ネットショッピング徒然草

ネットで買って、自宅に届き、ブログで報告♪
ネットショップ運営支援サービスを展開している、コマースデザイン株式会社のライター川村は、“買い物の9割はネットで済ませる”自他共に認めるネットショッピングフリーク。「本日のお買い物」をプロの視点から語ります。


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昨日、たまたま、NHKで放送している

仕事ハッケン伝  という番組を見ました。



有名タレントが、およそ1週間、今アツい企業の現場で一般社員と同じ条件で働きます。
与えられたミッションを達成できるのか?
特別扱いは一切なし。時には怒られ、時には思わぬ才能を発揮。共に働くからこそ見えてくる、企業の経営哲学や仕事の流儀。そして出演者自身が「もし、あの時違った選択をしていたら・・・??」とあり得たかもしれない「もう一つの人生」を疑似体験します。
新しい自分を「ハッケン」し、仕事の魅力を「ハッケン」する新型ドキュメンタリーです。(番組HPより抜粋)



というもので、初見だったのですが、


お笑いコンビ、ピースの又吉さん×コンビニ業界


又吉さんがローソンの、

新商品のキャッチコピーやポスターなどを考える広報的な部署で働く、というもの。


ローソンの新商品の「ショートパスタ」のキャッチコピーを考えるお仕事に挑戦されてました。


実際に現場(コンビニ)で働いたり、街頭でリサーチしたりなどし、

プレゼンに臨んだ又吉さん。


実際の社員の方が上司にダメ出しされた後で、

又吉さんのプレゼンが始まります。


リサーチした、ターゲットや方向性の報告は、なんとも普通。


・30代、40代の女性向け

・かわいいもの


など、

意外とフツーの事を言うのかな、と少し残念な気持ちで見ていると・・・



神コピーが!!


「末っ娘が生まれました。かわいがってあげてください。」


しかも、もう一つのPOPは、

縦書きで



命名:ショートパスタ

            ^(←吹きだしで)

           双子です。



これ聞いたとき、ぶったまげました。

プレゼンを聞いていた女性社員の方達も、歓声&拍手。

やり手そうな部署の責任者の方も、「300点!!」と大絶賛。


普段同じ仕事をしている私にも、その素晴らしさが痛いほどわかりました。

これは、なかなか出てくるコピーじゃないです。



女性に好まれる「かわいい」というテーマから、


普遍的にかわいいもの → 「末っ娘」



と、いうキーワードを導きだされたようです。

ものすごい飛び越え方をしてきましたね。


でも、やはり期待をうらぎらなかった又吉さん。

又吉さんは、こういう才能があるだろうな、と私は密かに期待していたからです。



それはなぜか?


又吉さんは、ものすごい読書家だからです。


wiki によると、

「通算で2000冊は本を読んだ」程の読書家で、活字が躍りだす夢を見るほどの本好き。


と。大の太宰治好きであることは、かなり周知されていると思います。



では、なぜ読書量が秀逸なキャッチコピーに影響するのか?


まず、


・活字

・単語(語彙力)

・知識(常識)

・さまざまな文体

・ストーリー(物語)


に、数多く触れているということです。

これは、引き出しとなって知らないうちに蓄積されていきます。


その引き出しは、何かを表現するときに使う引き出しです。


例えば、

「ある女性の美しさ」を表現する場合、


・顔立ちが整っている

・姿勢が良い

・アイロンのぱりっときいたシャツを着ている

・言葉遣いが丁寧である

・柔和な眼差し



…など、「美しさ」に関する様々な引き出しを開けて考えます。


引き出しが多ければ多いほど、多角的に分析でき、

些細な点同士でも、線で結べるようになったりします。


ただ、「美人」と言ってしまえばそれまでですが、

「どう美人なのか」を、最適な言葉で伝えるのが表現であり、コピーです。


観察眼に長けている人も、色々な美点を見つけることはできるでしょう。

でも、それを言葉で表現するには、やはり読書量がものを言います。


ただ最上表現を使えばいいってものではありません。

色ひとつとっても、その色の表現方法は山ほどあるのです。



親や親戚が私の昔話をするときに、


「こんな小さいのに(註:小さいのは今でも変わりませんが 笑)

いつもどこへ行くにも本を持って行ってずーっとおとなしく読んでいた。」


と、今でも必ず言われます。


実際、本から受けた影響はとても大きく、

本好きだったことにかなり身を助けられていると実感しています。



もちろん、コピーというのは独りよがりでは絶対にダメで、

その向こう側にいる人、“誰に伝えたいのか”が明確である必要があります。


でも

「ことば」を導き出すには、「ことば」をよく知っているに越したことはない。

ということは明白ですよね。



なので、

又吉さんのコピーをきいた瞬間、

やはりそうか!と、持論に対する確信がより強くなったのです。




※あ、でも本の種類によっても影響が違うと思います。


同じ読書家でも、

実用書や口語体で簡単に書かれたエッセイなどに偏っていると、

あまり表現力の引き出しは増えない様な気がします。(実感として)


上の様な本の性格上、端的な表現が多く、まわりくどい言い方を嫌うので。





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