これだけでも楽器全体のダイナミクスはかなり向上出来ます。まず市販品はこの部分の設定が基本的にNGですからね。

とまあ、CF化はあえてせずに作業費用を抑えての処分販売とします。とは言え、CS製品にも負けないサウンドを前提にして仕上げます。発送は運送用のユーズドSCに入れて発送致します。
本体のみ特価¥115.000+TAX メール申し込みの早い方に決定です。お待ちしていますね。

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July 24, 2010

完成のご案内

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7/24 今日も暑いですねえ~

写真はさいたま市のIさんのCCRですが先ほど全ての作業が完了致しました。
気付いたら最近の個別報告でこのCCRの依頼者のお名前を別のメンテナンスで持ち込まれた方のお名前で報告していました。たいへん失礼致しました。
楽器は確認を再度行ってから発送準備に掛かります。今回もスロープヘッド化は大正解。フラットヘッド設定時の鳴りを凌いで鳴りまくってますよ。お楽しみにお待ち下さい。

今日は予定では午後から琴の先生と食事会でしたが、ご高齢の先生がここのところの猛暑でバテてしまったそうで今日の食事会は涼しくなってからにしましょうと延期になりました。まあ、無理も無いですよね、この猛暑ですもん。

皆様も連日の事でお疲れの方も多い事でしょうね。ご自愛下さいませ。

でもワタクシの心配は無用です。ここのところ頂くお中元が殆ど「これでお好きなハイボールをお楽しみ下さい」と言ってウィスキーなんです。じゃあ、と言う事で、ありがたくハイボール飲んで英気を養ってますので猛暑中でも元気一杯です。 お心遣い下さった方々にはあらためて御礼申し上げます。
誠にありがとうございます。m(u_u)m  でも今夜は近所の沖縄料理屋で生ビールだな。(^ε^)



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July 23, 2010

個別報告 さいたま市のIさん

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7/23 夏日が続いています。

但し湿度は高めなので塗装は行えません。ギリギリ燻煙は行えてますが湿度が高めなので処理時間が長引きコストも嵩みます。また日中の温度が高いので庫内の室温調整も必要になりますからかなり面倒です。

でも、さいたま市のIさんのスロープヘッド化して塗装を終えたネックは塗膜硬化の為に6時間程燻煙処理を行う事で硬化を完了させる事が出来ています。
燻煙処理はこうした塗装膜の硬化にも威力を発揮してくれるのです。自然乾燥ではネックのヘッド面とは言え硬化には10日~2週間は時間を要しますが燻煙処理を行えば梅雨時以外なら4時間ほどでほぼ同じレベルに達します。まあ、その分コストは掛かってしまうのですが梅雨時などは請求出来ない費用負担を負ってでも少しでも作業を前に進めて遅れを取り戻さなくてはいけないケースがどうしても増えます。

そんなワケでIさんのCCRの作業は明日からセットアップ~調整作業へと移行します。たぶん月曜中には完成させることが出来るでしょう。お楽しみに。*写真の写り、今日のは失敗だわ。

 明日の土曜は通常ならいつも通りの作業日なんですが明日は琴の演奏家の先生から食事会のお誘いを頂いているので作業は半日で終了します。別種の楽器であっても腕の立つ演奏家さんとの会話には学べることが沢山あります。 では、皆さん良き週末を! また来週。(^_^)/

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July 22, 2010

News

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7/22 夜のお知らせ

t.m.p では、クレジットカードの使用可能に引き続き、予定では来月末からヤマト便での受け取り時にでのカード支払いも可能となる予定です。但し使用限度枠が30万までですのでカスタム製作品など受付時に半金お申し込み頂き、残金を受け取り時にカード支払いと言う形が宜しいかと思われます。

詳しくはまたあらためてご報告致しますね。

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July 22, 2010

個別報告 さいたま市のIさん

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7/22 今日も真夏日。暑いけど夏はいい。( ̄▽  ̄ )

写真は、さいたま市のIさんのCCRのリヤーハム化作業で本日ボディ部分の作業全てを終了させました。
あとはスロープヘッド化したネックの塗装硬化待ち。もう暫くお待ち下さいね。

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July 21, 2010

特別処分 FJ製ジャズマス

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7/22 本日2件目

写真は以前に数名の方々から「ジャズマスターのチューンナップ品はないのでしょうか?」との要望を頂き「じゃ、1本やっておくかな」と言う事でFJ製の良素材を入手し途中までチューンした状態の個体です。
でもその後、それらの方からパタッと連絡が来なくなって結局寝かしっ放し。やれやれ。(>_<)

カスタマイズの内容は燻煙処理とネック仕込み設定のし直し、フレットファイリング、そしてジャズマスはフェイズ回路の影響で配線引き回しが長く音質劣化が大きいのでシンプルな1トグルSW+マスターヴォリューム+マスタートーンに変更、また使われているパーツや線材があんまり(ー_-;なので、ポットはCTS、ジャックもSWクラフトに変更(トグルSWは現状品流用)、ノブもUSAフェンダー純正、配線はtmpのクライオ・フラットケーブルで引き直し。またピックアップのケーブルも変更。ペグもゴトー製ロック機構ペグに変更。

これだけの変更で本体価格は別として11万相当のカスタマイズ作業内容です。

*元のフェイズ回路はパスされダミー化。

これでピックアップ自体は元のままであっても出音はかなりしっかりして来ます。市販品のままでは音の線が細くアンサンブルで抜けて来ないので、力(りき)んで弾かれがちの楽器ですが、この個体は大丈夫。これだけの設定変更だけもサウンドグレードは2ランクは上がってますから。

CF化は行っておりませんが、通常のジャズマスと比較したら明らかな差が出ますので、このモデルの入手を希望されている方、市販品じゃ物足りない方には打ってつけの1本でしょうね。
本体の入手価格が7万程しましたが、この際泣きの処分。
処分価格:¥12万+TAX 付属ユーズドSC 1本きりです。

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追伸:完成後 やはりここまで安定した音のするジャズマスは初めてですね。フルチューンではないですが充分プロユースレベルです。ジャズ屋さんでも使えるトーンを備えるに至ってます。このギターが12万なんて有り得ませんよフツー。

@本日17時 この個体はギタリストのHさんご売約となりました。
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