食料価格高騰
テーマ:news給食計画の援助をうけている地域では、給食を我慢して家に持ち帰る子が増えているのだとか。
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200804140030.html
世界でおこっていること。
聖火リレーより大変なこと。
まだ私たちはここにしか辿り着いていない。
我慢を覚えることしか、
私にはできないけれど、
それでも、それくらいは。
先週は、マウスに人間の染色体21番を移植することに成功したというニュースがありました。
昨年は、マウスの染色体を人工的に三本にして、ダウン症発症のメカニズムを探る研究がレポートされています。
■http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/3760504.stm ”Down's syndrome theory shattered”(BBC 22Oct2004)
しかし「ダウン症的」と言えるマウスにはならなかったそうで、BBCは、この研究結果は、染色体の21番だけをダウン症発症の源とする長年の仮説を否定したと、伝えています。
ここで、たてられた「ダウン症発症の源は、三番目の21番染色体を構成する遺伝子と、その他の遺伝子の複雑な関係にあるという」仮説が、今回、人間の染色体をマウスに移植する研究へとつながったと思われます。というのも、人間の染色体はマウスよりも多くの遺伝子を含むので、より複雑な構造の解明が可能と考えられている模様だからです。BBCによればこうして造られたマウスは、記憶の問題や心臓の欠陥など人間のダウン症を似た症状を示しているそうです。ダウン症協会は基本的に研究を歓迎すると述べていますが、同時にこの研究がすぐにはダウン症の治療につながらない点も指摘しています。
■Chromosome Transplant in Mice could Provide Clue to Down's syndrome illnesses(Guardian, 23 Sept, 2005) http://www.guardian.co.uk/life/science/story/0,12996,1576716,00.html
■Down's syndrome recreated in mice (BBC22Oct2005)
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4268226.stm
▼Q&Aはこちらhttp://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4274230.stm
▼BBCのテレビニュースにリンクに以下から飛べます。
http://newssearch.bbc.co.uk/cgi-bin/search/results.pl?scope=newsukfs&tab=news&q=mice+chromosome&go.x=40&go.y=9
目下上がっている批判は、この研究が動物と人間と境界を侵食するというもののようです。
新聞記事には載っていなかったのですが、このような研究を規制する法律がイギリスにはないのでしょうか?
Human Genetic AlertのDavid King 博士は、社会の中に、このような研究が認められるか否かという議論がないのは心配だと述べています。
http://www.wired.com/news/medtech/0,1286,68972,00.html?tw=rss.TOP
以下の研究者の発言が印象的でした。
Guardianでの、研究者の以下の発言が印象的です。
By adding the chromosome, we have mice that show nearly all of the characteristics of Down's syndrome in humans," said Dr Fisher. "It means we can tease out the genes that give rise to the different aspects of Down's syndrome, because we know we've got the right genes in there."
この研究の科学的な可能性が本当にどれくらいあるのか、別の意見が聞きたいところです。
人間の21番染色体×人間のその他の遺伝子≠人間の21番染色体×マウスのその他の遺伝子とは、科学の世界ではならないんでしょうか?
■Population Screening and Genetic Testing, 2005 http://www.bma.org.uk/ap.nsf/Content/Populationscreeninggenetictesting
▼現在宣伝されている遺伝子検査を含むスクリーニング検査についてBMAが注意を促すレポートを発表した。
関連ニュース↓
●Screen near you(The Times 27AUG2005)
http://www.timesonline.co.uk/printFriendly/0,,1-210-1750550,00.html
●Doctors know best (The Guardian 25AUG2005)
http://www.guardian.co.uk/leaders/story/0,,1555765,00.html
●Beware private tests, BMA warns (The Guardian 24AUG2005)http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,,1555090,00.html
○New era of cheap gene maps(The Times 05Aug2005)
http://www.timesonline.co.uk/printFriendly/0,,1-2-1721433,00.html
一回120万ポンドかかる遺伝子解析のコストを550ポンドにまで減らすことができるとの報告。これによりオーダーメイド医療の実現にまた一歩近付く。
■Scientists sidestep stem cell dispute (23Aug2005 Guardian)
http://www.guardian.co.uk/life/science/story/0,12996,1554533,00.html
▼アメリカの科学者が開発した、成人細胞とヒト胚幹細胞を合成して新たな細胞を作る技術についての解説。その展望、そして最近のヒト胚幹細胞研究について。
■How much animal testing is done?
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/4177200.stm
▼英国の500人の学者、科学者、医師が医学研究に欠かせない存在として動物実験を支持する宣言に著名した。これは、今週、実験用のハムスターを繁殖していた会社、Darley Oaks Farmが、過激派動物愛護団体から嫌がらせ(祖母の遺体を墓から持ち去るなど)に耐えかね、事業を閉鎖すると決めたことをうけて。動物実験の数は1970年から減っていたが、1990年よりまた徐々に増えている。これは、1990年からはじまったHGPで解読された遺伝子の実際の機能を調べるために、動物の遺伝子を操作する実験が行われるようになったためと考えられる。今年はじめ、政府は動物実験を減らすことを目的とするセンター、"three R's" を開設した。
●Guardianの記事:http://www.guardian.co.uk/life/science/story/0,12996,1555808,00.html
●"three R's (Fund for the Replacement of Animals Medical Experiments) http://www.frame.org.uk/index.htm
●Research Defence Society http://www.rds-online.org.uk/pages/news.asp?i_PageID=1964&i_ToolbarID=6
●Declaration on Animals in Medical Research 2005
http://www.rds-online.org.uk/upload/docs/Declaration%202005.pdf
その他
■HGCレポート"Choosing the future"の中間報告が発表されていました。
http://www.hgc.gov.uk/UploadDocs/Contents/Documents/Analysis%20of%20responses%20to%20the%20HGC%20consultation.pdf
報告はコンサルタント会社People Science and Policy Ltdによって作製されました。
分析の最終報告は今年終わりに予定されています。
■Designer babies fear is misplaced, says Winston
http://leisure.scotsman.com/home/headlines_specific.cfm?articleid=3334
2001年の記事ですが、3000万ポンド(約60億円)がNHSの遺伝学関連サービスに使われ、1000万ポンド(約20億円)がgenetics knowledge parksの設立に使われることが決まったことを伝えていたので紹介します。
最近、イギリスは生殖医療に関する法(HFE法)の改正にむけて、動き出している様子。パブリックコンセンサスに基づく見直しを検討中。ウェブフォーラムまで作っている。その早い動きはさすがイギリス、と感服するが、一体どれだけの人が、これに興味を持ち、且つ参加する意欲と時間を持っているのだろうか、と少々疑問でもある。BBCのオンライン記事は、何が論点なのかを明確にしていて評価できるけれども、これテレビではどう放映してるんだろう。テレビがないのでわからない…。悲しい。
その他、臍の尾から幹細胞を取り出す研究を、中絶後のヒト胚を使う研究の代替として紹介したScotsmanには、拍手。あまり主張されていないけれども、ヒト胚、臍帯血、成人細胞は、それぞれ幹細胞の素材として対立関係にあるんじゃないだろうか。こうして対立関係を明確にすることが大事だと、私は思う。
■How fertility laws might change (BBC News 16AUG2005)
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4155372.stm
▼政府が生殖関連研究とヒト胚治療に関する法の見直しのための、公衆諮問を開始する。HFEAは設立から15年がたち、法制定の際は考えられなかった技術が登場している。またHFEAに倫理的決断を行う権限があるのかも問われてきた。2008年にはHFEAはHuman Tissue Authorityと合併し、RATE(Regulatory Authority for Tissue and Embryos)となることが計画されている。今回見直されるのは次のつ。1)ヒト胚の保存2)性別選択3)疾患のスクリーニング4)救済目的の兄弟5)不妊治療の結果生まれる子どもの福祉6)インターネット精子バンク7)その他、人工精子あるいは卵子を使った同性カップルの生殖についてなど今後の研究の展望について。
●Department of Health アナウンス:http://www.dh.gov.uk/Consultations/LiveConsultations/LiveConsultationsArticle/fs/en?CONTENT_ID=4117820&chk=vchu%2B9
●プレスリリース
http://www.dh.gov.uk/PublicationsAndStatistics/PressReleases/PressReleasesNotices/fs/en?CONTENT_ID=4117954&chk=u97VY%2B
●DoHの出資した、HFEA見直しに関する一般参加型ウェブフォーラム
http://progress.mywowbb.com/
●HTAは、2004年に制定されたHuman Tissue Actの2006年4月1日の施行に向けて今年4月1日に設立された。
http://www.dh.gov.uk/PublicationsAndStatistics/PressReleases/PressReleasesNotices/fs/en?CONTENT_ID=4107526&chk=n6AcAT
●しかし、HFEAのとの合併は法制定当時から検討されていたらしい。HFEAとHTAの合併についてはこちら。↓
http://www.wellcome.ac.uk/en/genome/geneticsandsociety/hg15n028.html
■Review seeks public views on baby sex selection (16AUG2005)
http://society.guardian.co.uk/health/news/0,,1550145,00.html
▼上記の発表を伝える記事。「性別選択」を見出しにしているが…。
■Sever shortage of sperm donors (The Guardian 15AUG2005)
▼http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,,1549112,00.html
上記の発表での見直し項目6)と7)に関連する記事。見直しにより、現在は禁止されている未婚カップル、シングル、同性カップルへの不妊治療を認可される予定だが、それにより今でも足りない精子がさらに不足することが予想される。そのため、ネットを通した精子募集の有用性が増すが同時に規制も必要となる。
●精子募集サイトMan Not Included :http://www.mannotincluded.com/
■UK fertility laws to be reviewed (BioNews 16AUG2005)
http://www.bionews.org.uk/new.lasso?storyid=2700
▼同じく上記の発表について。これによれば、国立のクリニックではシングルや同性カップルの生殖医療は行われず、私立のクリニックは申し出があれば断ることはできない、ということになるだろうとの見通し。
■Conceptions of law (The Guardian 17AUG2005)
http://www.guardian.co.uk/leaders/story/0,,1550528,00.html
上記の発表についての論説。一般に意見を求めるやり方は、今年はじめ下院の科学技術委員会が性別選択を認める提案(これは委員会内部を二分しメンバーの半分が署名しないという異例のレポートとなった)を行った時の方法よりも望ましいと評価している。
■Eye cancer embryo check allowed (BBC News 18AUG2005)
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4163258.stm
▼網膜芽細胞腫という遺伝性の目の癌の着床前診断を行うことが許された。これは、自らも幼児期にこの癌をわずらい右目を摘出した母親が、二番目の子どものための診断を依頼し、医師が認可を申請していたもの。母親の一番目の子どもは遺伝し、癌の治療を受けた。この癌の遺伝子を持つ90%の子どもが癌を発症する。ほとんどの場合一つの目だけに発症するが三分の一の割合で両目にも発症する。専門家によれば9割は治るという。治療を行うSerhal医師は、着床前診断が結果的には全ての遺伝子関連疾患を撲滅することを望んでいると述べた。
■Embryo to be tested for 'curable' eye cancer(The Times 18AUG2005)
http://www.timesonline.co.uk/printFriendly/0,,1-2-1740788,00.html
▼上記の記事に関するタイムズの記事。これによれば今回スクリーニングされるのは4人。患者団体は、将来的にこの疾患の遺伝子そのものを撲滅できるとして、この決定を歓迎している。この疾患の11週目での出生前診断はすでに認可されている。しかしタイムズの記事はガーディアンに比べてより批判的。"95% of cases are successfully treated, and only 90% of those with teh defective gene develop the disease"と、治ることを強調。また、ガーディアンの記事では、COREのカンタヴェル代表の言葉のうち「親の苦しみも理解する」という部分を取り上げていたのに対し、タイムズでは「HFEAがこの件に関しコンサルテーションをはじめたばかりであり、急ぐ必要はないのではないか」という部分を取り上げている。
■Designer babies my put end to cancer blindness (The Times 19AUG2005)
http://www.timesonline.co.uk/printFriendly/0,,1-2-1741556,00.html
▼上記の記事についてのタイムズの論説は、より肯定的。この遺伝子の保因者の内、三分の一から半分以上が、生涯にわたってその他の癌を発症する可能性のあるという、ガーディアン誌にも載っていなかった情報を含めている。
■Skin grafts farmed from foetus (The Guardian 18AUG2005)
http://www.guardian.co.uk/life/science/story/0,12996,1551410,00.html
▼中絶胎児から作った植皮で8人の重度火傷の子ども8人の治療を行ったとスイスの研究者がレポート。一体の提供は9×12センチの皮膚何百万枚もに育てることもできるとのこと。スイスローザンヌ大学は中絶胎児から集めた皮膚のバンクを作ったとも発表した。
■British scientists grow stem cells from blood (The Guardian 18AUG2005)
http://www.guardian.co.uk/life/science/story/0,12996,1551396,00.html
▼英国の科学者が、臍帯血からヒト胚幹細胞を取り出し肝臓組織を作ることに成功。
■Alternative to embryo research found
http://news.scotsman.com/scitech.cfm?id=1801832005
▼上記の記事をScotsmanは、ヒト胚研究の代替となるため、クローニングを不必要とすると伝えている。
■Stem cells key to development of neck (7/24 The Guardian
)
▼ねずみを使った幹細胞の研究で首と肩の生成のしくみがわかった。それによれば、通常思われているように骨に肉がつくのではなく、骨が肉につくことがわかった。
コメント:これだけ読むと「だから?」という感じですが、研究の重要さは一概には量れません。
■What's the big idea?(7/24 The Guardian
)
▼遺伝子解析者Craig VenterからU2のBONOまで、あらゆる世界のトップが世界の問題を論じるTEDという集いがイギリスではじめて開催された。Craig Ventre自身の記事も21日に掲載されました。
コメント:はっきり言って、怪しすぎる団体です。詳しくはTED のHPで。
■Anti-abortion lobby will grow unless law is debated, says MP (7/20 The Guardian
)
▼16年ぶりに行われている中絶に関する議会の討論初日、中絶について国会で話し合われない限り、国は中絶反対論者が力を得ることを許すことになるとの警告があった。
コメント:今イギリスは中絶に揺れています。
■The Arrogant Adventurer (7/21 The Guardian
)
▼2002年に自分の遺伝子を使って遺伝子解析に成功したCraig Venterへのインタビューをもとにした記事。遺伝子を使って新しい生命の製造を計画し、反対者からは「ヒットラー」とも呼ばれる彼の「尊大な」人となりに迫っている。
コメント:IQ140でもおかしな人はおかしい。でもIQ140あると何でもできてしまうこの世界。なんだか怖い。
■Science:The Genius Factory by David Plotz (7/17 The Times
)
▼Simon & Schusterより6月に出版された『The Genius Factory』の書評。これは、1980年から1999年までカリフォルニアに存在したRepository for Germinal Choiceというノーベル賞受賞者の精子で受精できることを売りにした会社について、起業したRobert Grahamに焦点をあてて描いたノンフィクション。
↓
●本の情報 : Amazon
●その他の情報: MSN News
■Michael J. Fox makes stem cell plea (7/14 The Register
)
▼マイケル・J・フォックスが、ブッシュ大統領に対し、ヒト胚幹細胞の研究への反対をやめるよう請願。
コメント:切実な問題はひとそれぞれ。それをイデオロギーや宗教を理由に無視するのはおかしい。ただ、切実だからというだけで邁進して言いわけでもないとも思う。切実さへの答えは一つではないはず。
今週は、重要なものは赤で表示してみたり…
●New gene scanning technology marks a major advance in disease research (medical news today, 7/10)
http://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=27166
▼コレステロールレベルのDNA決定因子を研究しているサウザンプトン大学のデイ教授等のグループが、DNAの集団スクリーニングを可能にする技術を発表。meltMADGEと呼ばれるこの技術を使えば、非常にめずらしいDNAを要因とする病気の研究が可能になるとのこと。
●Genetics center to launch new genetic-testing initiative (7/6 MNT)
http://www.medicalnewstoday.com/newssearch.php?newsid=26991
▼フィラデルフィアにある市民団体、The Pew Charitableが、遺伝子検査の質を向上するためのプロジェクトを、2002年に開設したGenetic and PUblic Policy Centerであらたに立ち上げると発表。二カ年計画で300万ドルを投資する。遺伝学の発展により今後ますます複雑になることが予想される遺伝子検査(特に出生前)の問題に取り組む予定。
ホームページ:http://www.pewtrusts.com/index.cfm
●Own baby at last for embryologist (The Guardian, 7/8)
http://www.guardian.co.uk/life/news/story/0,12976,1524251,00.html
▼ノッティンガムの不妊治療クリニックCareの発生学者、キャスリン・ベリフォードが、4度の流産を乗り越え最新技術で妊娠・出産に成功。夫婦が同じ抗原蛋白(antigen protein)を免疫システムに持っていたため、免疫システムが働かず、受精卵が排出されていた。そこで、夫の白血球で妻の体内に免疫を作るという、その成功率には議論のある技術が使われた。
●Woman gives birth to triplet 13 years after siblings born (The Guardian 7/6)
http://www.guardian.co.uk/life/science/story/0,12996,1522300,00.html
▼アメリカの女性が13年前から235度で凍らしていた受精卵で三人目の娘を産んだ。他の二人は13年前に生まれている。この女性は13年前12個の受精卵を後に使うために冷凍保存。その後彼女を担当した医師が集めた受精卵を、他人の不妊治療や研究目的で使っていることを知り裁判をおこした。12個のうち8個の保存先をつきとめ、今回の妊娠となった。
●Mensa members to donate DNA for large-scale study of causes for intelligence
http://www.newstarget.com/005062.html
(News Target)
▼IQの高い人のグループとして知られるMensaのメンバー等が、高IQの決定要因の発見を目指すマンチェスター大学の研究グループに、DNAのサンプルを提供していたことがわかった。
●Stem-cell capitalists unnerve scientists (Times Higher Education Suppliments
7/1)
▼マーリンバイオサイエンス(Merlin Biosciences)のクリス・エヴァンス社長が立ち上げた、幹細胞研究のための財団は、臨床応用をいそぎすぎて患者を危険にさらすとの批判が出ている。批判に対しエヴァンス社長は批判のための批判にすぎないと言っている。
Merlin Biosciences
は、医療関連企業を専門とする投資会社。
●A questions of ethics(the Guardian
)
▼British Medical Journal(BMJ)の編集者を過去25年間勤めたリチャード・スミスが、メディカル・ジャーナルは、製薬会社の手先になっていると批判。スミスは、ジャーナルが論文を掲載して収入を得るのは倫理に反し、全ての研究はオンライン・データベース化されるべきだと主張している。彼自身、フリーオンライン・データべスである、Public Library of Science(PLoS)にボードメンバーとして参加している。
リチャード・スミスの提言はPLoSのホームページ
からアクセス可。
●A bitter pill to swallow? (the Guardian
6/30)
▼ノーベル賞受賞者のライナス・ポーリングが提唱し、現在まで信じられている、ビタミンC が風邪に効くという説は、どうやら怪しいということがオーストラリア国立大学のダグラスとヘルシンキ大学のヘミラの研究でわかった。その他、各種ビタミン摂取と健康の関係の不確かさについて。
●Pacemakers to treat depression (The Guardian
6/28)
▼脳にペースメーカーを入れてニューロンの働きを促す、重度鬱病の治療法が開発された。これはもともとパーキンソン病の治療に開発されたもの。治療をうけた6人中4人に改善がみられたという。
●From malaria to TB, top scientists get £245m to revolutionaise world health. (The Guardian
6/28)
▼ビル&メリンダ・ゲイツのゲイツ財団が、第三世界の医療問題を改善するための14の研究に総額4億5000万ドルを提供することを決めた。
●Are excessive ultrasound scans bad for unborn babies? (The Guardian
6/23)
▼今週何人かの医師らが、親が娯楽目的で胎児の超音波検査を頻繁に行い、胎児を危険にさらしているとの懸念を表明した。国立病院では異常発見のために、二度、超音波検査が行われるが、プライベートの病院では、医療目的でない超音波検査が、親の記念のために行われている。しかし超音波検査の危険は明らかにされていない。
●Being Gay is in the genes, say researchers (The Guardian
6/16)
▼University of East Londonの心理生物学者ラーマン(Qazi Rhaman)は、発売した”Born Gay: The Psychobiology of Sexual Orientation"の中で、ゲイは遺伝子によって決まると述べている。
●Should doctors do all they can to keep very premature babies?(The Guardian
6/9)
▼ワーノック女性男爵がSunday Timesのインタビューの中で、未熟児治療を制限する必要を示唆した。イギリスでは1995年に25週以下で生まれた超未熟児の予後に関する研究EPICureが発表されている。
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