お子様が自律神経失調症、起立性調節障害の疑いがあるときは… | 「サードプレイス」フリースクール三重四日市のブログ

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先日大阪市枚方市にある整体院「心身楽々堂」の西田聡先生のところへお伺いしました。

不登校になる原因は様々ですし一つではない場合がほとんどなのですが、身体がしんどいと訴えるお子様も多いのではないでしょうか。サードプレイスに相談にみえて色々お話を伺っていると起立性調節障害や、自律神経失調症という言葉が出るケースがあります。また周りが気付いてあげられずに症状が重くなってしまったということも多いです。重くなってしまってから私たちや周りができることは限られてしまうので、何とかそうならないようにするにはどうしたらいいだろうと模索していたときに西田先生を知り今回お伺いさせて頂きました。
 
学校に通えていても、朝は起きられない、帰ったら疲れきって寝てばかりいる。
いつも頭痛やめまいなどの不定愁訴があり薬を飲んでいる。
 
こういう場合もしかしたら自律神経の乱れがあるかもしれません。「様子見」という言葉は聞こえはいいのですが、様子見しないで欲しいということを特に親御さん、先生方にお伝えしていきたいと思います。
 
西田先生に「人間にできることは2つしかない。成長することと、守ること。悪くなることはできない。」ということを教えて頂きました。
この言葉を聞いた時に、ものすごく腹に落ちました。そして、成長する力がまだまだある子どもや若者は、守る力(症状)もものすごく強くなるんだと私は解釈しました。
 
私も20代の時に、自律神経失調症・パニック障害・不安神経症(これは色々行った病院によって診断名がバラバラだったということです。)に悩まされたことがあります。本当に、心身共に辛かったです。なんで、あんなにも症状が強かったのか、私は自分の身体が弱いからだとか、いつ死んでもおかしくないくらい自分の身体は病に冒されているとか勝手に思い込んでいたのですが、大きな間違いでした。何か原因があってそれから身を守る作用が働いたということなんです。また年がら年中風邪や頭痛の人がいて、身体が弱いとか悪いとか言って薬ばかり飲んでいる人がいますが、風邪を引くくらいパワー(成長する力)があるということなんですね。

 
だから、子どもなんかは私たちよりももっと成長する力があるぶん、守る力も大きい。色々な症状を出すお子さんがいますが、それは守る力が大きいということなんだと私は解釈しました。だから、そういう時に様子見をして放ったらかしにしたり、病人だからと言って病院に連れて色々な薬を飲ませたりしないで欲しい。ましてや気のせいだという言葉ではぐらかさないで欲しいというのがお願いです。
 
私自身、薬には一切頼らずに整体やコーチング等で治しました。もちろん整体に行けば何でも治るというわけではありません。あくまでも自分の人生を主体的に生きはじめないと身体は治っていきませんから、様々なことをしないといけないのですが、治ったのは整体に出会ったからということは大きいです。そしてその後の教育に対する考え方が大きく変わったというのは整体に出会ったからだと思っています。
 
これから、自律神経失調症や起立性調節障害のお子様には心身楽々堂さんと、四日市には西田先生の元で学ばれた先生も整体院をしてみえるので、両先生を紹介させて頂こうと考えています。実際に私も西田先生に施術をして頂きました。言葉でこれを表現すると良さが逆に伝わらなくなりますので、ぜひ受けて頂きたいです。
 
西田先生には日々考えている自分の意見も聞いて頂きました。整体に関するきちんとした知識がないまま思いだけで話ししていたので途中意味分からないことも多くあったと思うのですが、本当にあたたかく、私みたいな若者の言葉にも大きく頷いて下さりました。後半は教育の話になりました。整体と教育は同じだと自分の病気の経験や子どもと接する中で感じていたのですが、先生の話を伺い、やはり整体は教育だと確信を持ちました。
 
またこれからも学ばせて頂いたことは、こちらのblogに書いていきます。
そして少しでも「様子見」している親御さんや子どもに気付いてもらえるような工夫をしていきます。