ボストンキャリアフォーラムが終わって・・・
テーマ:就活の成功要素シリーズさて、ボストンキャリアフォーラムが終わったと思いますが、
皆さんどんな状況にいるでしょうか?
結果が出た人もいれば、もしかしたら満足のいく結果が出なかった
人もいるかもしれません。
そんな中で、何を考え、何をするべきなのか。それに関して僕の
経験などを活かして書こうと思います。
■就職なんて、運?
僕は就職活動は多くの分は運で構成されていると思っています。
僕の場合を考えてみても、例えば僕には「苦手な面接官」
「得意な面接官」がいます。
その時は、前者であれば突破率は30%程度、
後者であれば100%だった気がします。
ある企業の面接で、「あ~左の人に当たったら多分落とされる・・。
右の人だったら・・」と思った面接でたまたま右の僕が得意な面接官に
当たったことがあります。
もし左の面接官に当たっていたら多分その企業はそこで
落とされていたでしょう。
いくら面接官が面接のトレーニングをしたとしても、人は「この人いいな」と
波長が合う人、つまり自分に似ている人を取る傾向があります。
最後はどうせ「直感」です。つまり、「その人にどれくらい似ているか」、
もしくは「その人が大切としている価値観や考え方とどれくらい似ているか」、
ということです。
これは僕が模擬面接をしていても感じます。やはり、自分の価値観に
似ている人は取りたいと思います。一方で僕が意識的に避けている
価値観・考え方(ネガティブ、他力本願)を持っている人を面接していると
マイナスな感情が湧き上がってきてしまいます。
なので、今回のボストンでは、たまたま自分と相性が悪い人がボストンに
来て、自分の面接官になった、ということも考えられます。
また、ボストン入りした面接官は疲れているはずなので、時間帯によっては
機嫌が悪かったり、眠かったり、と色々あるはずです。完璧にマシーンのように
こなすことができるわけありません。
そんな中で、何度も面接をして内定を獲得するのは、ほとんど運が必要である、
ということなんですね。
■就職は努力次第?
一方で、就活では努力も必要です。というか、かなり重要です。
例えば、SATの勉強やTOEFLの勉強をする上で、何もしないで1600点満点
(今は2400点満点?)を取るのはどんな天才でも無理です。
目指すものが高ければ高いほど、それ相応の努力が必要なんですね。
たとえば、東大生に話を聞くと、「偏差値が低かったので、高校3年間、
睡眠・食べる・風呂以外の時間は365日x3年間ずっと勉強していた」という話を
よく聞きます。
これを就活に例えれば、外資系投資銀行・総合商社・戦略コンサル・大手メーカー、
などの参加企業に内定するためには、就職市場における自分の人材価値を大学の
3-4年間どれだけ高めることができた、が問われるのです。
僕の友人でマッキンゼー・JPモルガン・モルスタに面接の練習などゼロで内定を
(日本での採用で)獲得していった人は、昔から先の先を意識して努力する人でした。
大学時代は、社会人の人たちと色々なプロジェクトをやっていたので、あまり会うことも
できませんでしたし、日本では多くの学生さんが遊んでしまうなか、「忙しいから」と常に
自己投資を続けていたわけです。
つまり、
・常に自分を焦らせ、先の先を読み準備をし、
・目の前の誘惑に負けない
ということを何年間もしてきていたのです。ちなみにこの2つの力があれば、
社会に出ても成功することができるはずだと思います。
逆に足りない人は、どこかで「こうなりたい」と思った時にそれが成し遂げられない
時が必ず来るのではないでしょうか。就活もその一つかもしれません。
こういった人たちに勝てる程の努力・意識で毎日を過ごすことができたのか?
ということが就職活動では問われているのだと思います。
高いレベルで出来てきた人は企業が欲しがります。できなかった人は、
残念ですが内定が出ないのだと思います。
もちろんやってきたことは凄いのだけれども、プレゼン力や論理性が少し
足りない、というケースもあり得ます。そう言った人たちは特に僕の
コンサルティングサービス が適していると感じています。
企業の名前は出せませんが、受講生の80%は難関企業への最終面接に
進んでいます。
また、今から困難なことや、チャレンジングなことに何度も何度も取り組んだり、
チームで活動をすることで協調性を高めたり、論理性を高める努力をしたり、と
色々なことをすれば必ず求められる人材になれるはずです。
ただ、難しいのは、この伸びる期間がどれくらいあるのか、という点だと思います。
僕の経験からいうと、1-2ヶ月では限界があります。もちろん伸びますが、+20ポイント
という程度で、もしその人のベースが30ポイントで、難関企業レベルが100ポイントの
場合、やはり届きません。
最低半年~1年は自分が「これはできないだろう・・」と不安になってしまうような経験、
「これを続けるのは正直厳しい・・・」「何で、こんな苦しいのだろう・・」という経験に果敢に
120%で挑む必要があります。
「Rich Dad Poor Dad」シリーズは皆さんご存じだと思いますが、僕にはその中で
「確かに」と思う教えがあります。
それは、「人は、何かを望むが、それを達成するために必要なpriceを払おうとしない。
ただ、払うことができれば、それは達成できる」ということです。
「東大に行きたい」と思ったら、数年間遊びを我慢して、必死に勉強をしなければいけません。
これがプライスです。
同じく、就活でも「~に行きたい」と思ったら、払うべきプライスがあります。
もしかしたら、期間内にそのプライスを払うことはできないかもしれません。
もしかしたら、できるかもしれません。
つまり、期限内で今まで生きてきた中でも、一番努力をすること。
それでも駄目だったら、期間が足りなかった、もしくは運がなかったと
思ってしまえばいいのだと思います。
僕はちなみに、「ベストを尽くす。それでも駄目だったら、
それは運命ではない」と思って日々邁進しています。
■失敗すればするほど、成功する?
満足のいく結果が出なかった人は、落胆しないでください。
学校では失敗をしないように教えられますが、失敗はすればするほど
成功につながるのですから。
というのも、失敗をするからこそ、学びがあるんですね。もちろん事前に
食い止めることができればそれにこしたことはないですが、今回の失敗を
活かして次につなげればいいのです。
また、失敗をすることで、「こうなりたい」というエネルギーの源が
できるはずです。これは、将来成功する上での財産になるんです。
例えば、僕は中学の頃日本語学校の勉強を全くしていなかったため、
学校では「馬鹿」のレッテルを張られていましたし、自分自身「馬鹿だな」と
思っていました。
ただ、あるテストを機に自分に嫌気がさし、「誰よりも頭がよくなったやる。
見返してやる」と思ったんですね。これは死ぬ気で思っていました。
その後、誰よりも勉強をし、脳の使い方を研究し尽くしました。その結果、
ハーバードやスタンフォードの大学院に行けるレベルになりましたし、
東大生でもBしか取れない大学で常にAを取っていました。
最近では、マッキンゼーの方と企業のコンサルティングをさせて頂いたこともありますし、
学生さんにはよく東大生と間違われます。
自分自身、まだまだ未熟だと思っているので自慢ではありません(未だに自分
は馬鹿だと思っています)。ただ、中学の時に馬鹿にされていて本当によかったと
今では思います。
このように、強烈に悔しい経験は人生の糧に必ずなります。投資や企業では
「先に投資をし、あとで利益を回収する」というモデルがありますが、それと全く同じです。
逆に、今第1志望に受かってしまった人たちは今利益を得てしまったため、
現状に満足してしまったら(次の目標がなくなったら)10年後には転職力が
全くないサラリーマンになってしまっていることも十分あり得ます。
その利益を回収するのは、数ヶ月単位ではなく、数年・数十年単位だと思って
頑張ってください。その悔しい思いを大切にしてください。
ビジネスでの勝負は最初の企業で決まりません。
20-40年間という、長い期間という、いわばマラソンでの勝負なんですから。
頑張りましょう。
大久保







