民主党の小沢幹事長は政治倫理審査会への出席を表明した。自らの資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反容疑について、その手続きの正当性を主張するものと見られるが、国民に向かって「潔白」を印象づけるためには、何よりその公開が求められる。

政倫審は、原則非公開。議事録も公開されないため、3度の事情聴取を終えた現在では、小沢氏自身が語るようにただ出席するだけでは、さほどの意味はない。

前原国交相は14日の閣議後会見で「国会の正式な機関で(小沢氏が)説明されるということについては、評価をすべきだと思います」と、その行動を支持しつつ、あわせて政倫審の公開を求めた。

「野党側からも非公開はいかがなものかという意見が出ているので、説明責任をはたされるのであれば、できる限りオープンにされるのがよいのではないかと思う」(前原氏)

これについて小沢氏の反応は「私自身は、何もないからどっちでもいいですけど」と、あえて公開性には「拘泥(こうでい)しない」と前置きしつつ、こんな疑問を投げかけた。

「私のことだから、君ら(マスコミ)は公開しろ、出ろ出ろというけれども、国会議員みんなにふりかかってくる問題だから。証人喚問も同じですけど、安易に公開すればいいと、それが正義だというマスコミ論調は必ずしも正しくないと、私は思っている」(17日午後の定例会見)

検察審査会の議決に象徴されているように、小沢氏と世論との間にギャップがある。ただ、小沢氏自身はそのような認識を持っていない。

「私はいつも言うけれど、去年の同じ時期とほとんど変わらず、地方に行っても何しても、みんなから頑張ってくれ、しっかり頑張れという声を多数かけられている。私自身も国民のみなさんの期待に応えるように、機会あれば申し上げたいと思っているし、みなさんに理解していただけるように常日頃努力していきたいと思っている」(同上)

果たして、小沢氏の政倫審での対応は、その後の世論を変えていく力があるのだろうか。

《レスポンス 中島みなみ》

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