2005年12月31日

じん六

テーマ:和食

北山のお蕎麦の名店「じん六」。あの「拓朗亭 」のご主人に「良きライバルであり朋友」と言わしめる実力派で「拓朗亭」が代表を務める「唐変木蕎麦之會」の会員店。北山通りから一区画奥まった場所に立地。特に目立つような看板やのぼりを出さず、周りの雰囲気に溶け込むかのように、ごく自然に存在する「じん六」。少し大きな庭に純和風の木造店舗、というか、暖簾が出ていなければ普通の住居っぽい。北山という閑静で自然豊かな環境も相まって、自己主張を極力抑えた、上品で慎ましやかな佇まい。店内はテーブル4つだけというコンパクトなスケール。南向きの店舗で、大きなガラス窓から燦々と日光が差し込む明るい店内。厨房にも同様に日光が差し込み、大きなざるでお蕎麦を湯切りするご主人の後ろ姿がなんだか神々しくも映ったり。「拓朗亭」と同様に「じん六」もそば粉十割の手打ち蕎麦。さらに「じん六」は全国各地の選別した契約農家からそば粉を仕入れ、それぞれの風味に合ったお蕎麦を仕上げるという。そのこだわりたるや恐るべし。店内にはその日に使用しているそば粉の産地が「北海道産」「福井産」「茨城産」などと掲示される。「じん六」のメニューの特徴として、ごく普通のお蕎麦屋さん同様、温蕎麦がちゃんと存在するという点がある。つなぎを入れないそば粉十割のお蕎麦の場合、すぐにのびてしまうという理由から、温蕎麦を極力勧めないというスタンスの代表例が「拓朗亭」(初めて来店した人は温蕎麦を注文するな!という注意書きまで……)。でもお蕎麦と言えばやはり温蕎麦というのは日本人である以上、万人に共通する認識。そういう意味で「じん六」は片意地張らず、よりカジュアルなスタンス。京都のお蕎麦の王道「にしん蕎麦」がメニューにあるのは嬉しい限り。確かにお蕎麦の歯ごたえ、風味はざる蕎麦に劣るものの、それを補って余りあるにしんの魅力。煮汁が染みわたった風味豊かなにしん。口の中でほろほろと崩れ落ち……これがべらぼうに美味い!普通のお蕎麦屋さんに比べると若干お値段は張るものの、一度は食べとけ!的な逸品であることに間違いなし。「じん六」は大晦日限定で持ち帰り用の「年越し蕎麦」を予約注文可能。今年の大晦日は格闘技、紅白を見つつ「じん六」のお蕎麦をすすって年越し予定。寒空の下外出して、どこそこでカウントダウンイベント!なんてアグレッシブなのもいいけど、「じん六」のお蕎麦とともに過ごす、こんなしっぽりとした大晦日もえんんやない?

蕎麦屋 じん六 (そばやじんろく)
★★★★ 4.0
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2005年12月25日

OBJ

テーマ:おもろいとこ

「メガネ男子」なるキーワードが世を賑わす昨今。京都でメガネと言えばやはり「OBJ」(オブジェ)。北白川に店を構え、満を持して東京・銀座にも出店。いつの間にやら著名人も愛用するメガネブランドとして、確固たるポジションを築き上げてしまった。有名になっても中途半端に京都中心街に出店するわけでもなく、しっかりと北白川本店一本で営業を続けるスタンスは、京都人の目から見てもかっちょいいし、ローカルな立地ながら、他府県の客をも呼び寄せてしまう吸引力はさすが。改装後は、寝台列車をモチーフにしたという、なんともクラシカルで味のある内装に変身。たかがメガネ、されどメガネ。価格破壊で安いメガネが世に溢れ出す一方、メガネを買うこと自体を素敵な瞬間として演出してしまう粋なスタンス。ただ、視力検査を行う裏のスペースは、まるで近所の病院のような、なんとも殺風景な雰囲気。メガネを買う人だけが入れるスペースなんだし、どうせならここでもう一歩踏み込んでサプライズが欲しいところ。ラインナップ的には、OBJオリジナルラインをはじめ、「999.9」「アランミクリ」と、おおよそ「おしゃれなメガネ」と呼ばれるものはここで手に入る。いまだに店長のカリスマ性が大き過ぎて、彼の鶴の一声にビビる一般店員の姿がちらほら。しかしながら、つかず離れずの接客はしっかりと教育されてるな……と感じるし、強面ながら店長も真面目な人で、こちらの相談にしっかりと親身になって応えてくれる。帰り際「またいつでもメガネの洗浄に立ち寄ってくださいね」との決まり文句。これはつまり「お茶漬けでもどうですえ」……京都人の社交辞令。真に受けたら「あつかましいやっちゃな!」。そんなこんなで奥ゆかしい京都が誇るメガネブランドなんどすえ。
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2005年12月22日

ローム

テーマ:京都フォト
ローム
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2005年12月20日

笑麺

テーマ:ラーメン

堀川商店街の一画に店を構える「笑麺」。近くに晴明神社があって観光客の姿もちらほら。が、基本的には物静かで人通りの少ない地味な商店街。そんな雰囲気に馴染み過ぎて、客足も遠のきがちなのか……なんだかもの静かな店内。現在の場所に移転する以前、烏丸丸太町付近で営業していた頃はもうちょっと活気があったような。でも当時の店内は、入口からは想像できないくらい奥に細長く、なんとも窮屈な雰囲気だったし、恐らく店の切り盛りも大変だったはずで、満を持しての移転と言えそう。「笑麺」のラーメンは細麺で、表面にびっしりと背脂が浮かぶ典型的な背脂醤油ラーメン。「ますたに」「ほそかわ」「珍遊」と、この手の京都ラーメンは数多あるけれど、「笑麺」のスープはくどくなく、辛すぎず、そこはかとなく甘い。トータルとして上品な口当たりで、この手のラーメンでいくと頭一つ抜きんでている印象。びっくりしたのは店主の変貌っぷり。移転前の当時は、サラリーマンあがりということもあって、黒髪の七三分けという、生真面目なオーラを漂わせる風貌。それが移転後は一転、白髪混じりの坊主頭に無精髭、眉間にしわを寄せた渋い横顔。「店主」というよりは「大将」と呼ぶに相応しい、ワイルドなオヤジに大変身。これって地味な立地をオヤジのインパクトで補おうという作戦だったり!?

中華そば笑麺
★★★★★ 4.5
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2005年12月17日

キッチンアベ

テーマ:お蔵出しフォト

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2005年12月13日

ジャンボ

テーマ:鉄板焼・粉もん

お好み焼きと言えば「ジャンボ」、そりゃもう物心ついた頃から。そんな「ジャンボ」世代な私だから、この店より小さいお好み焼きに出会ったとき、言われもない憤りが沸々とこみ上げてくる……。最寄り駅は京福「等持院」。商店街の一画ながら、広大な団地エリアに密接しており、人気のないひっそりとした雰囲気。この店は材料だけをテイクアウトして、家で調理しても割と美味く食える。てなわけで、店の前の行列をかいくぐり、カジュアルにテイクアウトしていくおばちゃんたちの姿がちらほら……間違っても「なんで順番並ばへんねん!」などと見当違いの怒りは禁物。ほぼどの時間帯に行っても、行列覚悟。やっと店の中に入れた!という歓喜も、店の中央まで長く続く待ち客が視界に入ることで水泡に帰する。ワイワイガヤガヤと賑やかな店内、漂う湯気とソース臭。この熱気の坩堝で食うお好み焼き。額に汗かき、はふはふとがぶり付く。ふわふわな生地の食感が絶妙で、ゆうに30cmはあろう巨大サイズのお好み焼きは、いつの間にやら跡形もなく消え去る。さらに注文したい焼きそば。プラスチック製のザルに山盛りのキャベツ。これは絶対鉄板の上に収まりきらない!そんな杞憂をよそ淡々と調理を始める店員。ちゃんとはみ出さないしこぼれない、スケール感の錯覚、是不思議。「ジャンボ」の焼きそばはキャベツがメイン。言わば、そばを「おかず」にしてキャベツを食う。焼きそばの固定概念を覆す主従関係の逆転。無論、これだけ食物繊維を摂ったんだから、翌日のお通じも「ジャンボ」……なんていうお下品なオチは回避したいところ。

ジャンボ
★★★★★ 4.5
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