おばちゃんのぬか床
テーマ:diary近所の八百屋さんで、かめを300円で売っていたので、思わず購入。
何漬けるの?
ときかれたので、
恥ずかしながら、ぬか漬けに挑戦しようかと…
と、答えたら、
ぬか漬けやるんだったら、おいしいからうちのぬか床を分けてあげるよ、
ですって。
150円で、かめいっぱいのぬか床を、わけてもらいました。
買ったきゅうりとなすも、その場で漬けてくれました。
洗ってなかったけど、農薬も気になるけど、死ぬわけでなし。
おばちゃんの優しさを、ありがたく頂戴することにしました。
この辺りは、一見いかにも都会、なのに、こういうお店が時々ある。
「餃子一パック下さい」を、言い間違えて、「一個下さい」といったら、「揚げてやろうか」と言って、餃子「一個」を揚げてくれたお肉屋さんとか。
すっかり腰のまがったおばあちゃんが、おそろしくゆっくりレジを打つ、ワッフルが自慢のパン屋さんとか。
傍らではパン職人の息子が、決して手出しせずに見守っていて、その様子があまりに自然で温かいので、どんなに並ぶ羽目になっても、誰もいらいらできない。
一日の終わりにこんな店に行くと、ほっとして泣きたくなる。
大好きな人に抱きしめられた時の感じに、それは似ている。
昔は普通だったのかしら?
こんな、涙が出ちゃうほどの人の優しさが。






