昨日の朝活⭐︎、参加者の方からの質問で興味深く面白かったのでシェアさせてください
【東京の私学に、子供を通わせる良さがわかりません。なぜ、通わせたいと思うのですか?】
という質問でした。
いま、blogを読んでくださる読者の方で、幼稚園、小学校、中学校、高校の私学をお子様の進学先へと検討されている方は、なぜ私学に通わせたいと思っていらっしゃいますか?
私学に通わせたいのか。
この学校!という学校に通わせたいのか。
質問された参加者のかおるさんは、関西出身で県立のトップ校から地方国立大を出て、国家資格を保持し、都内の一流企業に就職した経歴です
自らの力で、パワフルに歩んできていて、都内の私学の良さについては、まだ未知ですと話されていました。
そのとき、隣に座っていた、美咲さん。
美咲さんも、地方のご出身で、現在第一子のお嬢さんの幼稚園または小学校受験を考えて、情報収集をしている段階であることに気がついたそうです。
それは、、、、
「地方の、【地元の温かい繋がり】、幼馴染で高校まで一緒に過ごしたご近所さんや家族の付き合いという、雰囲気を、そのまま持っていったのが都内の私学だって思った!」と仰っていました。
その言葉を聞いたときに、私はすごく面白いなぁ、そうかもしれないなぁと思いました
私は、東京出身で幼稚園から高校まで附属であるキリスト教の女子校の幼稚園を受験しました。母の心友は今でもその時のママ友です
子供たち同士よりも、母親同士のほうがとても仲良しだったりします。とくに、第二子以降は、産まれる前から、妊婦時代からの知り合いなわけで、あのお腹の中にいたときのベビーが○○会社で活躍しているのよ~!とか、アイドルになったの~?!とか盛り上がっています
育児で辛かったときから、反抗期で辛かったときも、助けあって、時には泊まらせてもらったりフォローしあってきた仲間です。
海外や国内に転勤しても、絆がありました。
そして東京で、何年も何年も走り続ける家族はたくさんいます。トップランナーとして、日本を支えていく家庭もあると思います。
絆は宝。
ある先生にそう教えてもらった真意。
大人になってから何度もその意味を知りました。
狭い世界かもしれないけれど、、、、。
同じ世代の仲間は同志であり、ライバルではないんです。お受験なんていう言葉だけが一人歩きしていて、マスコミやよからぬ噂がたちこめています。私学の良さは、実は学歴ではなく絆だと思います。
もちろん、良い人ばかりではないけれど、どの環境においても、そのような方はいると思います。
母はよく、私達に、【お腹にいたときから、○○ちゃんのお姉ちゃんが歌ってくれていたのよ、共に遊んで、学ぶのよ~】なんて言っていました。
兄の同級生のお母様が、乳がんで亡くなられたとき、まだ下の子は3歳でした。病院にお母様が通院するときに、我が家に寄ってその子と遊んだことを忘れません。母は、送迎やお食事作りも、学校のママたちと計画し助けあっていました。いつも夏になると、一緒に旅行に行っていました。その子が、附属の大学を卒業したときには、母は涙を流し、お墓に会いにいっていました。
人は、母体から産まれて亡くなるその瞬間まで1人です。だからこそ、走り続けていくには、家族だけでなくて仲間の存在は支えになるのではないでしょうか。
いつかは、両親は先に亡くなる。
子供は、両親のいない世界でも、力強く生きていかないといけません。そんなときに、支え合う仲間は、何も変えがたい存在になることを、私自身感じています。
日本の中でも、都内は私学があり、附属があるのはなぜでしょうか?
子供も、親も、大学までなら16年も同じ環境。
幼稚園、またその前からずっとずっと長い関係が続くことも多々あります。
小さいときから、一緒に成長し、喧嘩もし、学び、遊んでいくからこそ、深い絆ができます。学校を卒業したあとにも続きます
人のことを悪くいうなんてことは、できません。自分だって完璧じゃないからです。
社会で揉まれて、世界に飛び出しても、【帰る場所がある】存在。心の支えが、私学にあり、そしてそれが校風にも繋がります。
伝統って、こうやって語り受け継いでいくんだと思います。何年も、何年も人と人の絆あってこそ、、、、