物が動くとエネルギーが発生します。
体が止まった状態からエネルギーを発生させるためには筋力を使わなければなりません。
重心移動で動き出してエネルギーを発生させたら、そのエネルギーを利用、変換して次の動作を行います(無駄な筋力を使わなくても動作を行えるようになります)。
エネルギーの変換による連続動作が行えると競技パフォーマンスを格段にUPさせることができます
そのメリットは
① 疲れにくい
② リードタイムを置かずに次の動作へ移行できる
③ 並進エネルギーを利用して次の動作を行う場合は次の動作をパワフルに行える
⑤ 関節に負担がかからずケガをしにくい
人が自身で発生させられる最大のエネルギーが並進エネルギーですので、それを利用できるとパフォーマンスがUPします
例えば走る動作を考えた場合、地面を蹴って進もうとすると筋力を使うため、接地時間が長くなってピッチが遅くなります
代わりに
① リード腕(前に振る腕)を前方にスイングさせるエネルギー ② リード足を前方にスイングさせるエネルギー
③ カウンタースパイラル(肩甲骨と骨盤の反作用)のエネルギー
④ エネルギーの流用 → どうやって流用させる?
足裏のローリングを使います(スタート、前半は使わない)
を使います(利用するのは並進エネルギーだけではありません)。
連動していると
下図の左のように対角の肩関節と股関節の角度が一致します。
そして、下図の右のように肘が伸びれば膝も伸びます。