気の迷い…

11月20日。




先に帰った亜紀は、さんざん遊んだ後、ホスト君のお家に泊めてもらいました。

別に彼とは何もないです(笑)

同性の友達といる感覚なので。




夕方に綺羅から連絡が来た。

今日はうちわで綺羅の誕生日をお祝いしようってことになってて、みんなで飲む約束をしてた。

でも余裕で遅刻しちゃって、合流したのは22:30くらいカナ??

恵美に電話したら、夕方までは綺羅と一緒にいたっていうからびっくりして…。

K君に申し訳ないことしたから後で謝りに行くって。



あの4人がどうなったかというと…。

カラオケに行くことになったみたいなんだけど、カラオケに着いたと思ったらM君が失踪してて、残った3人で探し回ったんだって。

探しても見つからなくて、酔っ払ってるしイライラしてきたのか、恵美とK君がケンカになって。

綺羅はM君に何度も連絡したらしいんだけど、コールは鳴るものの出なくて。

結局M君はお店から出た辺りから記憶がなくて、タクシーで家に帰っちゃってたみたい。

あとで綺羅に平謝りしてたけどねw

みんなかなり泥酔してたから、とんでもなくハチャメチャなことになってたらしいです(汗)


とりあえず恵美が今日は行くって言ってたからじゃあ3人でってことになったんだけど、22:00を回った頃には電話がつながらない。

きっと電池切れちゃってるんだろうけど…。

一人で何してるんだろうって心配で。



綺羅の友達と4人で飲んだあと、2人で居酒屋に残ったけど恵美には連絡がつながらないし、とりあえずK君に連絡があったかどうかT君に聞いてみようと電話した。


T:「おはよう。」


亜紀:「おはよ。昨日行ったんだよ??」


T:「うん。知ってる。」


知ってるなら連絡くらいくれてもいいのにナ…。


T:「昨日は恵美ちゃんだいぶお金使ったんだって??」


亜紀:「そうなのぉ。もうすごかったよ。最後の最後で。」


T:「あのさ、いつも来るときなんで連絡してこないの?」


口調がきつい。

なんで急変なの!?


亜紀:「別に…。あまり明日行こうとか思って飲みに行ってないからだよ?今日行こうと思ったら行っちゃうし。亜紀はもとから言わないタイプだし。」


T:「言わないタイプだしとかじゃなくてさ、俺はいつでもいるわけじゃないんだからいない日だって多いでしょ??電話の一本も面倒なわけ?」


亜紀:「そういうわけじゃないけど…。」


T:「だったら連絡くらいしてから来なよ。」


勝手に行ったって亜紀の自由じゃん。

自分から電話もしてこないくせによく言うよ…。

本当ならT君から電話してくるのが普通じゃない??

今日だってそうだし。


T:「それとも驚かせたくて電話しないの??」


亜紀:「そういうわけでもないけど。分かった。これからは電話するね。」


T:「あとさ、最近来る時間遅いよ。昨日8:30くらいに来たでしょ?ラストオーダーが8:30なんだからせめて8:00にしないと。いつも融通きかせてあげてるのに、それが当たり前だと思っちゃダメだよ。」


当たり前だなんて思ってないのに。

なんでいきなり怒ってるんだろう…。

ってか亜紀がいつ『まだいたい』とか『営業時間延ばして』なんて言ったっていうの!?

今までそんなこと言われたことないし、知らなかったんだからしかたないじゃん。

そもそも自分が昨日いなかったくせに関係ないじゃん!

と思いつつ、


亜紀:「そっか。ごめんね。」


T:「17日も閉店ギリギリだったしさ。俺らに対しての仕返しかと思ったよ。」


17日は迷惑だったんですね…。

仕返しって何??

こっちはT君がお茶だっていうから責任感じて行ったのに。

そんな風に思われてたなんてショック。


亜紀:「ごめん…。」


T:「昨日もラストオーダー終ってから何回も注文したらしいじゃん??レジも閉めちゃってるから後から追加で頼まれると内勤も困るし、営業が延びるから下の子たちがかわいそうじゃん。Kもそのことで上からだいぶ言われたみたいだし。」


別に亜紀が頼んだわけじゃないのに…。

なんで亜紀に言うの??

そもそも亜紀は途中で帰ってるし。


亜紀:「うん。」


T:「しかも俺は今仕事中なんだけど。」


亜紀:「え??」


T:「私は仕事中は電話出れないからって言ってたけど、俺だって今仕事中じゃん。」


亜紀:「あ、そか。気づかなくてごめんね。もう切るよ…。」


T:「いやいいんだけどさ。頭ごなしにそんなこと言われたら嫌な気分になるでしょ?」


キャバクラとホストは違うよ。

ホストは仕事中でも当たり前のように電話に出れるけど、キャバクラは席についてたりしたら電話なんか出られないし。

そんな嫌味っぽいことしか言えないのかな。


亜紀:「そうだね。ごめんね。」


言い合いになるの嫌だし、折れとこう。

恵美のこと聞くために電話したのに(汗)


亜紀:「昨日恵美とK君酔っ払った勢いでケンカになったみたいで、恵美がK君に謝りたいからって今日も行くって言ってたんだけど、K君なにか言ってた??」


T:「いや?何も。今は一人?どこにいるの?」


亜紀:「今は綺羅と一緒に新宿の居酒屋にいるよ。」


T:「じゃあお店入らなくてもいいから顔だけ出しなよ。」


亜紀:「う~ん。恵美が行くなら行こうと思ってたんだけど。じゃあどっちにしてもお店には行くよ。」


T:「分かった。また電話して。」


電話を切ったあともイライラっていうか何か胸に引っかかるものがあった。

近頃のT君の態度に拍車をかけるように不信感がつのる。

文句を言ったあとに、今日来れば??なんて言われてる自分が悲しい。

好きな気持ちもあるから断れないんだけど。

なんとなくだけど、最近M君と比べちゃう。

M君ならもっとこうするだろうナとか、今日のことに関しても彼なら怒ったりしないと思う。




M君との以前の会話。


M:「亜紀はA型だろ。」


亜紀:「え??なんで?」


M:「俺と気が合う女はだいたいA型なんだよ(笑)」


亜紀:「そうなんだ。確かにA型だよ。」


M:「だと思った。」


そんなM君はO型。

確かに亜紀は男女関係なくO型の人が一番好き。


亜紀:「だから亜紀が初回の時、亜紀の隣りに座ればよかったのにぃ♪」


M:「だなwたまたま綺羅ちゃん側に座ったから。」


亜紀:「タイミングって難しいものだね。」


人間てないものねだりをするものだけど、それでも今までの2人の態度をみてきてるから決定的に違うところがある。

T君はプライドが高すぎるゆえに亜紀にたいして上からものを言う。

それにたいしてM君は本心はどうであっても、話を聞いてくれる。

この違いって小さなことにみえて亜紀の中ではかなり大きい。




綺羅に電話の内容を伝えたら、激怒した。


綺羅:「それでお店に行くって言ったの??」


亜紀:「うん。」


綺羅:「なんで行く必要があるの!?亜紀は何にも悪くないじゃん。」


綺羅:「ラストオーダー後の話だって、恵美と私が頼んだわけだし、ムリならムリでK君とM君が言うべきなんじゃないの?それを許した彼らに責任はあるでしょう!K君たちだって自分の売上げのためにOKしたんだろうし。」


亜紀:「そうなんだけど。はっきり言えばあそこまで言われて行きたいわけじゃないけど、なんとなく顔出すって言ちゃったし、行くって言った以上なんか行かないと悪いかなと思って。」


綺羅:「それじゃ従ってるし、完全にT君のペースじゃない。そもそも出勤してなかったくせに亜紀に文句言うなんておかしいよ。私は完全にもうT君嫌だわ。」


亜紀:「そうだね。」


綺羅:「最近T君変わったね。前はそんなんじゃなかったのに。」


亜紀:「うん。」


綺羅:「だいたい亜紀はお店の人間じゃないんだよ?来るのが遅いとお店の営業が延びるとかなんとかっていうのはお店側の問題であって、お客のうちらには関係ないじゃん。今日はもう入れませんとか断ることもできるんだし。入れたのも彼らの判断でしょ?それが今さら悪いだのなんだのって言うことがおかしいんだよ。」


亜紀:「うん。」


綺羅:「今日は行くことないからね!」


亜紀:「うん…。でもなんて言えばいいの??」


綺羅:「綺羅が行きたくないって言ってるって、私のせいにしちゃいなよ。」


亜紀:「メールすればいいか。」



T君に今日はやっぱり行かないってメールした。

一応恵美も来てないよね?って。

『分かったよ。恵美ちゃんも来てないよ』って。

ガタガタ文句言うのは好きじゃないから、その後一言送った。


亜紀:「最近のT君はなんかやだ。」


T:「わかったよ。」


それだけ。

何が分かったっていうの??

結局ケンカみたいになっちゃったし…。

そんなんだと嫌いになってくるよ。

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