運動エネルギー | パーソナルトレーナー 布瀬川 謙介のブログ『トップアスリートへの道』

パーソナルトレーナー 布瀬川 謙介のブログ『トップアスリートへの道』

スポーツパフォーマンスを格段に伸ばすためにホントに必要なことを中心にスポーツネタなどを書いていきます。お楽しみに!

物が動くとエネルギーが発生します。
体が止まった状態からエネルギーを発生させるためには筋力を使わなければなりません。

重心移動で動き出してエネルギーを発生させたら、そのエネルギーを利用、変換して次の動作を行います(無駄な筋力を使わなくても動作を行えるようになります)。

エネルギーの変換による連続動作が行えると競技パフォーマンスを格段にUPさせることができますぽいんと

そのメリットは
 
 ① 疲れにくい
 
 ② リードタイムを置かずに次の動作へ移行できる

 ③ 並進エネルギーを利用して次の動作を行う場合は次の動作をパワフルに行える

 ④ ブレーキをかけずに、かつバランスを崩さずに進行方向を変えられる(エネルギーに筋力を加えると  バランスが崩れる)

 ⑤ 関節に負担がかからずケガをしにくい

人が自身で発生させられる最大のエネルギーが並進エネルギーですので、それを利用できるとパフォーマンスがUPします!

例えば走る動作を考えた場合、地面を蹴って進もうとすると筋力を使うため、接地時間が長くなってピッチが遅くなりますアウト

代わりに
 ① リード腕(前に振る腕)を前方にスイングさせるエネルギー

 ② リード足を前方にスイングさせるエネルギー

 ③ カウンタースパイラル(肩甲骨と骨盤の反作用)のエネルギー

 ④ エネルギーの流用 → どうやって流用させる?
              足裏のローリングを使います(スタート、前半は使わない)

を使います(利用するのは並進エネルギーだけではありません)。



連動していると

下図の左のように対角の肩関節と股関節の角度が一致します。

そして、下図の右のように肘が伸びれば膝も伸びます。
            ↓   
             踵から入りローリングが使えるためブレーキがかからない


                                                                            絵が下手くそσ(^_^;)

競技パフォーマンスを向上させるうえでエネルギーの利用はとても重要になりますので、第一優先にして考えなければならないと思います。