短気で損したお話です。(苦笑)
17日の夜、宿泊したホテルの真向かいにある和食屋さん。
店に入ると右が禁煙席、左が喫煙席に分かれている。
迷わず、右の禁煙席へ。
禁煙席担当の店員さんに案内されて座ると、
すぐにお茶と味気ない紙のおしぼりが運ばれてくる。
ビニール袋に入った薄い紙のおしぼりが出てくるお店で美味しかった記憶がない。
俺だけか?(偏見です。)
「ご注文がお決まりになられたら呼んで下さいね。」
少し嫌な予感がする。
席に呼び出しのブザーがないお店は、
呼んでもすぐに来たことがない。
俺だけか?
すぐに注文したい品が決まったが、
案の定、誰も来ない。
呼んでください!と言いいながら完全に姿を消してしまいます。
怒らない怒らない!
少し我慢すれば生ビールが呑めるんだから!
スマホを見ながらしばし待つ。
足音が聞こえる。
やっと来た。
声を掛けようとすると、
自分を通り越して自分より先の4人組の席に行ってしまう。
こちらをちらっと見たので自分はそのあとなんだろう。
ちっ!
イライラしてはいけない。
次は自分の番。
他に客はいないしね。
4人組はどうやら◯国の人たち。
店員さんを呼んでからメニューを広げて迷ってる。
店員さんは動けない。
やれやれ。
再びスマホを見て時間をつぶす。
5分経った。
待たされてる5分は非常に長い。
俺だけか?
店員さんは4人組の前で立ったまま。
いつまで待っても決まる気配がない。
「ちょっといい?」
ついに声を掛ける。
店員さん、こちらをちらっと見て、ごめんなさい!
というような顔をする。
仕方ない。
厨房まで行くと喫煙席担当の店員さんが厨房の人と談笑している。
「オーダーお願いできます?」
と少々、いらついて声を掛ける。
「もう少しお待ちくださ~い」
と、雑談してる喫煙コーナー担当の店員さんがおもいっきりの愛想笑いで答える。
禁煙席担当の店員さんはまだ決まらない4人組の前で立ったまま。
喫煙席担当の店員さんが来るものと思って待っていたら、
再び厨房の人と雑談してる。
その人は喫煙席担当なので禁煙席の客のオーダーを取る気はないらしい。
ふ~ん。
なるほどね。
それがわかった瞬間に、
頭の中で音がする。
プツッ!
本当にそんな感じ。
「おい!注文取りに来る気がないのか?」
大きな声を出す気はないのだけど、
店内に響き渡るような力強い声が出てしまう。
やめろ!
やめろ!俺!
もう一人の俺が止めにかかる。
店にいる客、全員が自分を見る。
◯国の4人組に捕まっていた店員がかけ寄ってくる。
今さらかよ!
と、言いたいのをぐっとこらえる。
いや、そうじゃない。
君は悪くない。
君はただ、機転が利かないだけ。
悪いのはこの店の責任者!
禁煙席担当が身動き取れなくても、
喫煙席担当は自分の持ち場だけやってればよいという
そういうスタイルを作った責任者が悪い!
席を立ちあがって大きな声を出してしまったので、
今さら座り直すこともできず、
店を出るときに、
厨房の人と喫煙担当の店員さんが、
「すいませ~ん!」
と、口パクで謝ってきましたが、(口パクです。)
誰も出ていく自分を止めてくれなかったので、
今夜の食事はホテルの自販機のカップうどんとなりました。
近くに他に飲食店はなく、
この日は土砂降りで、
遠くに見えるコンビニまで歩いて行く気力もなかったので・・・・・
とめて欲しかった。(苦笑)
生ビールが呑みたかった!
短気は損ですね。(笑)
普段は美味しいカップ麺も、
この日は気分がすぐれずに、
わびしさも追い打ちをかけるので、
美味しくいただけませんでした。