二胡が上手くなる方法

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これはみんなの最も関心のある課題でしょう。では、この課題について少しお話しましょう。

一、「三心」
私は昔、劉長福先生に習った時に、劉先生に「成功するには、三心が必要だ。それは信心、耐心、恒心だ。」と教えていただきました。「信心」は自信で、「耐心」は辛抱強さで、「恒心」は根気です。

まずは自信です。自分が二胡の練習を頑張れば絶対上手くなることを信じます。自分の先生からの指導を信じます。つまり自分の練習方法と先生の教え方とがとても重要です。良い先生の教え方は回り道をあまりしません。科学的な自己練習方法は効率を高めます。こうしたら、自信が絶対に出るでしょう。

次は辛抱強さです。壁があったら、辛抱強さが大切です。例えば、あるところがどうしても上手く行かない場合は、まずはゆっくりから練習してください。ゆっくりでもだめな場合は、もっとゆっくりしてください。きっとあるテンポで上手く行くと思います。そうしたら、ノーミスの練習を10回連続してください。例え10回目にミスが出たとしてもまた1回目からやり直します。このテンポをクリアしたら、少しテンポをあげて、さっきの方法で練習します。こうしたら、上手くいかないことがないでしょう。ただ、とても時間と体力を使うので、辛抱強さがないと続けられません。

最後には根気です。中国では「3尺にも達する厚い氷は1日の寒さでできたものではない」という諺があります。すべての物事には長いプロセスがあるという意味です。私は小さい頃二胡を始めた時に、二胡の仲間は何十人もいましたが、結局に音大に入ったのはただ私一人です。私は音楽の才能がほかの仲間よりいいわけではなく、ただ二胡をずっと続けただけです。ほかの仲間は色々原因があって、ほとんど途中で辞めてしまいました。つまり、他人よりやる時間が長ければ、他人に負けることが少なくなるでしょう。例えば、Aさんは毎日3時間で5年で二胡を練習していて、Bさんは毎日6時間で10年で二胡を練習したら、BさんはAさんに負けるとあまり思いません。

二、「治療」
劉先生に「先生と生徒の関係は、お医者さんと患者さんの関係だ。」と言っていただきました。
この話を聴いた時の私はまだ音大の受験生で、あまり理解できませんでした。二胡を教え始めたら、だんだん劉先生の話が理解できるようになりました。特に、日本に来てから、深く理解できるようになりました。
私のレッスンの時は、まさに私はお医者さんの気持ちと同じです。生徒さんに「ここが痛いですが、どうしたらいいですか。」とよく聞かれます。私はその「症状」から診断して、「処方箋」を出します。古い「症状」が治ったら、新しい「症状」が出ます。私はまた「病状」に応じて「投薬」します。頑固な「病気」がある場合には、長時間の「治療」が必要です。
つまり、先生は「処方箋」(練習方法と解決方法)を出すだけです。生徒さんの「病気」(問題点など)が治るかどうかは「処方箋」を受けるかどうか次第です。先生の言う通りに練習しなければ、どんな素晴らしい先生が一番いい方法を教えたとしてもダメです。

三、「長所は短所」
中国では「利口な者はかえってそのために身を誤る」という諺があります。しばしば才能或いは優れたものを持っている方は間違った道に入ります。
私が大学一年の時、国楽系(中国民族楽器学部)の生徒全員は打楽器の授業を受けなければなりませんでした。初レッスンの時に、先生がスティックの持ち方と叩き方を教えてくださり、揚琴の演奏方法に似てるため、揚琴専攻の同級生がとても早く演奏要領を把握しました。さすがと思っていた時に、先生に「今の段階は揚琴専攻の人が君たちより進歩が早いですが、結果から見ると、揚琴じゃない専攻の人が勝ります。」と言っていただきました。揚琴の演奏方法と打楽器の演奏方法は似ているので、始めの段階で、揚琴専攻の人は揚琴の演奏方法で打楽器を演奏しますので、我々より飲み込みが早いのです。しかし、揚琴の演奏方法は結局に揚琴の演奏方法で、打楽器の演奏方法ではありません。だから、打楽器に適用することは長くはできません。でももし、揚琴専攻の人が揚琴の演奏方法をひとまず置いておいて、打楽器の演奏方法を一からきちんと勉強すれば、きっと素晴らしい打楽器奏者になります。

私の生徒さんの中に、ほかの楽器奏者がいます。自分が「楽器ができて、一芸百芸だから、二胡も上手くなる。」と考えてるかもしれません。その楽器の演奏方法とかを二胡に応用し練習したら、結局一定のレベルになってから、なかなかそれ以上上達ができません。過去にふけっている人は、未来に行くのが難しいでしょう。

以上の観点はみなさんのにお役に立てばいいと思います。
みなさんこのブログを読んで二胡が上手くなったら、私に感謝してくださいね〜(笑)

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