短編映画『タマテバコ』＆ one more thing

こんばんは、TTMです。

先日桜前線がゴールしたというニュースがありましたが、そろそろ北海道も桜の季節でしょうか。

オンシーズンギリギリ間に合った…？
ということでTickTackMovie連作短編集、第４弾の公開です！

TickTackMovie連作短編映画 第4弾

『タマテバコ』

出演

灰地順

松本脩吾　尾本萌

清里流郷　品川恵子　松風はるみ

角濱亜美　萩尾直子

ほか

監督・脚本・編集　堤真矢

撮影　横山拓矢　堤真矢

録音　河合承平

照明　間下信宏（OfficeDO）

助監督　田名網淳一　田中貴大　栗林司

ヘアメイク　TamA

音楽　川尻大輔

視覚効果　河村翔太（TriF）

協力

株式会社アヴァンセ

株式会社エ・ネスト

株式会社NEWSエンターテインメント

＜あらすじ＞

春。中学生の沙希は、同じクラスの太郎に小さなプレゼントの箱を渡す。

「開けちゃだめ」という沙希をからかって、太郎がその場で箱を開けようとすると…。

＊　＊　＊

こちらも第３弾『帰郷』と同年から撮影を始めていた作品です。

実はこの短編集の中で最初に脚本を書いた作品で、シリーズを作るきっかけとなったのが、本作でした。

この短編集の本質ひいてはTickTackMovieの根底にあるものに一番近いのが本作なんじゃないかと思っています。

また、何も知らずにご覧頂くのが一番いいと思うので詳しくは語りませんが、本作は途中、超ベテラン俳優の皆様にご出演頂いています。

別の現場でご一緒させて頂いたのがきっかけで恐れ多くもお声をかけさせて頂いたのですが、こんな若造の我儘にも皆様、笑顔で付き合ってくださいました。

そして、多くを語らずとも物語の余白を補って余りある演技を見せて頂きました。

すごく贅沢な、得難い経験をさせて頂いたご縁に、本当に感謝です。

ありがとうございました。

こんな風に身近な友人から、僕の全人生より長い芸歴の方までに幅広く関わって頂けることは、TickTackMovieの面白さだと思っています。

というわけで、サムネから想像されるような甘酸っぱいだけの青春ものじゃありません。

人生の不思議を、感じてもらえたら幸いです！

さて、今日はもうひとつ。
去年の９月から、季節が変わるごとに一作ずつ、短編映画をYouTubeに公開してきたわけですが…

ずっと作品の紹介文に書いていた、すべての作品を繋ぐ「ある共通のモチーフ」というやつ。

３作目くらいの時点で、追いかけてくださっていた方は勘付かれていたかもしれませんが、ここで種明かしをします！

「浦島太郎」です。


最終作で、本シリーズが断片的に扱ってきたテーマと改めて向き合います。

去年の夏前から動き始めてまだまだ制作の途中なのですが、今までにやったことのないタイプの作品に苦戦しまくりながらも、本作がスマホ仮面を挟んだTTM自主制作のひとつの節目になることは間違いありません。

早くて今年夏終わり～秋頃に公開できたらいいなと考えています。
（追記：完成は2016年の春になります！）

そのときにはWeb公開に先駆けて、全作まとめて上映イベントとかやりたい。

今後はちょいちょい進捗などお伝えできたらと思うので、どうぞお楽しみに！

また、「浦島太郎」というキーワードを頭に置いて、１作目「一夜のできごと」から観返してみるのも楽しいかも…？