萬伽里の孤独。

萬伽里です。
孤独になりたがるくせに
寂しがり屋の変な奴です。

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どうも、萬伽里です。

頑張って書き上げまーす。

ではどうぞ。




無の世界

 目が覚めた。いや、意識を取り戻したと言った方がいいのかもしれない。目の前が真っ暗なのだ。瞼を開けた事すら分からない。この黒は死神界とはまた違うものだ。黒というよりは…「無」という感じだ。

 突然、どこからか誰かの声が聞こえてきた。

「ほっほっほっほ。騎士よ、とうとう来てしまったようじゃのぉ」

「だ、誰だ!」

「そう怯えるでない。決して怪しい者じゃないぞ」

それは老人の声だった。年老いたような声だが、どこか、勇ましいオーラを感じる。それと、なぜか赤の他人ではない気がする…。

「わしはのぉ…顛生の父である永久英雄(とわ ひいろ)、お前の祖父じゃ」

「えっ!」

「ほっほっほ。そう驚くでない」

「じゃあなんで声が聞こえるんだ?」

「ここはのお…もう気が付いていると思うが、『無の世界』じゃ。『無』というぐらいじゃから、わしとお前との距離も存在しないに等しいのじゃよ」

「そっか…ここから出る方法は?」

「そう焦るでない。ここにいる必要や目的がなくなったら、この世界から拒絶され、じきに出られるじゃろう」

 じゃあ僕の目的って何だ…。ここにいる必要なんてないような…。

「騎士よ。そのまま真っ直ぐに歩けば、じき会うことが出来る。お前の知り合いももう直ぐ来るだろうしのう」

「知り合い?」

「まぁ、兎にも角にもこっちへ来い。待っているぞ」

「分かった」

 僕は歩き始めた。あ、知り合いってもしかして―――

―――一方その頃、英雄の方では―――

「あ、いたいた。お~い、じーさーん!!」

「・・・は?」

「ほら、つれてきたよ」

「あ・・・あの」

「ふむ・・・」

「戦闘系、1次能力・・・それも先制の右目(フェイント・アイ)か・・・いい物を持っておるのぉ」

「・・・え?」

「おぉ、さすがじいさん。よく分かったじゃん」

「ほっほ、わしも無駄に老いておらんよ」

「なんで・・・分かったんですか・・・?」

「それは・・・」

「わしらも、能力者だからじゃな」

「これは・・・」

「えへへ・・・どう?」

「ちなみにわしのは、戦闘系1次・・・反射反応を高めるもの。彼女のは・・・」

「私のはお姉ちゃんと一緒にいないと使えないけど・・・一応戦闘系1次で、変形させたものをそのまま受け継ぐことが出来るの」

「そんな・・・」

「嘘だと思うでしょ?でもこれが現実・・・」

「能力者は世界に数人といない存在じゃ、その能力も悪く使うもよい事に使うも当人次第じゃ・・・お前さんは、大切なものを守ってきたんじゃろ」

「・・・っ」

「あ、あのっ!ここってどうすれば出られるんですか―」

「あっ――――

「ここに呼んだ本人の意思が必要ないと言えば,じきに戻れるさ」

 僕はそんな台詞を吐きながら登場した。ちょっとかっこつけ過ぎたかな。

「騎士か・・・ほっほどうせ大方だれかにやられたんじゃろ」

「別になんだっていいだろ、じいちゃん」

 そこには、見覚えのある少女がいた。

「やぁ、元気だったか・・・って聞くほうがまずいか」

「い、いえ・・・あ!そういえばハンカチを・・・」

「いいんだ、君がもっていてくれ」

「でも・・・」

「もっていてくれ」

少女はハンカチをポケットに戻した。

「あっ!いっけなーい頼まれてたの忘れてた!!」

突然もう一人の少女が叫んだ。

「は?・・・なにを?」

片方の少女が聞く。

「いいから行くよ!じゃね~爺さんにイケメンくーん」

「イケメンはやめてくれ」

「達者でな」

「うわっ、ちょ・・ちょっと!」

二人はどこかへ行ってしまった。


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※パソコンの辞書機能がどれだけ優秀なのか試すバトンです。
※書かれている文章を「一度だけ」変換して、下に書いて下さい。
※カッコの中は読み仮名です。かっこの中の言葉を入力してください。


さぁ、おもしろそうなのでね。やってみようかと思います。



Q1神は死んだ (かみはしんだ) →髪は死んだ 


Q2十一時二十八分九秒 (じゅういちじにじゅうはっぷんきゅうびょう) →十一時二十八分急病


Q3君も鏡見に来たの? (きみもかがみみにきたの?) →君もかがみ見に来たの?


Q4髭男爵氏も大喜び (ひげだんしゃくしもおおよろこび) →ひげ断杓子も大喜び


Q5ラーメン紫陽花亭 (らーめんあじさいてい) →ラーメン味ん?もしかして今俺が言ってることってちょっとサイテーなこと言ってる? ←ちょwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwwww


Q6ノリノリで恋したい (のりのりでこいしたい) →乗りのりで恋い慕い


Q7黒うさぎちゃん (くろうさぎちゃん) →苦労詐欺ちゃん


Q8岡山県玉野市田井 (おかやまけんたまのしたい) →岡山県球の死体


Q9浅香唯 (あさかゆい) →麻かゆい


Q10巨峰咳しながら食べる (きょほうせきしながらたべる) →居宝石しながら食べる


Q11素敵やん? (すてきやん?) →素敵やン?


Q12結婚・・・したい (けっこん・・・したい) →結婚・・・死体


Q13彼女のですます口調 (かのじょのですますくちょう) →彼女のデスマスク長


Q14トイレ洗浄 (といれせんじょう) →∥WC∥ フゥッ♪~ヽ( ´ー`)ノ戦場 ←顔文字はいっちったw


Q15二往復 (におうふく) →におう服


Q16なまはげー無視すんな (なまはげーむしすんな) →生はゲームしすんな


Q17四年二組 (よねんにくみ) →四年憎み


Q18見猿言わ猿聞か猿(みざるいわざるきかざる) →見ざる岩ざる着飾る


Q19福袋買った (ふくぶくろかった) →腹部黒かった


Q20分かったろ離婚は日本の文化だ (わかったろりこんはにほんのぶんかだ) →分かったロリコンは日本の文化だ ←分かります。分かりますよええ



まったく酷いww



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MUSICバトン
これは地雷バトンです。


注意

・見たら必ずやること
・題名を『俺は神以外の何者でもない』にすること←

ルール

今から「PC」または「音楽プレイヤー」などの機器で音楽をランダム再生していただきます
そして、最初の曲から20曲目までを答えなければいけません


はい、見事に地雷踏みましたww
ipod touchで再生します。
しかし、まさか踏むとはw


1 →→→ Urban Dance / 氷室京介


2 →→→ 花になる / 奥田民生

3 →→→ 宝くじは買わない / RCサクセション ←いい曲

4 →→→ 激しい雨〔Live〕 / 忌野清志郎

5 →→→ 道徳HOP / 吾妻光良&The Swinging Boppers 


6 →→→ LET IT BE / The Beatles   

7 →→→ SHAPE UP! / エイジアエンジニア

8 →→→ 最後のリボルバ / GUMI

9 →→→ MISTY~微妙に~ / 氷室京介

10 →→→ We Will Rock You / Queen

11 →→→ T-Town Blues / 吾妻光良&The Swinging Boppers 

12 →→→ カゲロウデイズ / 初音ミク(じん 自然の敵P)

13 →→→ マイウェイハイウェイ / トータス松本

14 →→→ WATCH YOUR BOY / BOØWY

15 →→→ 愛唄 / JULEPS

16 →→→ One Minute Sleep / SymmetryS ←キタ――(゚∀゚)――!!

17 →→→ 暗闇坂むささび変化 / はっぴいえんど

18 →→→ ドシャブリ / 平井堅

19 →→→ 終わらない歌 / THE BLUE HEARTS

20 →→→ グッドバイからはじめよう / 佐野元春

あー意外と疲れたww

僕のじゃあんまり盛り上がらないねw


シンメトリーズが来たのは嬉しかった。


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説得力というのは、自分の立場がちゃんとした上で成り立つものです。しかし、している事と言っている事が違う人がいます。
例えばHさん。Hさんがふて寝をしている時に、僕がTVを見て笑うと「うるさい!」と怒鳴るのに、当の本人はTV見ながらケタケタケタケタ迷惑かけてるのも知らず笑っている。
とにかく矛盾が多い。
政治家だってそう。国の為国の為と言って政治を行っているのに、結局は自分の事だけ。
何かの話し合いの時だってそう。綺麗事言って建前作って、その場だけ取り繕ってあとは何もしない無責任な行動をとる。
謝罪の時だってそう。筋の通った様な事言っていればいいと思って、何か言われれば誰かに擦りつけて、お終い。
世の中腐ってると思った。

でも、腐ってたのは僕だった。

怠惰や嫉妬、強欲。色々な罪を犯してきた。その過程で僕はどんどん腐っていってた。
自分が腐ってるから、ただ単に周りも腐ってるように見えただけ。
良い人は結構いた。


僕はもう変われないのかな...
このまま朽ちていくのか...

つまんないこと語ってすいません。



iPod touchからの投稿

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どうも、萬伽里です。

うるう早く行きたいなー…

はい、死神と僕もう少しで書き終えそうなんでね、頑張りたいと思います。

では、どうぞ。



三つの扉

「僕の用件は…父さんを…父さんを人間に戻して欲しいってことだ…」

僕は怯えながら言った。

「ほう。何のためにだ?」

「家族の幸せのため…」

「…おい、シュヴァリエ」

「了解♪」

 するとシュヴァリエは僕を凝視し始めた。

「…ふーん。こんな綺麗な心はみたことないわ。言っていることは真実みたいよ」

「そうか。ああ、シュヴァリエは心を見抜く眼を持っている。どうやら、本心のようだな」

「家族思いのいい子ね♪」

「ホントに綺麗な心なのかぁ?俺様にはそう見えないぞ」

「そんな事言わないの、私の眼は嘘言わないわ」

「だから、頭撫でんなよぉ」

「おいリッデル、お主なにを羨ましそうに見ているのだ」

「えっ!?いや、み、見てなんかいない!」

「おい!少し黙っていろ!…騎士よ、それなりの覚悟はできているのだろうな」

「あぁ。この取引には僕の命を懸ける」

「ちょっと待て騎士殿」

カバジェロが急に立ち上がった。

「それは命を軽く見ている奴の発言と捉えてしまいかねないが」

「そんなんじゃない!家族のための必要な犠牲の一つだ!」

「…ちょっと待て」

 今までずっと黙っていた父さんが口を開いた。

「別に俺のことなんて気にするな…お前が生きればいいだろ…俺はこのまま死神のままでい」

「そんなのだめだ!僕が犠牲になって父さんを助ける!それでいいんだ!」

「少々強引そうだが…それでいいのだな」

カヴァリエーレは僕と父さんを引き裂くようにそう切り出した。

「ああ、早く父さんを人間に戻してくれ」

「騎士を説得するのは無理か…凛音にどんな顔して会えばいいんだ…」

父さんは落胆したように下を向いた。

「承知した。では、テンセイを人間に戻す前にある選択をしてもらう」

「?」

「選択、というのは貴様の行き先を決定する選択だ。あれを見ろ」

 カヴァリエーレは自分の背後を指差した。僕は彼の示す先に目をやった。そこには三つの大きな扉があった。

「その扉はそれぞれ『人間界』『悪魔界』そして『無の世界』に繋がっている。どれがどれなのかは教えない。さぁ、どれか一つ選択しろ」

「…分かった。真ん中にする」

僕は悩みもせず、直ぐに決めた。悩みすぎるときっと失敗すると思ったからだ。

「…早いな。まぁ、これも運命なのか。では、扉よ開くのだ」

すると真ん中の扉が大きな音をたてて開いた。中は真っ暗だ。

「さぁ行くがよい。約束は守る」

「あぁ。父さんさよなら」

「・・・」

父さんから返事はなかった。

「気をつけてねー♪」

「いいとこを選んだな!」

「騎士殿、健闘を祈っておる。達者でな」

「が、頑張って…」

「では騎士よ。さらばだ。…なぜだか知らんが貴様には再び会えそうな気がするな」

「…そうか。また会えたらいいな」

 そして僕は、真っ暗な扉の中に飛び込んだ。



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さて、萬伽里です。

今回は、KPT改め、ひなみ恭介さんの小説第二弾でございます。

どうぞ、ひなみ恭介ワールドをお楽しみ下さい。

冒頭には恭介さんからのメッセージもあります。

ていうかKPTとひなみ恭介、どっちで呼んだらいいんだww

では、どうぞー。




 前回の小説、「小さな狂気」では多数のコメントなどありがとうございました。私自身、小説を書くというのはあまり得意な方ではないし、表現など一部がおかしかったりとまだまだ学ぶべきところも多いですが、これからも楽しみにしてくださるとありがたいです♪ 

さてさて、ちょっと発想を変えて書いてみる今回の小説。
ある3人の男たちが主役です,いったいどんな幻想話が待っているのでしょう? ひなみ恭介

「夢を語る瞳は輝く」~第1幕~


「うおおおおおおお!!」
咆哮とともにYシャツに高速で袖を通し眼にもとまらぬ速さでボタンを閉める。
「なんでもっと早くおこさねーんだよぉ・・・」
ちょっと今の状況が嫌になって愚痴る,その背後に姉が立っていて・・・
「言っとくけど,5回は起こしに来てあげたからね!?なにが「あと5分~」よ!」
クソッまた怒鳴られた,現在時刻は7時56分。走って間に合うかも怪しい。
「ねーちゃん朝飯テキトーに片付けといて!!行ってきまーすっ!」
「あっ,ちょっと・・・ふぅ,あんな弟よく高校に行けたわよね・・・」

いま俺は絶賛疾走中である,こんな時でも文を読んでる人の事を忘れない俺ってすごいと思う。
俺は「真中裕儀(まなかゆうぎ)」名前のせいか学校では「真ん中ユーギ」と呼ばれてる。
友人は・・・まぁ少なくない,ホントだぞ?
県立金柱高等学校という高校に通っている,現在2年生だ。
部活は「声演部」に所属している。ん?それってなんだって?まぁいうと思ったよ。
相手を応援する部ではないことは確かだ,読んで字の如く声で演じる部の事である。
簡単に言えば声優だ,演劇部やアニメーション部の作った映像に声をあてる簡単な仕事だ。
そうそう友人の話になるけど,俺には・・・
「とっぉぉぉ!!あっぶねぇ!」
突然曲がり角から姿を現した男とぶつかりそうになる。
「やれやれユーギ・・・お前は登校すらスマートにできんのか?」
ちょうどよかった,ここで現れたこの男名前を「山神萬伽利(やまかみまかり)」と言って俺の数少ない友人の一人だ,あれさっきといったことが矛盾してるな,まぁいいや。
キザな言動と無駄のない物腰でどこかの坊ちゃんかといいたくなるが,至って普通の家庭に住んでいるからなんてことはない。
こいつは「情報工学研究部」に入っていて,PCにおいてはどんな技術でも持ち合わせている。
「お前スマート,スマートって・・・ほかに口癖ないのか?」
「だっ黙れ!至ってスマートな口癖ではないか!まさしくこの俺にふさわしいくらいのな!!」
「つかお前も遅刻組かよ」
「・・・」
あ,黙った。というかこんなところで話をしている場合ではない。
「おい!行くぞ!また正座させられんの嫌だかんな!!」
「任せておけい!スマートに走って見せよう!」
こいつ実は中学の頃陸上部でめちゃくちゃ足が速かったんだ。

「はぁ・・・はぁ・・・」
しかし体力はそんなに多くない俺ら,すぐにばてる。
「もう間に合わねーかな・・・」
「くっ・・・スマートに,登校したかった・・・」
「・・・何やってんのさ」
振り返ると寝癖のついた頭をかきながら一人の男が近づいてくる。
この男も俺の数少ない友人の一人,「河端鳴海(かわばたなるみ)」だ。
何考えてるかわからない表情に,いつも同じようにつく寝癖がこいつのトレードマークだ。
はっきり言って頼まれたら嫌と言えないタイプの人間。
部活は「ダーツ部」に所属している。腕利きの奴だが,残念なことに先輩の引退を機に部員はゼロ,今は知り合いのおじさんのところでたしなむ程度でやってるらしい。
「こんなとこでヒザついてたら汚れるよ?」
そして天然である。
「お・・・おまえも遅刻組か・・・?」
「あぁ,もう間に合わないしゆっくり行こうかと」
こいつは思ったよりマイペースな男だがやる時はやってくれる・・・と,信じている。
「まぁいいや,もう!ゆっくり行こうぜ!」
「ふっ,スマートに遅刻してやろうぞ!」
「それなんか違うよ・・・」
そう,俺たちが,3人そろうのが,朝のお決まりだった。


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どうも、萬伽里です。

死神と僕久々の更新です。

ほぼ書き下ろしになってきたww


ではどうぞ。今回は少し長いかも。



死神界

「ん・・・あ、着いたのか」

 目を覚ますとそこには黒く塗りつぶされた漆黒の世界が広がっていた。黒い世界がどこまでも続き、地は荒れ果て、立っているだけで目の眩む様な雰囲気が漂っていた。

「じゃあ行くぞ」

チェルノのその声を聞いたとき初めて父さんとチェルノの存在を思い出した。

「お・・・おう」

 チェルノの後を父さんと僕が横に並ぶ形で歩き始めた。しばらく歩くと、死神らしき生物を頻繁に見るようになった。談笑している者。寝ている者。読書をしている者。僕らを睨む者。様々だった。その中に、チェルノの正反対のような真っ白な死神が妙に目に付いた。

「あの死神はなんていう名前だ?」

チェルノに聞いてみた。

「なぜそんな事聞くんだ」

「いや、何となく目に付いたからさ」

「ベロボーグだ。まぁ俺と正反対なやつだ」

「ふーん」

 その後会話はなかった。

「着いたぞ」

 チェルノのその声で俯きながら歩いていた僕は顔を上げた。そこには、大きな黒い門がそびえ立っていた。

「死神様、永久騎士を連れて参りました。テンセイもでございます」

 チェルノのその言葉が合図の様に、目の前の門が不気味な音を奏でながらゆっくりと開いた。

 その中には、半円を描くように並べられた六つの椅子があり、その五つそれぞれに五人の死神が座っていた。

 門をくぐると、今まで感じなかったものを僕は感じた。まるで、心臓をわし掴みにされている様な感覚だった。冷や汗が頬を伝う。体の震えが止まらない。なんだこの感覚は…死への恐怖か?…いや分からない。脈拍が上がる。体が動かない…。

 そんな僕の緊張を断つように、どこからともなく、高くて幼い声が聞こえてきた。

「お前が騎士か!遅えぞ!この俺様を待たせやがって!」

「まぁまぁ、彼も初めてなのだからそう焦らないの。リッター様♪」

そう言うとその女性はまるで子供をあやすかのように頭を撫でた。

「うるせぇ!いつまでも子ども扱いすんなー!!」

その少年のような死神は幼い子供のように騒ぎ立てた。

「ふむ、こやつの心から迷いのない意志が読み取れる。まさに武士道、いや騎士道といったところかな?」

「か…仮にも死神界を統率する神であるぞ、お…お前は、な…何者だ?」

「戯言はそこまでだ…改めて歓迎しよう。我々はこの五人でこの死神界を統率する神である。貴様の行動はこちらから監視させてもらった。さぁ…用件を聞こうじゃないか、騎士よ」

 僕が恐る恐る用件を告げようとすると、それはチェルノの声で遮られた。

「お待ち下さい、カヴァリエーレ様。その前にこいつに皆様のお名前をお教え下さい。よろしくお願いします」

「じゃあ、俺からでいいか!?」

急に僕から見て一番左の椅子に座っていた、先程の幼い声の持ち主である小さな死神が椅子から飛び降りて僕の前に立った。

彼は僕を見上げ、

「貴様頭が高いぞ!ちょっとしゃがめ!」

と偉そうに言った。僕は渋々しゃがんだ。

「俺様はリッターだ!この五人の中で一番偉くて強くてかっこよくて・・・」

「こらこら、嘘はつかないの」

「うるせぇぞシュヴァリエ!」

 今度はリッターの隣に座っていた女性の死神がこっちへ歩いてきた。背が高くてスタイルが良く、死神とは思えないほど美人だ。けど、どこか不思議な雰囲気だ。

「私はシュヴァリエ。エクェスの紅一点よ。自分で言うのはなんだけど。まぁ、よろしくね♪」

 僕はちょっとした疑問を抱いた。

「・・・エクェス?」

 すると、一番右に座っていた死神が立ち上がった。すらっとした長身で、顔だちは凛々しい

礼儀正しそうな青年だ。腰には長刀を差していた。

「ああ。拙者達は『EQUES(エクェス)』と呼ばれておる。申し遅れたが、拙者はカバジェロという者じゃ。よろしく頼む。次は・・・おいリッデル」

「(びくっ)へっ?…ぼ…僕?」

カバジェロの隣に座っていた死神がびくびくしながら立ち上がった。細身で、いかにも弱そうだ。手には二刀形の鎌を持っている。

「ぼ、僕はリッデルだ…えーっと他に何を話せばい」

「私の番だな」

リッデルを遮るように、椅子に堂々と座り、足を組んでいる死神が喋りだした。無表情で、人を蔑んでいるような目である。

「私はカヴァリエーレだ。特に言う事はない。自分のことを説明するのは嫌いだ。では、さっそく本題に入ろうではないか。その前に君たち。席に着きたまえ」

「偉そうにしちゃって…」

五人の死神はそれぞれの椅子に座った。

「さぁ、改めて用件を聞こうじゃないか、騎士よ」



テーマ:

高校内定とれてはしゃぎ気味の萬伽里です。


さぁいよいよ最終回ですよ。

次回からは違うやつをのせるかな。

あ、KPTさんのペンネームは「ひなみ恭介」なんですねww

では、どうぞ。




その頃病院では・・・成二の容態が急変した。
「霧咲さんとはまだ連絡がとれないのか!?」
「さっきまで寝ていたんですが、突然・・・」
「まずいぞ・・・このままじゃ・・・」
そのときだった
「・・・あなた!まちなさい!」
「はやく・・・いかない・・・と」
「そんなぼろぼろで・・・いったい何を!」
女の子に支えられ歩く血鶴の姿があった。
「霧咲さん!!」
院長が駆け寄ってきた
「いったいなにを・・・!、いえそれより・・・」
「分かってます・・・兄のことでしょう?」
「あっ・・・ええそうです・・・」
「すみませんが病室に入れてもらえますか?」
「えっ、ええどうぞ・・・」
沙織から肩をはずしてもらった。
「ごめんありがとう・・・さよなら」
「!?、お前何をっ!」
その瞬間病室のドアが閉められた。

―ピッ・・・ピッ・・・―

電子音だけがいやに響いていた。
「お兄ちゃん・・・ありがとう・・・うぅ」
血鶴は泣いていた、ただ自分にはやらなければならないことがある。
上着を脱ぎ捨て上半身をさらけ出す、背中にはあの「紋章」が刻まれていた。
「名高き運命の神よ、今我の前に現れん・・・」
頭に残る、このフレーズ。母のお気に入りの本の一節だ。
その瞬間目の前に黄金の紋章が現れ、まさしく「神」が光臨した。
「わが名はサリア・ディステニア・・・運命をつかさどりし神である・・・」
「どうか私の願いを受け入れてもらえませんか?」
「・・・そなたは選ばれし子、何でも申すがよい」
「そこに寝ているのは私の兄です、幼いときからいつでも一緒にいてくれました
・・・今でも私を守ってくれる、大切な兄です・・・でも私の無茶のせいで瀕死
の状態です。私はこの先どうなってもかまいません!!どうか・・・兄を・・・
お兄ちゃんを助けて・・・」
「・・・よかろう、しかし代償が要る。代わりにそなたのこの世での生涯をいただく」
「・・・はい」
「その決意の固さ、兄妹だからこそか・・・」
「兄妹以上の存在です・・・」
「そうだな・・・」

「では・・・紡がれし時よ、今こそ革変せよ」

「さようなら・・・ありがとう、お兄ちゃん・・・」

流れた涙は兄の頬に落ちた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

数年後、僕はやっと歩けるようになった。
僕が寝ている間にいろいろなことがあったようだ。
公園で見つかった二つの死体。
妹の行方不明。
何とか警察に捜索願は出せたけど、ある女の子からもう見つからないだろうと言
われた。
情けないな、自分のたった一人の家族すら救えないんだ。

そこから数ヶ月が経った。
毎日お見舞いに来てくれる彼女が出来た。
優しい彼女、でもそこにどうしても妹の影を重ねてしまう。

彼女はもういない、それは分かってる。

痛いほど実感した事実、でも痛いほど受け入れられない現実。
その狭間で僕は苦悩した。

彼女が僕と結婚しようと言ってきた。
きっと辛かったことも忘れられるからって。
僕は泣いた、ひどく子供のように。

そして式当日、彼女はとてもかわいかった。

でも、何かが足りない。
知らない人ばかり。
知ってる人は?

―もう・・・イナインダヨ・・・―

その後は覚えていない、突如消えたんじゃないかな。

僕の能力、「選択できる世界」

こんな世界もうたくさんだ!!

もっと、可能性のある世界・・・
仲良く暮らせる世界・・・

そしてぼくは、たどりついた。笑顔の絶えない場所に。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「小さな狂気~僕の妹は性格破綻者~」作・ひなみ恭介    END



血鶴・・・。・゚・(ノД`)・゚・。


テーマ:

どうも、明日受験なのにこんなことしてて大丈夫かって言われそうな萬伽里ですwww


例文物語というのは、塾や学校で使われているテキストなどに文法問題としてあげられている例文を使ってつくられた物語のことです。たまに僕の考えた補足の文章ありです。ていうかむしろそっちがメインかもww

ページ数が先頭に書いてある行の文章は例文で、それ以外は全て僕の文です。

ちなみに死神と僕とか小さな狂気とかとは何ら関係はございません。

これもひとつのコーナーとしてお楽しみ下さい。


では、第一弾どうぞ!



p44 あれ、ここはどこだろう。
p44 優しい歌声が聞こえてくる。
    彼女の姿は見えなかった。
    僕は全てを悟った。
p44 きっとここが約束の場所なのだろう。
    「絶対にもう一度会おうね!」
p47 あれから10年もたってしまった。
    そんなことを考えていると、僕はあることに気が付いた。
p46 となりにだれかいるようだ。
    歌声が鳴り止み、声が聞こえた。
    「やっと会えたね」
    声に驚いた僕は隣を見た。そこには―――
    明るい笑顔の彼女。
p49 ほっぺたがリンゴのようだ。
    声を出す事ができなかった。どんな事を言ったらいいか分からない…
    黙りこむ僕に彼女は優しく微笑みかける。
    その笑顔を見ていると何だか切なくて、苦しくて、悲しくて。
    僕は黙って彼女を抱きしめた。
    背の少し小さい彼女を力いっぱい抱きしめた。
    僕の思いが届くように。
    「ふふ、温かい・・・」
    頬を涙が伝う。
    ごめんね、とだけ僕は言った。
    「それだけ?もっと言う事ないのー?」
    言いたい事、話したい事がありすぎて、何も言えない・・・
    「本当に会えて良かった・・・。大好きだよ」
    その声とともに、彼女は消えていった。
    地面に膝をつき、僕は俯いた。
    「大好きだよ・・・。ありがとう・・・」
    涙を拭い、立ち上がる。
    目の前で白くて丸い猫が眠そうにあくびをした。
p44 猫はのんきでいいなあ。
    ふと、笑顔をこぼす。そんな僕の頭上を
p49 渡り鳥が北の空へ飛んでいった。  




僕は書いてて泣きそうになったというのは秘密www

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