夏も終わり、秋の気配を感じる頃になりました。
山にはススキが穂を付け、里では黄金色の稲穂が夕日に光っています。
夏が終わること、毎年のことですが、さみしい感じがします。
歩いた山を思い出すと、・・・林の中の急登、耳の後ろから汗が落ちる感触、背中が汗で濡れて腰まで下がってきたことも思い出されます。
そんな時でも、沢筋からさ~と涼しい風が吹き上げてくると、思わず
「良い風ですね ~ ~ 。 有り難いですね~。」・・・と声が出ます。
足を止めて2~3回深呼吸をして、背中とザックの間に風を入れてまた歩き始めます。
そして稜線では小さな花が咲き誇り、青い空に突き出た山の頂、そこに浮かんだ白い雲、それらは心に癒しを与えてくれます。
頂上に着いた時のみんなの笑顔は、なんと素敵なことでしょう。
山は心と体に栄養を与えてくれますよね ~ 。
もう、次の山は決まっています。
最後の夏山です。
また仲間に会って、そして笑顔にも会えます。
下の写真は雲間に浮かぶ木曽駒と御嶽山です。
上の左が御嶽山、その右の連峰が木曽駒ヶ岳です。
あの時の景色は写真では表現できませんね。
素晴らしかったです。
このような写真を見ていると、色んな事が思い出され、窓から入ってくる秋風のせいでしょうか、
センチメンタルな気分にも成ってしまい、
来年もまた行きたくなります。