2009年03月14日

ミスターギョーザ

テーマ:中華料理

ミスターギョーザ
「ミスタードーナッツ」が「ミスド」、「ミスターチルドレン」が「ミスチル」て呼ばれてんにゃから、「ミスターギョーザ」はもちろん「ミスギョ」ちゃいますのん。「ミスギョ」。木魚じゃないよミスギョ。ミスしてギョッ!とする感じ。もしくはMiss・魚、そんなミスコンいやや!なーんてね、あーしょうもな、かんわきゅうだい。餃子というと、そりゃもう有無を言わさず「餃子の王将」やん。安価で均一なる美味を提供する京都発・全国規模の餃子大軍団。「リャンガーコーテーインナーホー!」てね、謎の呪文も炸裂しまくっとるしね。ちょっとやそっとじゃ奴らには勝てねえっすよ。餃子界の揺るぎなきデファクトスタンダードを築き上げた罪な奴ら。中華料理店とかラーメン店とかでね、餃子を食う機会があるんだけれども、どれも「ふーん」な感じ。毒されとるんやね、王将の味に、いやあマジカル。で、話は戻ってミスギョなんだけれども、悪くない、ていうか、なかなか美味いやん。王将みたいな「どやあ!美味いやろ!ほらあ、言うてみい、美味いて!」なゴリ押し感はなくて、素直なお味。白眉は何と言ってもパリパリ感でしょう。いやーん、羽がえらいこびりついて。サクッサクッサクッ、スナック菓子のような素敵な食感!味噌ダレがこれまたええやないの。もちろん「龍園」 とはベクトルを異にするけれども、これはこれでグー。

ミスター・ギョーザ (餃子 / 西大路)
★★★★ 4.0

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2005年10月04日

チャーミングチャーハン

テーマ:中華料理

一度も聴いたことがないCDなのに、ジャケットのアートワークが気に入って買ってしまう行為のことを「ジャケ買い」という。これをグルメに当てはめたのが「ジャケ食い」(「鮭食い」ではない)。定義は簡単、一度も食べたことがない店なのに、店名だけで判断して入店してしまおうという試み。少し前に記事にした「マエダダイナスティー」、実はこの「ジャケ食い」だったりする。店名に惚れた、ただそれだけのこと(結果的に美味かったけど)。で、今回の「ジャケ食い」のターゲット……その名も「チャーミングチャーハン」。烏丸今出川を少し北上した場所に立地するこの店、以前から車で前を通る度に気になっていた。なんと言っても「チャーミング」な「チャーハン」である。「チャ」という文字を連発させることで韻を踏んでるし、何より中華料理の油臭いイメージが一転、なんともフェミニンでかわいらしい響きに様変わり。ちょっぴりナンセンスさを感じるこのネーミング、個人的には大好きだ。しかし、如何せん長すぎる店名なので、この記事内では以後「チャーチャー」と略すことにする(超適当)。席に座ってまず気付いたのが、「チャーチャー」は出前専門店であるという点。イートインのスペースは、テーブル席が2つと、座敷席が1つ。店内は出前を依頼する電話がひっきりなしに鳴り響き、活気があって繁盛している雰囲気を醸し出すが、その分イートインの居心地はなんとなく悪い。で、メニューを見てみてビックリ。ラーメン、餃子、唐揚げ、焼きそば、春巻きと、あらゆる中華総菜が網羅されたこのメニュー、その全てにまるでコバンザメのように付与された「チャーハン付」の文字。厨房に目を移すとオヤジが中華鍋をガンガン言わしながら黙々とチャーハンを量産。「とにかくチャーハンを食わな!」という一種の強迫観念に苛まれることになる。さらに、あり得ないメニューを発見してしまった。







「焼飯(チャーハン付)」!?

「チャーチャー」の主人公は「チャーハン」の筈なのに、ここで新たに「焼飯」なる新キャラ登場。両者にどのような違いが存在するのか。焼き具合か、味付けか、それとも単なる誤植なのか。これを注文したら最後、見た感じほぼ一緒の「焼飯」と「チャーハン」が目の前に2つ並ぶという恐ろしい光景が脳裏に浮かぶ……。意を決して店員に質問してみた。

「それは、チャーハン2人前のことですね。」

ガビーン!なんじゃそりゃ。そんな杞憂もさておき、手元にやってきた「チャーチャー」のチャーハンは、見た感じニンジンが入っていたりしてピラフチックな雰囲気を醸し出すチャーミングな一品。「餃子セット」(¥500)などと全体的に割安感があり、付近の住人に愛されている理由も分かる。でもイートインは……もういいかな……。

チャーミングチャーハン
★★★★ 3.5
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2005年06月15日

サカイ

テーマ:中華料理
サカイ 春が過ぎ去ってどんどん暑くなってきたなら、日本人たるもの自ずと欲してしまう夏の風物詩……スイカ、かき氷、そしてなんといっても冷麺!である。俗に言う韓流ブームの波に乗り「冷麺=韓国冷麺」と概念がすり替わってしまうかのように、焼肉のお供として、すっかりと日本に浸透してしまった韓国冷麺。あっさりスープに極細麺、ゴムのように弾力性があり、噛み応えがある韓国冷麺は、確かにさっぱりとしていて美味いし、その存在を否定することはできない。しかし、日本人としては、やはりマヨネーズ味のジャパニーズ冷麺を欲してしまうというのは当然の道理である。北大路通りと北山通りの間に存在する新大宮商店街の一画に店を構える「サカイ」は、自ら「日本一」と豪語する冷麺を提供してくれる、希有な中華料理店である。試行錯誤を繰り返した末に完成したという冷麺、見た目は至極シンプル。しかし、箸で麺をすくってみてびっくり、なんという極太麺!この韓国冷麺に抗うかのような図太い麺は、もちもちでプリンプリンの食感。しっかりと腰があって噛み応えは十分、マジでやみつきになりそうな極上麺なのである。この冷麺の主役はまさに麺であり、あとは海苔、きゅうり、焼豚というなんともシンプルなトッピングと、からしマヨネーズ風味のスープが脇役としてもり立てる。量が少なめなのがこれまた憎いところであるが、少し奮発すれば大盛りを注文することもできるし、嬉しいことに店頭と同価格で持ち帰りを購入することもできる。一度体験してしまうと、他の冷麺で満足できない体になってしまう危険性をも孕むサカイの冷麺。とにかくこいつを食って、蒸し暑い京都の夏を乗り切るべし。

新大宮 中華のサカイ 本店 (チュカノサカイ)
★★★★ 4.0
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2005年05月18日

禧龍

テーマ:中華料理
禧龍 うだつの上がらない浪人生時代、京都大丸の近くにある雀荘で、店番のアルバイトをしていた頃のお話。当時この雀荘は、京都で1、2を争う程の規模で、ビジネス街の中心にあるということもあって、毎日わりと繁盛していた。客層は、リーマンオンリー。仕事帰りに立ち寄り、麻雀をしながら晩飯を食うというのが基本スタイルで、この雀荘では客の注文に応じて、近くの和食店、中華料理店等に出前をとることにしていた。このときの一番人気が「禧龍」という中華料理店の天津飯であった。おかもちで次々と運ばれてくる天津飯。うつわに覆い被さるラップを剥がすとむわっと熱気がたちこめる。こんなに熱々で美味そうな天津飯を、麻雀のついでに貪る雀鬼たち。視線は天津飯にあらず、麻雀牌にあり、である。日々繰り返されるこの風景に、何故かある種のジェラシーが芽生えつつあった……。そして当時、天津飯というものを食したことが無かった私が、自らの分を注文するに至るまで、そう時間はかからなかった。
大学に合格したのを期にアルバイトを辞めた後、麻雀店はいつの間にか潰れていた。そして私はというと、いつの間にか中華料理店で天津飯を注文するのが当たり前になっていた。でも、色々な店で食べてみても、どこか腑に落ちない部分があった。何かが足りない。さらに時は流れ、社会人生活を送っていたある日のこと、街を歩いているとばったり「禧龍」の実物に遭遇する。浪人生当時、出前だけで実物を知り得なかった「禧龍」であるが、その正体は果たして立派な中華料理店で、付近のリーマン御用達の人気店なのであった。言わずもがな、店に入り天津飯を注文、目の前に出てきたのはまさしく「あの日」の天津飯であった。さらさらの、透明なあんの天津飯ばかり食べてきたが、「禧龍」のあんはとろみがあり、少し白濁していることに今更気付く。甘すぎず、辛すぎず、中華ダシがたっぷりと効いている、かなり濃厚なあんの風味。正直、既にどんな味だったのかをほとんど忘れかけていたが、舌の記憶が当時の雀荘風景を思い起こさせた。実は、現在勤めている会社から程ない場所にあることが分かり、たまに中華を食べたくなったときは利用することにしている。今のところ、「禧龍」より美味い天津飯に出会ったことがない。単なる、ひよこの「すりこみ」のようなものかも知れないが……。

禧龍 (キリュウ)
★★★★★ 4.5
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2005年02月13日

キッチンアベ

テーマ:中華料理
知る人ぞ知る、一乗寺の隠れたオアシス「キッチンアベ」。店内に入ると、その光景にまず圧倒される。夥しいほどの漫画が整然と並べられた本棚、金魚が優雅に泳ぐ水槽、そして、壁一面に貼られたメニューの紙切れ。AMラジオをBGMに、万物が渾然一体となったこの異空間の案内人は、ヘンゾ・グレイシー 似の無愛想なおばちゃんである。中華料理を標榜しつつも和洋中入り乱れる異種格闘技戦なメニューは実数が把握できない程に膨大で、中には「ぷるぷる定食」(茹でた豚肉をさっと炒めたもの)などとチャーミングなネーミングが目を引いたり。この店の白眉は「若鶏の唐揚げ定食」。世に少ない貴重なカリカリ系の唐揚げ。それに自家製の甘ダレがかかり、得も言われぬ旨味が炸裂!大食いの諸君には、必ずご飯は大盛りにしておくことをオススメしたい。この店は、夜は飲み屋としても機能しており、私もオヤジ世代になる頃には、お世話になろうかと今から思っていたりする。大将は結構年をとっておられるけれど、一子相伝、息子さんへの味の継承も水面下で行われているようで、「キッチンアベ」の将来はとりあえず安泰と言えるだろう。

キッチンアベ
★★★★★ 4.5
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2005年02月08日

龍園

テーマ:中華料理
私が幼い頃から、我が家では「龍園」の餃子がご馳走だった。もっちりとしている餃子に、秘伝の味噌だれをベトベトに付けて食べる。にんにく臭がなく、淡泊な味なので、何杯でもご飯をお替わりできる。
先代が亡くなられて、いまは女手だけで店を切り盛りされている。昔も今も、無愛想なのは一緒。飾らない、殺風景な店内。でもこれでいいんだ。ピンと張りつめた空気のなかで、ただひたすらに餃子をかき込む客の姿。
大人になって、自分のお金で食べに行けるようになったのは、とても贅沢な気分だけど、何故だかちょっぴり寂しい気持ちになったりする。静かな住宅街の中で、今日もひっそりと餃子を作り続ける「龍園」。京都人として日常使いの「王将」 もいいけど、プチ贅沢をしたいときに外せない。

龍園
★★★★★ 5.0
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