みなさんに良いお知らせができることを嬉しく思います。



 昨日と今日、ある会社の社長Dさんに会った。Dさんは宮崎に拠点を置く蘭栽培・輸入会社の社長さんである。Dさんの部下が私の家内の知り合いで、ちょうど今週タイに出張できていたのだ。
 昨日は、D社長がほぼ半分出資しているチェンマイの蘭栽培農場で会って話をした。嫁さんとその妹とその彼氏も一緒だ。嫁さんが妊娠8ヶ月で5月に出産予定であること、タイに来たばかりで仕事が無いこと、日本語教師の話も来ている事、今までの私の仕事のこと・・・風邪でのどが痛かったのだが、懸命に話をした。
 今日、チェンマイ市内のホテルで再びDさんに会い、最終的に自分の行き先を決めた。Dさんの会社に入って、まずはタイでしばらく試用期間というか研修期間というか、それを経過した上で正社員として採用、拠点は宮崎に移すのが前提ということ。

つまり・・・

私、日本に戻ります。



 あまりにもまさかの展開で自分でも自分の決定に驚いているのだが、ずっと宮崎にいるという訳ではなく、蘭栽培の現場であるタイと、種を輸入している台湾と、ポットを発注している中国を行き来するという。まあ主に日本とタイを行ったり来たりするということになるが。

 給料も、はじめはタイでワーキングパーミットが取れるぎりぎりの線だということだが、宮崎に拠点を移した後は日本での新入社員並みになるという。しかも、D社長所有のマンションで生活していいという。車も会社のを使っていいという。


こんないい話、あっていいんでしょうか?


 D社長は、とにかく自分の右腕になる人が欲しいという。そして偶然にも私の出身地である高知県が、D社長の祖父方の郷里だという。高知県人は、とにかく地元を離れない人間と外に出たくてしょうがない人間と両極端だと思う。私はどちらかというと後者のほうで、海外で仕事をしたいと子供の頃から思っていた。そんな高知県気質をD社長は買ってくれたのかもしれない。

ここまで書いて、自分でも嘘のような気がして頬をつねってみた。


・・・激痛ですわ(嬉涙)



 だまされているんじゃないかと思われるかもしれませんが、D社長は実在の人物。蘭栽培場まで見学したし、日本の業者も見に来ていたし。これは本当の話。もしこれが釣りだったとすると、手が込みすぎですわ。

 これは自分の力ではなく、きっと嫁さんとその家族の力だと思う。嫁さんはもう両親が亡くなっているのだが、そのご加護もあったのかもしれない。昨年お祖母さんが亡くなった時も夢に出てきたし。
ロトより何倍もいいもの引き当ててくれたね!(1月の記事参照)
私のほうであるとすれば、亡き父親かもしれない。13歳のころ亡くなり、記憶も薄れてきてしまったのだが、書いていて思い出した。きっとどこかで見てくれているのだろう。

 とにかく、人生やり直すつもりで来た私にとってはまさに渡りに船だ。この船が沈まないように、自分も襟を正し、自分を磨き続け、社長の右腕になるべく精進するつもりだ。

 読者のみなさんにはご心配いただき誠にありがとうございます。
後々このブログのタイトルも変えないといけなくなると思いますが、これからもよちよち歩きの私をどうぞ見守ってやってください。
よろしくお願いします。m(__)m


p.s.というわけで私の代わりの日本語教師を募集中です(本当)
  興味がある方はご連絡を!
  ワーキングパーミットは出るそうです(合法)