ボクシングマガジン 2016年7月号。


表紙は、不世出のボクサー、故モハメド・アリの特集でした。


パラパラとページを捲っていくと、井上チャンプの記事と、諸先輩方の拳のケアの記事が。


拳の鍛え方。

平仲明信さんの鍛え方も紹介してほしかったですね。

いつぞやテレビ?で観たのは、薄いパンチンググローブで、硬い柱(鉄骨?)を殴る映像です。

浜田さんの、鉄骨殴りは有名ですね。

まずは拳立てからですね。



さらにページを捲ると、村田選手の香港での試合の記事。

(写真お借りします)


murata1


murata2

この2枚の写真ですが・・・共通するところが・・・。


そう、左ジャブの写真です。

でも、私が気にするのは、右手です。


脇がガラ空きです。

しかも、普段の構えの位置から、かなり(弓を引くように)引いています。

この調子でワン・ツーも打ちますので、完全なテレフォン・パンチです。


以前も書きましたが、テレフォンだけでなく、パワーも半減です。


人間の構造上、脇を締めてこそ強いパンチが打てます。

皆さん(読んでくれる方がいれば)も、試しにワン・ツーやってみましょう!


両拳を顎に置き、脇を締めて構えましょう。

まずはワンのジャブです。ジャブの時、右脇を開けながら弓道のように右腕を引きましょう。

そのままツーの右ストレートです。


このやり方だと、少なくとも私は、右ストレートに力が入りません。

押すパンチになってしまいます。




今のところ、ミドル級トップ戦線とは絡んでいませんが、

スピードのある上位ランカーなら、村田のジャブをダッキングして、

ガラ空きの右脇腹に左ボディーブローを叩いてくるでしょう。


テレフォンパンチも見抜くでしょう。


右脇を締める改善は、必須と感じます。


持前のパワーにキレが加われば、世界チャンプも夢ではないと思います。