大政絢の言葉が特に効きました。
「本当は(不倫をしてた波瑠を)うらやましいと思ってたのかも。
間違った恋に突っ走れるなんて、人間してるなーって」
「絶対的に正しい立場にいて説教するのって気持ちいいんです。
だから説教してたんです。
自分でも『私、つまんない事言ってるなー』って」
「だからって、あんな辛い生き方は嫌ですけどね(苦笑)」
正しい生き方はわからないけど、賢い生き方はあるんだろうな。
大政絢は賢い生き方を選択してて、第1話で
「金持ちの旦那を捕まえるぞー!」
って叫んでましたね。
私は子供の頃から、常識や道徳を単純に信じず、分解して一から自分で考えて組み立て直してました。
真理も常識も時代と共に変わるものだと思ってて、今ある常識も仮説で、いつか簡単にひっくり返るかも…と思っています。
中学生の頃は、心理学と宇宙論に興味があって、突き詰めた先でこの2つは繋がってるんだろうなぁ、となんとなく思ってました。
最近、ホログラフィック宇宙論というのがあるのを知って、驚いてます。
宇宙はホログラムの一種であるとみなされていて、
『私たちの体験する三次元宇宙は、二次元における情報が、まるでホログラムのように投影されたものである』
という可能性が提起されているそうです。
全ては脳の認知による世界で、この世は仮想現実みたいなもの、という仮説です。
(かなり大雑把だけど、合ってるかな??)
初めて聞いた時は、「なんて突飛な!」と思いましたが、よく考えると今まで不思議だったことの辻褄が合うんですよね。
理詰めのフロイトより、オカルトなユングの方に癒されて妙に納得してしまうこととか。
プラセボ効果がなぜあるのか、とか。
テレビで、
「最近の学者は、来世もパラレルワールドも肯定してる」
って言ってたのも、ホログラフィック宇宙論に関係してるのかな??
スピリチュアル系は金儲けに走ってる人が多くて嫌いだけど、確かに癒される部分はあるし。
(間違ってる部分もあります!)
ホログラフィック宇宙論が本当なら、【心理学や脳科学】と【宇宙論】が見事に繋がってたんですねぇ。
映画「マトリックス」のように、全ては反乱を起こしたAI(人口知能)に見せられている仮想現実で、実は人間は家畜として飼育されエネルギーを搾取されていた、なんて現実が待ち受けてなければいいんですが。
だけど、最近思うのは私の人生の大半は自己愛性パーソナリティ障害である父や姉やDV男らに見せられていた仮想現実だったのかも…なんです。
実は私はずっと
「専業主婦にだけはなりたくない」
と思ってました。
なんでか考えると、母に子供の頃から
「アヤは手に職をつけなさい」
と言われてきたからなんですね。
母は専業主婦で経済力がなく、父の庇護の元から出られないのが嫌だったんだと思います。
でも、当時の私はなんと
「あー、美人のお姉ちゃんに比べて私はブスで結婚出来ないだろうから『手に職つけなさい』とお母さんは言うんだなぁ」
と、とんでも曲解してました。
「姉は美人で私はブス」
と、姉にマインドコントロールされていた可能性が高いです。
結婚式の時に昔のアルバムを披露宴会場に持って行ったのですが、その時に子供の頃の写真を見て「あれ?」と思いました。
えーちゃんにも言われました。
記憶の中ほど、私ブスじゃない…。
そして姉は超美人じゃない…。
とんでもなく認知を歪められていたのかも…と思うとそら恐ろしいです。
(省略しますが、姉の策略…?と思う10代の時のエピソードがあるんです)
しかし一番の黒幕は父なのかも…とかも考えて、頭が混乱してます。
つらつらと書いてきて何が言いたいのかわかんなくなってきましたが、
「あなそれ」の波瑠は馬鹿で間違ったまま突っ走って傷ついて今は空っぽだけど、でも今回の回を観てなんだか私は癒されたんです。
正論じゃ癒されないんです。
父親がいない波瑠は、必死で男性からの純粋な愛を求めていたんでしょうね…。
最終回が楽しみです。