続いていく
テーマ:diary「先約があった」といらぬ嘘をついたので、、
本当に約束を作って夕飯を食べに行った。
久しぶりの会合。
人と人が出会うことの不思議に思いを馳せる。
面白いのは、知り合いになる前にある場所でとった写真に、
二人が並んで写っていること。
面白いのは、予備校のトイレで一度だけ鏡越しに見た彼女を、とてもよく覚えていたということ。
三つ編みのお下げだった人。
こんなにも自然に続いていくものがある。
「恐れるな」
という声が聞こえる。
「先約があった」といらぬ嘘をついたので、、
本当に約束を作って夕飯を食べに行った。
久しぶりの会合。
人と人が出会うことの不思議に思いを馳せる。
面白いのは、知り合いになる前にある場所でとった写真に、
二人が並んで写っていること。
面白いのは、予備校のトイレで一度だけ鏡越しに見た彼女を、とてもよく覚えていたということ。
三つ編みのお下げだった人。
こんなにも自然に続いていくものがある。
「恐れるな」
という声が聞こえる。
しばらく前から、スーパーのお肉売り場に行くのが嫌になった。
パック詰めのお肉を見るのが嫌になった。
かわいそう、というよりも、気持ち悪い、といった方が正確な理由で。
それなのにやっぱりから揚げが好き。
ハンバーグも好き。
誰かが作ってくれるなら、全然平気。
そんな自分の身勝手さに何度も何度も出会う。
全然違う場面でも。
「仕方ないな」
そう言って笑っていられる自分を知っている。
そんな自分を見ないようにして生きている。
知っているだけじゃ、だめだと思った。
知っているだけじゃ…
保坂和志の『カンバセーション・ピース』(新潮文庫)を読了。
昔読んだ、谷川俊太郎の、「哲学者だってゲップする。僕は哲学者の息子だったから知っている。」という意味の詩をなぜだか思い出した。
語り手でもある主人公は「小説家」ということになっているけれど、彼は哲学者だ。
哲学者だって、三匹の飼い猫を、それぞれの用を足した後の始末の仕方まで「聞き分け」られるほど溺愛してしまうし、昔飼っていて夭折した「チャーちゃん」を思い出すと、今でも心がしわしわになってしまう。
哲学者だって、その妻に言わせれば、物事をこねくり回して考える「こまったおじさん」であり、
哲学者だって、横浜ベースターズからローズが引退することには「落胆するどころか怒りさえ感じる」のだ。
それでも彼が哲学者たる所以は、たぶん、野球を見ながら、メルロ・ポンティの「ソナタがソナタたる所以はソナタ演奏者がソナタに奉仕しているからだ」という一説を思い出し、「野球が野球たる所以は選手と観客が野球に奉仕しているからだ」などと思ってしまうところ。なんだか、ばかばかしくて微笑ましい。
彼を含む六人の同居人プラス三匹プラス思い出たちの日常の風景は、退屈だけど面白く、平坦だけど奥が深い。
にしても、「わからないときにすぐにわかろうとしないで、わからないという場所に我慢して踏ん張って考えつづけなければいけないんだな、これが」という主人公の名前が「内田」なのには、意味があるね。たぶん。
でも私は、内田のおじさんに「僕はいやですよ20年も踏ん張ってらんないですよ」と騒ぐ森中くんのまっすぐな若さにも惹かれます。暑苦しいのでもうちょっと痩せて欲しいけど。
久しぶりに「出会ってしまった」小説でした。
国立身体障害者リハビリテーションセンターの北村弥生先生の主催されている「シブショップ」のお手伝いに行ってきた。
これは、アメリカではじまった、障害者の兄弟姉妹のために企画されたワークショップで、主には遊びを通じて障害者の兄弟という特別な経験を分かち合う場である。
参加するのは小学生の子どもたち。その元気をうまく発散させてあげるのが、お手伝いの役目である。
それがなかなか大変で、今まで二度参加して、二度とも終わりの会では抗いがたい眠気に襲われていた。
とは言え、遊びのプロを招いて企画される「遊び」は、いつも独創的で私は子どもそっちのけでわくわくしてしまう。
今日抜群に面白かったのは「空想のボール交換ゲーム」。
ドラマセラピストの井口さん主導で行われたこのゲームは、銘々心に描いたボールをペアになった相手と交換するというもの。もちろん自分のボールについて相手は知らないので、説明しなくてはいけない。
例えば私のボールは「透明できらきらしていて光にあたるときれいなのでお外で投げて遊びます」というもの。(これを聞いた子どもは「宝石好きなんだね」とずばり当てていた。汗)
私の相手になったreikaちゃんのボールがこれまた独創的で、わくわくしてしまった。
「水色と白のしましまで、天国まで投げて遊ぶ」
のだそうな。
交換した後、互いに相手のボールで遊んでみるのだけど、何せreikaちゃんのボールは天国まで届いてしまうので、一度投げると帰ってくるのに時間がかかるだろうと、勝手に想像。
投げた後(空想上)、すっかり安心して、
「だよね」
と、reikaちゃんに確かめてみたら、びっくりの答えが。
「ううん。すぐに戻って来るんだよ。」
「あ、そうなの?」
「うん。ほら、もどってきた!」
おっと!
思わず空想のボールを手に受け止めてしまう私。
この瞬間reikaちゃんは私の師匠になりました。
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