ブラック・スワン ナタリー・ポートマン Black Swan | 国内航空券【チケットカフェ】社長のあれこれ

ブラック・スワン ナタリー・ポートマン Black Swan

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ニューヨーク・シティ・バレエ団のバレニーナ・ニナは、純真で繊細な“白鳥”と、妖艶に王子を誘惑する“黒鳥”の二役を踊る「白鳥の湖」のプリマドンナに大抜擢される。しかし優等生タイプのニナにとって“白鳥”はともかく、悪の分身である“黒鳥”に変身することは大きな課題だ。初めての大役を担う重圧、なかなか黒鳥役をつかめない焦燥感から、精神的に追い詰められていくニナ。さらにニナとは正反対で、“黒鳥”役にぴったりの官能的なバレリーナ・リリーが代役に立ったことで、役を奪われる恐怖にも襲われる。ニナの精神バランスがますます崩壊する中、初日は刻々と近づいてくる…。(By goo映画)

優雅なバレエ映画ではなくサイコスリラーサスペンス、怪作の部類に入るかと。
スリラーなのは自分自身の妄想と狂気。
完璧な芸術の裏にあるのは自らを破壊してしまう狂気なのか。。。そんなことを思いました。
内容は想像以上にブラックなブラック・スワンでした。

バレエダンサーの二ーナ(ナタリー・ポートマン)はプリマ目指して「白鳥の湖」のオーディションの望みますが、舞台監督トマス(ヴァンサン・カッセル)に「お前の白鳥はエエけど黒鳥はアカン。情熱が足りひん、もっと自身を解放しろや!」と言われてしまいます。
舞台監督はフランス人なので関西弁にしてみました。
この舞台監督がまたものすごいエゴイスティックな芸術家タイプで、素晴らしい舞台の為にはダンサーを狂気に導くのも屁とも思わないという・・・二ーナを徹底的に精神的に追い詰めます・・・
その甲斐あって二ーナは見事主役の座を射止めるのですが・・・怖い怖い・・・
舞台で素晴らしい黒鳥を演じるのですが・・・怖い怖い・・・
見所はナタリー・ポートマン!!!
アカデミー賞主演女優賞も納得の、「こんなナタリー見たことない!」という狂気の域へと達するナタリー・ポートマンの鬼気迫る演技が見所です。
ナタリーといえばデビュー作の「レオン」が鮮烈すぎて、以後綺麗系優等生のイメージから上手く脱皮できていなかったイメージもあり、映画の中で黒鳥を演じるために精神ぶちこわしていく二ーナと、二ーナ役に挑むナタリーとオーバーラップしました。
見事な脱皮完了でした。

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黒鳥ナタリーがちょっとデーモン小暮っぽかった・・・

二ーナがプリマの座から引きずりおとした元プリマのべス役に久しぶりのウィノナ・ライダー。
ウィノナ・ライダー、昔すごく好きでした・・・残念ながら万引き事件以降「あの人は今」状態でしたが。
転落していくべス役も私生活と重なり、元ファンとしてはちょっと痛々しかったです。
でも久しぶりに映画で見られて嬉しかったです。

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