きっと良い漫画家になる条件のひとつに
何物にも勝る好奇心というものがあると思う。
多少の危険は伴っても気になった事はとことん追求
する。そんな強い好奇心だ。
今回は、それが自分には足りなかったというお話。


かなり陽気も太陽を帯びてきた今日この頃
いつもと少し違うルートを散歩中、
気になって足を止めた。目に付いたというより
鼻を突いたその自販機は地元農家が作物を売る為の
ものだ。


採れたて野菜や産みたて卵を地元の方へ安く提供か。
いや私を立ち止まらせたのはその匂いではない。


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ぬか漬けだ・・・
私の好物だ・・・
でも手が出ない。


無農薬だろうが有機栽培だろうが、腐ったら食えない。
いやきっと腐ってないのだろう。腐りそうになったら
作った人が回収しに来るのだろう。
でも一体どんな人が作ったのだろう?
清潔そうなひとだろうか?
そもそも農家の人がいれたという保障はどこにも無い


結局私はこのように
食べない方がいいという言い訳をいくつも考えて
度胸の無い自分を必死に納得させるその場を離れた。


きっと良い漫画家になる条件のひとつに
何物にも勝る好奇心というものがあると思う。
自分にはそれが足りない。


ただ締め切り前に腹を壊さないという
プロとしての小さなプライドだけが
私の足取りを軽くさせてくれたのだった。



自分で漬けよう。



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第8話 締め切りと宇宙。

テーマ:

締め切り前に宇宙に思いをはせてはならない。
というのは漫画家の定説だ。


健康と引き換えにでも守ってきた締め切りすら
その壮大さの前ではちっぽけに思えて
どうでもよくなってしまうからだ。


今回の締め切りはなんとか間に合うことが出来たが
終盤にかけてうっかりビックバンの事を考えている
自分に気付き慌てて思考補正をかける場面もあった。

しっかりとした睡眠をとらないと意識は宇宙へ飛び
がちだ。


今回は自分のせいで仕事が増えてしまったので
しかたもないことだが。

というのも土壇場で2p増やしてしまったのだ。
ネームを見せた際、「最後のシーンにもう少し
迫力がほしい、もっと大ゴマで」などと編集長に
言われたのだが、前半も偶数ページのメクリや
必要なセリフが重なっているため変更不能だった。


その点については編集長との意見も一致し
「じゃあ増やしちまうか?」との一声で2p増。
プロとしては決められたページの中で最善を尽くす
ルールってのがあって今回の自分は完全に失格だ。


っというのは落ち込んだフリだ。
結果的に作品がよくなりゃいいのだ!
2pぐらい宇宙にから見れば分子の大きさと
変わらない程度のものだ。


誰しも理由も無く憂鬱になるときがあるだろうが
そんな時には遠い宇宙の壮大な歴史に思いをはせて
昨日の事は忘れてしまえばいい。


収集が付かなくなってきたので終わらそう。
というわけで次回のアベックパンチも宜しく。
コミックビームは12日発売。


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