2010-02-20 22:00:00

「損切り」が効力を発揮するための3つの大前提

テーマ:損切りより両建ての方が有利な理由
まずは、前回の記事の収支計算をしてみることにしましょう。

○まったく損切りしなかった場合

100円で1枚買い・・・01
シナリオ1 :99円・・・評価損-1万円
シナリオ2 :94円・・・評価損-6万円


●事前設定のレートで損切りした場合

100円で1枚買い・・・01
98円で損切り・・・00】 (-2万円の損失)
96円で再エントリー・・・01
シナリオ1 :99円・・・トータル+1万円(-2万円+3万円)
シナリオ2 :94円・・・トータル-4万円(-2万円-2万円)

(※ポジション表記が分からない方はこちらの記事をご覧下さい

一切損切りしない場合に比べて、収支のバランス上損切りした方が都合がよいことは分かりますが、損切りが効力を発揮する前提として3 つのステップを経なければいけない点は一考に値します。即ち、
1) 損切り執行価格よりも安く買い戻す
2) 買い戻した後、再度の損切りには引っ掛からない
3) 買い戻した価格を基点に利食い想定レートまで反転する

という条件が厳然と存在するのです。損切り後、見込みより下がらず当初の建て値付近で買い戻すこととなれば条件1)を満たすことにならず、首尾よく1)の条件を満たしたとしても、再エントリー時にロスカットに引っ掛からないという保証はどこにもありません。


たとえ2)の条件をクリアしても3)の条件である利食い想定レートまでの反転が必要となることを考えると、改めて損切りの工程には多様な難しさが潜んでいることが実感できることでしょう。かといってまったく損切りを設定しない場合は無制限の損失を引き受けることになり、突発的な大変動があれば投資資金の大半を失うことになります。


結局のところ損切りには一長一短があり、設定に躊躇する場面も多々あることは想像に難くありませんん。しかしツナギ売りを上手に利用すると、前述の論争に一定の決着をつけることが可能となります。


対応策は実に簡単!98 円で損切りするのではなく、新規売りに変更するだけで構いません。これでポジションは【00】ではなく【11】となり、2万円の損失は評価損となります。


そして、損切りした手順と同様、96円で新規買いを実行することにしましょう。結果、ポジションは【12】となります。


さて、98 円での売買操作が決済売りか新規売りかというささやかな違いが、その後どのような違いをもたらすのでしょうか。96 円で1 枚買い増した段階では、損切りした場合と比べて2 万円の損失は「実現損」なのか「評価損」なのかという差異はあるものの、ほとんど大差ないようにも思えます。


ですが、たった1 枚の売り玉が存在するために、以降のシナリオがまったく別の色彩を帯びることになりるのです。

■Next:「損切り」よりも「両建て」の方が【明らかに有利】な理由
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