私のMTGの楽しみ方のひとつにマイナー部族デッキの作成がある。
今回はボルバーデッキを紹介しよう。

ボルバーという種族のクリーチャーカードは5枚しかない。
アポカリプスのレアで各色に1枚ずつ存在する。



色によってサイズが違い2マナ1/1から4マナ3/3の基本サイズを持つ。
1マナと2マナのキッカーコストを持ち、その数分の+1/+1カウンターが乗る。両方払えば3つ乗る。

どちらのキッカーも敵対色のマナを必要とし、色によって以下の効果を永続的に得る。
白は「ダメージを与えるたび同じ点数ライフを得る」、青は飛行、黒は「3ライフ支払う:再生」、赤は先制攻撃、緑はトランプルを得る。

マイナー部族のなかではかなりの強さを誇るであろうデッキだ。

ではデッキ紹介をば。
枚数が書いていないものは1枚とする。

●生物20
デイガボルバー4
シータボルバー4
ネクラボルバー4
ラッカボルバー4
アナボルバー4

●呪文18
浄火の本殿
風見の本殿
夜陰の本殿
激憤の本殿
生網の本殿

ヘリオッドの試練
タッサの試練
エレボスの試練
パーフォロスの試練
ナイレアの試練

戮力協心 白 支援2 1ドロー 
鼓舞する呼び声 緑 +1/+1カウンターが置いてある1体につき1枚引く 破壊不能
不気味な苦悩 黒 -1/-1カウンター置く 増殖
鱗の祝福 青  鼓舞1 +1/+1カウンターが置いてある生物にもう1個置く
電位の負荷 赤 3点火力 増殖

伝染病の留め金
アラーラのオベリスク
運命の扉

●土地22
タップイン3色ランド1枚ずつ10種類
ゆらめく岩屋2
未知の岸2
ミラディンの核4
崩壊する痕跡2
隕石のクレーター
反射池



ボルバーも他のスペルもシングルシンボルで5色バランス良く入れた。

最初は聖域(シータの聖域など)を5種類入れようとしたのだが、単体では何もしないし、ボルバーは単色なので本殿に変えた。

+1/+1カウンターと相性のいい試練エンチャント、鼓舞、支援、増殖などのスペルを入れる。
どうせ5色出るならと「アラーラのオベリスク」をお守りに入れてみた。
アラーラブロックの双頭巨人戦で大活躍した1枚だ。

贅沢枠&紙レア再利用枠として「反射池」と「隕石のクレーター」を採用。1枚だしいいだろう。

色のバランスが崩れるので緑の土地サーチは入れない。
インベイジョンの基本地形が好きなので未開地4変幻地4でいこうと思ったが、色の融通が利かないので、タップイン3色ランドを10種類採用。
どうせ1、2ターン目は動かないのでタップインでも構わないのだ。


色のバランスを優先して各色1枚ずつにしたため選ばれなかったカードは他にもある。

やはりシミックに相性の良いカードが多く、青では「着実な進歩」や「テゼレットの計略」は優秀な増殖持ちドローだし、支援2+アンタップの「一致団結」も悪くない。

1マナ軽い「沿岸の海賊行為」である「狩りの仕込み」は青緑のマルチなので断念した。

「硬化した鱗」は専用のデッキがあるので除外した。
このデッキはボルバーデッキだ。サポートするのはいいがボルバーより目立ってはいけない。


今週の真珠亭のレガシーはこれで出る。
反射池があるが5000円以下構築でもある。
さあ楽しみだ。

マイナー部族はまだまだ作る予定なので、それを作るのも楽しみだ。


今日の歩数・・・11796歩 9318m


160623追記・・・基本地形が入っていないからナイレアの試練が無意味だと気づく。
基本地形バージョンも検討してみるかな。