移動平均線 | 夢を実現する株式投資初級講座

移動平均線

以前にも解説したことがありますが、最も広く使われているテクニカル指標のひとつです。


一定期間の終値の平均値を線で結んだ単純な指標です。


日足の場合は5日と25日、週足の場合は13週と26週が使われることが多いです。


どうしてこの期間が多いのかははっきりした根拠はありません。


5日は取引期間でいうと1週間になるのでわかるのですが、25日は一ヶ月でもなく、単に取引期間でいうと5週というだけです。


13週なんて、もっと不思議です。一ヶ月を4週としても3ヶ月でもありません。


昔、土曜日も取引があったときのなごりがあるのかも知れません。


とにかくみんなが見ている期間だということで、みんなが見ています。


そんなものに何か意味があるのかと思うかも知れませんが、「みんなが見ている」ということが重要です。


みんなが見て、それを参考にして売買しているわけですから、そのラインが攻防線になることが多いです。


例えば、上昇トレンドを描いていた株が、下がりだしてきた。どこまで下がるのかと見ていると、13週移動平均線に触れた途端に切り返すということがよくあります。


また、13週を割り込んだと思ったら、急落してしまうということもよくあります。


このようにある期間の移動平均線の付近で、買い方と売り方の攻防があるようです。


こんなふうにして移動平均線を眺めていると、けっこう転換点がわかることがあります。


単純な指標だとバカにできないところです。


(迷いレス投資法?)



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